ガスや電気の自由化が進んでかなりたつ。
先日 わが家にもガス会社の人が来た。
「今 ガスの自由化で、いろんな会社を比較してお得な契約ができるんですよ」と
言う。パンフレットを出し、あれこれ説明があった。
で、計算式に当てはめて、そのガス会社と契約するといくら得になるか
計算するという。
「今ガス代は、月にいくらですか?」と言われ、
「O千円です」と答えたら、「?」と言う顔をされた。
「あのー、ご家族とお住まいですよね?」と聞かれたので、
「はい。」と答えた。
その計算式に当てはまると、我が家は契約を変えた場合、
年に7000円くらい安くなるという。
年に7000円。月にして580円くらいである。
これを 大きいとみるかそうでないかは
それぞれのお宅で違うだろう。
7000円は 大きいが、契約に関する手続きや、
工事に立ち会うための時間、ガス代はともかく、
これまで 得られていたサービスが無くなる事を考えると、
わが家にとっては トータルでマイナスである。
なので
1 手続きや工事に出向く人手がない事
2 契約者は私ではなく夫なので、私には今の会社の契約を解除して
お宅と契約する権限がない事
を 伝えた。
向こうも 粘って
「よそのお宅も 契約なさってますし、奥様でも手続きできますよ」としつこい。
どうやって断ろうかなあ、と思った時に 良い事を思いついた。
「今の会社だと、カレンダーやタオルもらえますしねえ。
ガス祭りに行くと 良い景品くれるし。仮にお宅と契約してガス代が安くなっても、
夫の小遣いが増えるだけで、私は損するだけなので。」
「・・・・」
このパターンの断り方はなかったようで、
セールスの人も帰っていった。
数日後、知人から「ガスの契約変えた?」と電話があった。
「うちは変えなかったよ」と言ったら
「えー?ガス代得になるのに」と言われたが、考えはそれそれだから良いのである。
自炊が多いのにわが家のガス代が安いのは、
理由がいくつかある。
1 濡れた鍋ややかんは 底を拭いてから火にかける。
2 お湯を沸かす時や 調理の時は、必要な分だけにする。
(沸かした後に使わないお湯が残らないようにする。)
3 点火するとガスの火は最大になる。そこからつまみを戻して使う。
ガス台によっても違うと思うが、最大の火力から、つまみを弱火の方に戻しても、
火力はあまり変わらない。我が家の場合、3分の1くらい戻しても、
炎の大きさは同じくらいである。しかし戻した分だけ、ガスの消費量は少なくなる。
1,2,3を 私と 息子達は実践しているので、よそのお宅と比べると
ガスの使用回数は多くても ガス消費量は少なくて済んでいる。
私と兄ちゃんは 手量りができるので、やかんや鍋に水を入れる時には
「ああ、このくらいで大丈夫」と 必要量で水を止めている。
余分に沸かさないので、水もガスも無駄にならない。
ガス会社を変えたお宅では、かなりの節約になったらしい。
うちはうち、よそはよそ、である。
帰宅した夫に いきさつを話したが、
「手続きとか 工事とか面倒なんだろ。会社休んでまで立ち会えないし。
昔から 世話になってるから、今の会社でいいぞ。月に600円浮かすために
面倒な事したくない。」と言う返事だった。
節約といっても、その家庭家庭で お金をかけたい優先順位は当然違う。
生活に支障のない範囲で、無駄な支出を削っていくのが節約だと思う。
世間の「節約術」で 参考になるものは取り入れればいいと思うが、
実践して 暮らしが味気ないものになるのなら、しなくてもいいのではと思う。
先日 わが家にもガス会社の人が来た。
「今 ガスの自由化で、いろんな会社を比較してお得な契約ができるんですよ」と
言う。パンフレットを出し、あれこれ説明があった。
で、計算式に当てはめて、そのガス会社と契約するといくら得になるか
計算するという。
「今ガス代は、月にいくらですか?」と言われ、
「O千円です」と答えたら、「?」と言う顔をされた。
「あのー、ご家族とお住まいですよね?」と聞かれたので、
「はい。」と答えた。
その計算式に当てはまると、我が家は契約を変えた場合、
年に7000円くらい安くなるという。
年に7000円。月にして580円くらいである。
これを 大きいとみるかそうでないかは
それぞれのお宅で違うだろう。
7000円は 大きいが、契約に関する手続きや、
工事に立ち会うための時間、ガス代はともかく、
これまで 得られていたサービスが無くなる事を考えると、
わが家にとっては トータルでマイナスである。
なので
1 手続きや工事に出向く人手がない事
2 契約者は私ではなく夫なので、私には今の会社の契約を解除して
お宅と契約する権限がない事
を 伝えた。
向こうも 粘って
「よそのお宅も 契約なさってますし、奥様でも手続きできますよ」としつこい。
どうやって断ろうかなあ、と思った時に 良い事を思いついた。
「今の会社だと、カレンダーやタオルもらえますしねえ。
ガス祭りに行くと 良い景品くれるし。仮にお宅と契約してガス代が安くなっても、
夫の小遣いが増えるだけで、私は損するだけなので。」
「・・・・」
このパターンの断り方はなかったようで、
セールスの人も帰っていった。
数日後、知人から「ガスの契約変えた?」と電話があった。
「うちは変えなかったよ」と言ったら
「えー?ガス代得になるのに」と言われたが、考えはそれそれだから良いのである。
自炊が多いのにわが家のガス代が安いのは、
理由がいくつかある。
1 濡れた鍋ややかんは 底を拭いてから火にかける。
2 お湯を沸かす時や 調理の時は、必要な分だけにする。
(沸かした後に使わないお湯が残らないようにする。)
3 点火するとガスの火は最大になる。そこからつまみを戻して使う。
ガス台によっても違うと思うが、最大の火力から、つまみを弱火の方に戻しても、
火力はあまり変わらない。我が家の場合、3分の1くらい戻しても、
炎の大きさは同じくらいである。しかし戻した分だけ、ガスの消費量は少なくなる。
1,2,3を 私と 息子達は実践しているので、よそのお宅と比べると
ガスの使用回数は多くても ガス消費量は少なくて済んでいる。
私と兄ちゃんは 手量りができるので、やかんや鍋に水を入れる時には
「ああ、このくらいで大丈夫」と 必要量で水を止めている。
余分に沸かさないので、水もガスも無駄にならない。
ガス会社を変えたお宅では、かなりの節約になったらしい。
うちはうち、よそはよそ、である。
帰宅した夫に いきさつを話したが、
「手続きとか 工事とか面倒なんだろ。会社休んでまで立ち会えないし。
昔から 世話になってるから、今の会社でいいぞ。月に600円浮かすために
面倒な事したくない。」と言う返事だった。
節約といっても、その家庭家庭で お金をかけたい優先順位は当然違う。
生活に支障のない範囲で、無駄な支出を削っていくのが節約だと思う。
世間の「節約術」で 参考になるものは取り入れればいいと思うが、
実践して 暮らしが味気ないものになるのなら、しなくてもいいのではと思う。
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