多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

わが家の節約術

2019-01-26 12:31:53 | 節約
ガスや電気の自由化が進んでかなりたつ。


先日 わが家にもガス会社の人が来た。


「今 ガスの自由化で、いろんな会社を比較してお得な契約ができるんですよ」と


言う。パンフレットを出し、あれこれ説明があった。


で、計算式に当てはめて、そのガス会社と契約するといくら得になるか


計算するという。


「今ガス代は、月にいくらですか?」と言われ、


「O千円です」と答えたら、「?」と言う顔をされた。


「あのー、ご家族とお住まいですよね?」と聞かれたので、


「はい。」と答えた。


その計算式に当てはまると、我が家は契約を変えた場合、


年に7000円くらい安くなるという。


年に7000円。月にして580円くらいである。


これを 大きいとみるかそうでないかは


それぞれのお宅で違うだろう。


7000円は 大きいが、契約に関する手続きや、


工事に立ち会うための時間、ガス代はともかく、


これまで 得られていたサービスが無くなる事を考えると、


わが家にとっては トータルでマイナスである。


なので


1 手続きや工事に出向く人手がない事


2 契約者は私ではなく夫なので、私には今の会社の契約を解除して


  お宅と契約する権限がない事


を 伝えた。


向こうも 粘って


「よそのお宅も 契約なさってますし、奥様でも手続きできますよ」としつこい。


どうやって断ろうかなあ、と思った時に 良い事を思いついた。


「今の会社だと、カレンダーやタオルもらえますしねえ。


ガス祭りに行くと 良い景品くれるし。仮にお宅と契約してガス代が安くなっても、


夫の小遣いが増えるだけで、私は損するだけなので。」


「・・・・」


このパターンの断り方はなかったようで、


セールスの人も帰っていった。


数日後、知人から「ガスの契約変えた?」と電話があった。


「うちは変えなかったよ」と言ったら


「えー?ガス代得になるのに」と言われたが、考えはそれそれだから良いのである。


自炊が多いのにわが家のガス代が安いのは、


理由がいくつかある。


1 濡れた鍋ややかんは 底を拭いてから火にかける。


2 お湯を沸かす時や 調理の時は、必要な分だけにする。

  (沸かした後に使わないお湯が残らないようにする。)


3 点火するとガスの火は最大になる。そこからつまみを戻して使う。



ガス台によっても違うと思うが、最大の火力から、つまみを弱火の方に戻しても、


火力はあまり変わらない。我が家の場合、3分の1くらい戻しても、


炎の大きさは同じくらいである。しかし戻した分だけ、ガスの消費量は少なくなる。


1,2,3を 私と 息子達は実践しているので、よそのお宅と比べると


ガスの使用回数は多くても ガス消費量は少なくて済んでいる。


私と兄ちゃんは 手量りができるので、やかんや鍋に水を入れる時には


「ああ、このくらいで大丈夫」と 必要量で水を止めている。


余分に沸かさないので、水もガスも無駄にならない。


ガス会社を変えたお宅では、かなりの節約になったらしい。


うちはうち、よそはよそ、である。


帰宅した夫に いきさつを話したが、


「手続きとか 工事とか面倒なんだろ。会社休んでまで立ち会えないし。


昔から 世話になってるから、今の会社でいいぞ。月に600円浮かすために


面倒な事したくない。」と言う返事だった。


節約といっても、その家庭家庭で お金をかけたい優先順位は当然違う。


生活に支障のない範囲で、無駄な支出を削っていくのが節約だと思う。


世間の「節約術」で 参考になるものは取り入れればいいと思うが、


実践して 暮らしが味気ないものになるのなら、しなくてもいいのではと思う。





 


自閉っ子のための道徳入門
クリエーター情報なし
花風社
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