論理とカン

公務員試験の図形問題は、見た目で「なんとなく」で判断して解ける場合も多い。
何となく「角の二等分線」のようにみえるから。　何となく「同じ長さ」になっているように見えるから。

　もちろん、これは良い解き方ではない。しかし、時間を争う教養試験では、それもまた、有効な方法の一つだ。論理的な根拠を考察しているとあっという間に時間を消耗してしまう。それくらいなら、多少のあてずっぽうでも素早く切り抜け、他の問題に時間を費やした方がいいからだ。

　こういう要領のよさ、は極めて重要。
その一方で、普段の勉強においては、きちんと根拠を持って解くことも大切だ。両方あって、実戦的といえる。