わかる人にはわかる

わかる人にわかってもらえればそれでいい、というのも、まあわかる。万人にわかってもらうというのにもムリがある。それではテレビのバラエティ番組みたくなってしまう。バラエティ番組があってもいいが、世の中みんながああでは困る。

ちゃんとした識別能力、知識がある人にわかってもらえればいい。たがその場合でも、1人でも多くの「ちゃんした人」にわかって貰おうとする努力が必要となる。努力とは、独善になりやすい性質を持っている。こんなに頑張っているじゃないか、と自分で自分を励まさないと続かないから。だからその中にこもってしまうとあっと言うまに独善になって、気がつけばあさっての方向にペダルを漕いでいる。それじゃあダメだ。1人でも多くの「わかる人」にわかってもらう、を目指さねば。