過剰なポジティブ

ポジティブなのはいいが、過剰にポジティブなのはどうも苦手だ。
そう思う人が多い。

ダメな部分、ネガティブな部分、引っ込み思案で後ろむき、誰にだってあるこういう要素を、なかったことにするような、見えないふりをしているだけのポジティブ、が多いからではないか。
弱さやものぐさな面と向かい合うことをやめて、それで前向きになれる、とする方が安易だ。
弱さやものぐさな面もあることを認めたうえで、それらとどう付き合い、対処した上で前向きの気持ちを奮い起こすのか、真剣にとりくめば結構大変だ。
それをしないでただ言葉やうわべの行動だけで自分の本質を変えることはできない。

このようなことをうすうす気づいているから、過剰なポジティブは苦手な人が多いのだろう。
そして、できれば、はっきりと認識したうえで、本当に前向きになれるように、取り組むべきなのだ。うわべだけでなく。