記憶力

忘れないための特別な方法が、特に何かあるわけでもなく、ひたすら記憶を再生する回数を増やすしかないのではないか、と思う。なんども何度も思い出す。そして記憶が強固になっていく。興味関心のある事は自然にそれを行っている。苦手なこと嫌な事は思い出すのも避けているから、やがて思い出さなくなる。

記憶力の良し悪しというのはあるかもしれない。それすらも、対象に対する心的態度の違いのような気もするが、まあ、脳の性能の差かもしれないし、どっちでもいい。要は、大事なことは何度でも反芻し頭というより体に馴染ませる事だ。チラッと紙切れに書いてあるのを眺め、それで頭に入らないというのは、はなから覚える気がないのでしょ、と言われても仕方がない。