なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

2020-11-01 16:06:53 | 日記
傷跡は残っている。見えなくなっても残っている。時々疼く。程度が強いと苦しい。だが、本人にも気づかない程度、ということもある。この場合、傷跡があることで警戒心をもったり、思慮が深くなったりするので、必ずしもマイナスとは限らない。むしろ、全く傷跡のない人間、というのは想像上の存在でしかない。つまり、傷跡もまた身体と人格の一部、ということになる。苦しまない程度なら、癒そうとしなくても隠そうとしなくてもいい。苦しいのなら向かい合い、対処を考えねばならない。傷は誰にでもある。だれもが程度に差はあるが、引きずっている。