The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Sherlock Review (7) : S3ギャラリー ”その8”

2015-01-09 | BBC SHERLOCK
ーSherlock Review (7): S3ギャラリー "その8" ー


“His Last Vow” : その4

Benedictのスケジュール続々予定されているので 今回でギャラリーも終わらせ
ないと・・・
と言う事でHLVの最後までのギャラリーです。






このシーンでシャーロックの思いつめた、心を決めた表情を見ると胸が痛くなります。








シャーロックの心情、マイクロフトが見たシャーロックの姿が子供のシャーロックで
表現されている様な気がします。




シャーロックとジョンの表情は胸が痛みました。


これはもう泣きましたよ。 後で記憶に残るセリフの部分でも再度触れます。




CAMが考えるプレッシャーポイントの力関係を示した画像です。
一番力を持っているマイクロフトを手に入れるためにはメアリーを手中に入れれば良いと言う
論理です。


最後に、生還してロンドンに戻った時のシャーロックの心情を表現した画像です。

これでやっとHLVのギャラリー終わりにしますが、やっぱり多かったですねぇ。


そして、HLVでの記憶に残るセリフ集。 これもやっぱり多いんです(汗)
これも絞りに絞った結果です)。

1). You got that from a book?
   Everyone got that from a book.

ジャニーンと付き合っていると知ったジョンが訊ねた事に対してのシャーロックの
答えです。 笑えましたね。

2). Hello Redbeard. They are putting me down too,now.
   It's no fun ,is it, Redbeard

これも放映直後に色々論争があったセリフで、シャーロックが可愛がっていたRedbeard
が何らかの理由で殺処分されたのではないか、 そしてそれがシャ-ロックの心に傷と
なって残り、マインドパレスにもしまわれているし、CAMの読み取るプレッシャーポイント
にも入っているのではないか・・・と感じさせられるのです。

3).I take the case.
  Why dod'nt you come to me in the first place

Reisters Garden でメアリーに云った言葉。 今後は探偵として対処すると決めたのですね。

4).Because you chose her.
ジョンの”Why is she like that?”に対してのシャーロックの言葉。 

5).Here be dragons.
元々の意味は「此処は危険地帯だ」と言う事なのですが、この場合はロンドンにも
悪が色々あるのだといった感じなのでしょうけど、実際のところ もっと深い何かを
指しているのではないかとも思われて 未だに心に引っかかっているセリフです。

6).Your loss would break my heart.
これはマイクロフトがシャーロックに対して始めて正直に心の内を語った言葉だと
思いますね。表面上は対立している兄弟でも、シャーロックはマインドパレスにも
しまって居る程心の中では聡明な兄を尊敬し、大切にしているしと同時に、兄も心
の中では弟の事を思いやっているのだと感じさせるセリフでした。

7).Here is the East wind is coming.
元々は旧約聖書に書かれていた言葉だそうですが、正典でもSHが
”There's an east wind coming, Watson”
“I think not,Holmes. It is very warm”
“Good old Watson! You are the one fixed point in a changing age. There's an
east wind coming all the same, such a wind as never blew on England yet.
It will be cold and bitter, Watson, and a good many of us may wither before
its blast. But it's God's own wind none he less, and a cleaner, better,
stronger land will lie in the sunshine when the storm has cleard”
これは近づきつつある第一次世界大戦の事に触れていると言われています。

The east wind is coming, Sherlock.
It's coming to get you.
メアリーに狙撃された後 マインドパレス内でのマイクロフトの口を借りて表された
セリフでした。

The east wind, terryfying force that lays waste to all in its path.
Seeks out the unworthy and plucks them from the Earth.
空港での別れのシーンでのシャーロックのセリフですが、シャーロックが子供の頃
にマイクロフトが読んでくれた文章との事で That was generally me.  つまりこの
場合のEast windはシャーロックの事だと言うのですね。
そのあと飛行機がとんぼ返りをしてシャーロックが戻って来た時も、ジョンが
There's an east wind coming. と言っています。

8).Give my love to Mary
  Tell her she is safe now

CAMを射殺した後のシャーロックのセリフですが、殺人を犯すという犠牲を払っても
尚の何とも切ない言葉でした。

9).John, there's something・・・I should say, I've meant to say always and I never
   have. Since it's unlikely we'll ever meet again, I might as well say it now..

もう二度と生きては会えないと思っていた最後にシャーロックは何を言いたかった
のか 未だに気になっています。
実際は、Sherlock is actually a girl’s name. とはぐらかしてしまったのですが・・・

10).To the very best time, John.
これはもう泣けましたよ。 シャーロックは初めて手袋を外して握手したのを見て、
又泣けました。

こんなに泣かされて、4分後には戻って来るんですもん、もう何だったんでしょう。

で、問題の Did you miss me? それともう一点、 The other one
これがS4でどう決着が付けられるのでしょうか。



結局HLVは長々3回にもなってしまいましたが、それだけ思いが色々あった
と言う事なのです。

いよいよS4-0の撮影が始まりました。
4-0はSpecial版なので 漏れ出ている画像を見ても別内容になるのかも知れませ
んが、本年末撮影が始まるS4ではS3で残された問題点がどの様に解明され、私
達を納得させてくれるのか不安でもあり 期待もしています。



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ところで、Special 撮影初日のMG御大のツイッター

これはどういう意味でしょう???



Sherlock S4 : Christmas special (1)

2015-01-07 | SHERLOCK Spc. Setlock
Sherlock S4 : Christmas Special (1)


遂にBristolでの撮影始まりました!
Official画像は未だですが、予想通り、期待通りファン撮影画像が少し出てきました。
今日は朝から久し振りにテンション高く画像チェックに励み、未だ一部ではあります
が残して置くことにしました。




何より、シャーロックのヘアースタイルが・・・・ Khanだ!
髪の長さばかり心配していたのですが、こう来たかって感じです。


↑ で、やはりカツラの予定あるんでしょうかぁ(涙)






それにしても、これら画像を見る限り イメージフォトにあった様にビクトリア朝風
の扮装の様ですねえ。
そして蝶ネクタイ。









ジョンも又髭です。
シャーロックもジョンもグラナダ版の雰囲気そっくりなので、並べてありました。

 

 
↑ ジョンはちょっとピンボケですが・・・


正典オマージュで全体がビクトリア朝風になるのか、一部なのか今の所全く分かり
ませんが色々想像、妄想膨らみます。







取り急ぎ、興奮の第一報でした。

(こうなったらギャラリーの続きをやっている場合じゃありませんです。)



多分 to be continued ・・・




Sherlock Review (7) : S3ギャラリー ”その7”

2015-01-06 | BBC SHERLOCK
ーSherlock Review (7): S3ギャラリー "その7" ー

“His Last Vow” : その3

続きを始める前に、今日珍しい画像が出ていましたので 取りあえず載せて
置きました。





(source : cumberbrun)
これは ”W Magazine”の表紙とポートレイトですが、キーラさんと2人とも珍しい
ヘアースタイルで何とも不思議な雰囲気です。


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HLVの続きです。
今回は本編からの画像が主になりますが、Review&Memorialと言う意味で残して
置く事にしました。


以降本題に戻ります。
もうこの辺からギャラリー作るだけでも 色々思い出して切なく、胸が痛くなる
場面が続くのです。













マインドパレスの一番奥にはやはりモリアーティーが居たんですね。




一度は心臓が止まったのに マインドパレス内でのモリアーティーの口を借りた言葉
”John Watson is definitely in danger” で必死に生還しようとする姿は涙でした。


以前この場面でジョンのテーマが使われていたと教えて頂いたのですが、気付き
ませんでした。

 






”目の下にくま”のシャーロックが妙にsexyで・・・(異常?)



 
このメガネもお似合いでしたね。


”Here be dragons !” 








今回で終わるつもりだったのですが、あー終わらない!!
次回で終わらせます。


・・・・to be continued


Benedict Misc. (20) : 今年初のお仕事

2015-01-05 | Benedict Cumberbatch関連
Benedict Misc. (20) ; 今年初のお仕事 ー Palm Springs Int'l Film Festival Gala”



S3のギャラリーがなかなか終わらない内に、Benedictの今年初お仕事情報が
出ましたので、先に載せて置くことにしました。

1月3日開催された ”Palm Springs Int'l Film Festival Gala”からの画像集です。
少し出遅れましたが残して置きます。

The Imitation Gameで”Ensemble Performance Awards"を受賞したそうです。








Morten Tyldumさんとご一緒


 



























Allen Leechさんとご一緒















このスピーチでは ”ensemble”で、順番に、
We・・・Love・・・Palm・・・Spring・・・Thank・・・You・・・very・・・much・・・
Good・・・night・・・For・・・Hooray! と言っていました。

一番肝心なのはこの画像で・・・

あと3日でSherlockの撮影に入って、で、来週末にはGGの授賞式の為にトンボ返り
それから後又Sherlockの撮影に戻る。って言ってますよね。
やはり予定通り6日から撮影開始なんですね。
ただー、髪の毛は? どうするのー? 間に合わないでしょ? どうするんでしょう、カツラ?(泣)


取り急ぎ、ただただ画像載せるだけでした。







 

Sherlock Review (7) : S3ギャラリー ”その6”

2015-01-04 | BBC SHERLOCK
ーSherlock Review (7): S3ギャラリー "その6" ー

“His Last Vow”  : その2

HLVの続きです。



↑ マーティンの顔注目!



 
221Bの撮影場所 North Gower Streetに集まったファンは600人とも800人とも言われていました。





 

 

 
よくメッセージボードを書く人ですが、余りにも達筆で(?)良く読めません。

















 





やはり今回でも終わりませんでした。
あと一回で終わると思います(多分)。


次回HLV「その3」に to be continued




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閑話

この年末年始に 「ジョン全裸連盟に行く」を読みました。
パスティーシュ版ですが、BBC版からの引用、エピソードに触れる箇所が多々あり
又正典からの引用語句も含まれていて その様な箇所に気付かされる度思わず
1人ニヤニヤしてしまい、なかなか楽しい内容でした。
なによりシャーロックの傲慢さ、自由奔放な姿と それに引きずりまわされながら
知らず知らずに後を追い同時に事件を楽しんでいるジョンの姿がありありと描かれ
て楽しい短編集でした。
(表紙がBBC版のシャーロック&ジョンのシルエットになっていました)。

それと以前読んだ同じくパスティーシュ版である 「神の息吹殺人事件」もBBC版に
カラーが非常に近く 作品の内容を彷彿とさせる箇所も多く、これも楽しく読めました。
最近のパスティーシュ版は何となくBBC版の路線、カラーに近い物が多い様な感じがあり、
本編と同時にこれらの作品も読む事で楽しみが倍増しそうです。











Sherlock Review (7) : S3ギャラリー ”その5”

2015-01-02 | BBC SHERLOCK
ーSherlock Review (7): S3ギャラリー "その5" ー

“His Last Vow”: その1


新年おめでとうございます。



拙いブログをご覧頂き有難うございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

1年前の今頃は毎日PCにへばりついてS3を何度も繰り返しみては興奮していたもんでした。
何度見ても最初に感じた当惑感、複雑な思いは拭いきれずに残っています。
当初から何度も言っていたのですが、正典を重んじると言っていた製作者の意図が変化して
来ている感じを受け、なんとか最初の路線に戻って欲しいと祈るばかりです。

いよいよ6日からS4-0の撮影が始まります。
一体どの様になっていくのか心配もあり、興味深々でもあり、又ネット上盛り上がりそうです。


年をまたがってしまいましたが、“His Last Vow” にかかります。
HLVは思いが深い分 画像も溢れる程になっていますので、毎度の事ですが絞りに絞りました
が又複数回にわたりそうです。

先ずは 懐かしい画像から。


本当に美しい画面でした。


The game is on!












こんなラフなスタイルでも何故かcuteです。






↑ 正典 ”The Empty House”の一節ですね。


ガールフレンドの存在を知ったジョンの何とも言えない複雑な表情が・・・


シャーロックのpressure pointがやけに多いと思ったら、同じ項目が繰り返し出ていましたっけ。





ー ”その2”に to be continued -