みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

「人生、ここにあり!」

2011-10-16 21:36:10 | 映画

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①②「人生、ここにあり!」笑いあり、涙ありの映画です。

③寒さに弱いにゃんちん。今週は雪も降るほど寒くなるらしいです・・・。

「SI PUO FARE!」(やればできる!)

この言葉がキーワードの一つかなと思います。

2008年、イタリアでヒットした映画をシアター・キノで見てきました。

内容は・・・

精神病院が廃止され、社会に出ることになった元患者たちの協同組合。職場から左遷されたネッロがやってきて、「仕事でお金を稼ぐこと」を持ちかける。様々なトラブル、厳しい現実にぶつかりながらも、事業は個性豊かな元患者たちの才能を生かしつつ、成長していく。

という実話が元になったお話です。

まずは、イタリアで1983年に精神病院を閉鎖し、患者たちを一般社会で暮らせるような地域づくりをしようというバザリア法と言われる法が制定されたということに驚き。

日本にも、北海道の浦河町にある「べてるの家」のように同じような理念を持つ施設や地域もあるけれど、それは本当に少数で、それとは逆をいっているケースが多いような気がします。

映画では、「やればできる!」というストレートな熱いメッセージと共に、つらい現実ももちろんたくさんあって、そんなこともちゃんと取り上げています。

でも、そんなことも引き受けながら、みんなで助け合って、前を向いて人生を生きていく

それは、精神病や障害があろうとなかろうと同じだし、そもそも私にとってはどこが精神病や障害と「普通」の境目なのかも難しいと思うところもあり。

こちらが精神病や障害と思えばそうなのかもしれないし、でも、「普通じゃん」と言えば普通なのかもしれない。

時には、少し薬の力を借りてもいい。

でも、病気や障害がある人も、年齢も人種も性差も関係なく、みんなが必要最低限のルールを守りながら、それぞれの個性を受け入れられる社会であったらと思います。

それにしても、財政や首相の問題でマイナスイメージもあるけれど、食はもちろんのこと、「脱原発」を早々と決めたりもするイタリアの底力みたいなものも感じます。

そんなあれこれを考えつつ・・・。笑って、泣けて、とても素敵な映画でした。


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2 コメント

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みみこさん (明児)
2011-10-18 18:15:38
色々詳しく教えて頂き、本当に感謝しております。

特に治療(予防?)を始めた、不安な時に、とても参考に成り、助かります。

チャンスが有れば、私もこの映画を見たいと思います。

明日から東部の花蓮へ2泊、休みに行きます。日本人夫婦が経営している民宿へ初体験して来ます。

又ゆっくり書きますね。
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明児さん (みみこ)
2011-10-18 20:00:35
こちらこそ、少しでも力になれれば、嬉しく思います。

返信は全く気にしないでくださいね。

明日からのお休み、どうぞいっぱい楽しんできてくださいね。
いっぱい笑って、楽しんで、免疫力upです~!
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