元祖 坂本飴本舗

鹿児島・JR指宿枕崎線の宮の浜駅前に静かに佇む、変哲もない古ぼけた商店がある。

明治10年創業以来の店で、サツマイモを主原料に無添加の飴を作っている。


店内は狭い。商品のほかは伽藍とシンプルである。


声を掛けるとおもむろに、我が母親くらいの（70代後半）お母さんが出てきて対応。

朴訥で特に強要・しつこい説明をすることも無く、気持ち良い説明を簡単に。


その中で、スタンダードの「いも飴」「黒砂糖飴」の2種を購入。

いずれも甘味も控えめだがまろやかで、懐かしい風味を感じさせる。

思わず「これだっ！これだっ！」と膝を突く味である。（タカアンドトシのタカか！

（思わず、詰まらんツッコミを自虐）



「黒砂糖飴」は麦芽水飴と黒糖をブレンド。その割には甘さ控えめでオジサンには良い！



スタンダード「いも飴」は品種コガネセンのさつまいもと麦芽水飴、はったい粉をブレンド。

良き幼き時代を髣髴とさせる本当に懐かしい味。（感慨に咽ぶ自分がいるのに感動する！



サツマイモ飴の製法は変遷しているものの、300年の歴史があるらしい（驚！


画像は「黒砂糖飴」


単品では一袋300円前後（30粒くらい：正確な記憶なし）と買い求めやすいのである。

鹿児島では有名な紫芋を使った「さつま紫飴」もある。

他にも色々と商品があるようである。



良いモンに出会えて良かった！と、股間が打ち震えたのであった・・・

宮ヶ浜駅：ＪＲ指宿枕崎線

指宿枕崎線は薩摩半島を巡れる単線で鹿児島駅発で、名の通りその辺りへ行く！という線名。

日本最南端の西大山駅もその一つ。


この方面だと指宿に宿泊するのがセオリー？だが、天邪鬼の私はそうは行かない。

「宮ヶ浜」という無人駅があり、その付近の宿に。が、宿は置いといて駅についてである。


「ゆくさおさいじゃした」という歓迎の言葉が案内看板に。


無人駅という静寂さと侘しさが同居するが、何かしら明るい雰囲気を醸し出していた。

付近は工事関係の人、パトが走る、二十歳前後のニイちゃんが駅で待つなどと変な感じ。



何やらちょいと賑やかな雰囲気ながら、駅前は殺風景な静かな様相を示している。

商店街という雰囲気もなく住宅が並び、違和感無く空気が流れている。


主要国道226号線よりも立派な道が、線路と海岸の間に並行に走っている。

結構、車の往来が多い。何のために出来たのかは不詳である。そこから撮影。




南国という雰囲気の一部を少し撒き散らしながらの土地であった。

私の住む街とは空気感が全く違うのであった。（当然なのだが

ブッフェ グランチャイナ広島

アルパーク東棟3Fのグリーンサイドにある中華バイキングのチェーン店。

種類が豊富でリーズナブルで飲み食いできるのは嬉しいことである。

3000円前後でディナーを。ランチだと2・300円くらい安くなっている。

値段・量的にディナーの方がお徳感がある。



お味は普通に美味しくいただける。ケーキ類のスイーツも種類が多い。

酒類もそれなりにあるのだが、日本酒の種類は余り無い（日本酒好きの私には・・・



アルパークという大きなショッピングモールと交通の便が良い立地にあるので人気である。

ここは、アルパーク営業オープン当初から店舗が1・2回ほど変遷していると記憶している。

今はこれで落ち着いている。



店の情報（HP）はこちら。