3年前の被爆60周年の前年に発刊された。
最近、話題となっている。
被爆後の復興時代と現代を通して、淡々とした生活を描きながら原爆の陰が。
一コマ一コマの中に見え隠れする。
結論は無いが、受け手の思いが大事。
今日は、被爆62周年のその日。
朝からどのチャンネルも式典を映し出していた。
通勤途上の車の中で、その時間が。心で黙祷。
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私の父は当時、湯来町に住んでいた。
仕事でよく分からないまま被爆後の広島に入り黒い雨に。20歳だった。
幸いにも直接の後遺症はなかったが、被爆手帳を交付された。
しかし、自らほとんど使うことは無かった。
黒い雨のことだけは詳細に語ったが、こと原爆の詳細な惨状だけは口が重かった。
その後、事故で他界したが8・6が来る度に黒い雨のことが思い出される。