juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

奈良旅行

2017年11月30日 | 健康・病気


猿沢の池と興福寺の五重塔、奈良観光のPR写真の定番ですね( ◠‿◠ )

昨日の夜10時過ぎに無事帰宅しました。今回の奈良行きは、学生時代のクラブの同期の友人たちとの旅行で、2人が都合で欠席でしたが、6名と奥様方2人の計8名の参加でした。2010年に松山・四万十・高知へ出かけたのが始まりで、それ以降、南房総、安曇野・白馬、富士山周遊、北信濃、立山・黒部、と続いて来て、今回の奈良旅行が7回目となりました。W氏と言う、体力気力、頭にお口も、とても同じ年とは思えないスーパーじいじがいるんですが、彼が、企画立案から予約、旅行中のレンタカーの運転等々、全てやってくれるんですよ。車いすもみんなが押してくれるので、私は楽ちんです。みんなに感謝で一杯です。

彼が、「車いすも持って行くよ」と言ってくれたのですが、今回は自分の車いすを持って行きました。ちょっと、ばあばが大変だろうと思ったのですが、「バッグを宅配便で事前に宿泊先のホテルに送っておけば、その方が楽だと思う」と言うので、初めてやってみました。月曜の朝、家の前からバスで三鷹駅へ、これは特に問題なし。参ったのは三鷹駅で通勤時間帯の中央線東京行きに乗ろうとしたときでした。駅員に「車いすでどの車両に乗れますか」と聞いたら、「1号車です」と言うので、行って、到着した電車に乗ろうとしたら、超々満員で、駅員も半ば「諦めたらどうですか」みたいな顔ををするので、「これに乗らないと新幹線に間に合わない」と言って、無理やり押し込んでもらいました。ふと気が付くと、1号車は女性専用車でした( ◠‿◠ ) とても車いすを広げて座るどころではなく、私も立ったままでしたが、新宿で降りる人がいてそこに座らせてもらいました。ラッシュ時は、よく考えないとダメですね。でも、東京駅や京都駅など、乗り換え時は車いすでの移動だったのですごく楽でした。

旅行の良し悪しは天気次第とも言えますが、昨日の午後、最後の法隆寺でちょっと雨に見舞われましたが、月曜火曜と素晴らしい好天に恵まれました。気の置けない友人たちとの懐かしい話も、毎年同じ話のような気もしますが( ◠‿◠ ) 楽しいですね。

松山から来たI氏夫妻とは奈良駅でお別れ、6人は奈良駅から京都へ出て新幹線で、途中名古屋で1人、新横浜で1人下車。残り4人は東京駅でサヨナラし、ばあばと私は中央線で三鷹へ。ひばりが丘駅行のバスで帰って来ました。帰りの中央線は午後8時半ごろだったので、そんなに混んでなく、私は車いすに乗ったまま、特に問題なしでした。

以下、簡単に奈良旅行の報告です。

その前にちょっとおさらい( ◠‿◠ ) 仏教伝来は6世紀中ごろ。蘇我氏と聖徳太子は崇仏派で物部氏は排仏派。聖徳太子が亡くなったのが622年。飛鳥時代は聖徳太子の頃から藤原京が出来る694年までの約110年くらい。大化の改新は645年。710年に平城京なので藤原京は16年間。794年に平安京。



27日。午後1時半ごろレンタカーで奈良駅を出発。春日大社へ。参拝して、更に奥への特別参拝(500円)は行かずに帰って来ました。鹿が沢山いて、鹿せんべいを買って、与えてやりました。猿沢の池近くに車をおいて、興福寺の五重塔を見に。国宝館は休館中の事もあり、猿沢の池の方へ降りて、定番の写真を一枚。その後、これも世界遺産の元興寺へ。
夕方、4時半を過ぎてしまったので復元された平城京朱雀門と大極殿の中へは入れず、平城京跡地の周りを車で一周。上の写真は夕暮れ時の大極殿。

28日。朝8時半出発。天理教の町、天理の街並みを眺めて、日本最古の神社の一つ石上神宮(いそのかみじんぐう)にお参り。早朝のせいもあり、厳かな気分になりました。紅葉でも知られる長岳寺へ。下の写真は長岳寺の池に映る本堂です。


橿原市藤原京資料室へ立ち寄って、藤原京の全体の大きな模型を見て、香具山、畝山、耳成山、の大和三山との位置関係とかがすっと頭に入りました。

6世紀末から7世紀初めに建てられた日本最初の仏教寺院、飛鳥寺へ行き、現存する日本最古の仏像、飛鳥大仏を見る。下がその飛鳥大仏です。写真OKでした。


その後、古墳時代の遺跡を訪ねて。石舞台古墳。キトラ古墳に高松塚古墳。7世紀末から8世紀初めころらしいですね。下の写真は石舞台古墳です。横穴式石室を持つ方形墳で、古墳上部の封土はすでに失われ、巨大な天井石が露出した姿になっているんですね。下に空洞があります。被葬者は蘇我馬子ではないかと言われているそうです。



夕方、橿原神宮へ。

29日。午前中、江戸時代の建物が残り、「重要伝統的建造物群保存地区」となっている今井町を散策。その後、橿原考古学博物館で、奈良県で発掘された縄文、弥生、飛鳥時代の発掘品などの説明を聞きました。法隆寺の前の店で昼食を頂き、法隆寺へ。修学旅行生がいて、私も中学3年の時の修学旅行で法隆寺へ来たことを思い出しました。「エンタシス」なんて言葉、懐かしいですね。雨が降って来て少し離れた夢殿へは行けませんでした。沢山の宝物、仏様、「百済観音」は八頭身どころか十頭身くらいありそうなすらりとしたお姿、優美で慈悲深い表情、本当に美しい観音様ですね。

時間が許せばとW氏が言っていたのですが、唐招提寺、薬師寺、などは今回はパスとなりました。





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