先週金曜日のNHK・Eテレ「にっぽんの芸能」は、昨年に続き、今年度の「金沢おどり」が紹介された。金沢には江戸時代後期から明治にかけて出来た「ひがし」、「にし」、「主計町(かずえまち)」の3つの茶屋街が残っており、現在も芸妓たちが舞踊や囃子などの修練を積み、高い水準の芸をお座敷で披露している。その3つの茶屋街の芸妓たちが合同で行なうのが「金沢おどり」。今年は、鶴亀、さわぎ、羽衣三番叟、あやめ、夕顔棚、天馬の翔、江戸風流、金沢風雅などが披露された。今回もわれわれ熊本人にはおなじみ、三味線の大和久子(今藤珠美)先生が地方のサポートをしておられた。
残念ながら、わが熊本には茶屋街は残っていないが、中村花誠先生など、多くの邦楽関係者が、熊本の伝統芸能の灯を絶やさないようにと頑張っておられる姿に敬意を表したい。
今年の金沢おどりから「お座敷太鼓 さわぎ」の演奏風景
「熊本さわぎ唄」 (アルバム 今藤珠美・大和久子作品集より)
残念ながら、わが熊本には茶屋街は残っていないが、中村花誠先生など、多くの邦楽関係者が、熊本の伝統芸能の灯を絶やさないようにと頑張っておられる姿に敬意を表したい。
今年の金沢おどりから「お座敷太鼓 さわぎ」の演奏風景
「熊本さわぎ唄」 (アルバム 今藤珠美・大和久子作品集より)