二百十日も過ぎ、日中の暑さは続いているものの、朝夕の風にはさすがに秋を感じるようになった。季節はこれから実りの秋に入って行く。
そんな日々の中でふと口をついて出るのが「米節(こめぶし)」。宮城県の民謡として知られているが、実はこの歌の元歌は、昭和歌謡のレジェンド東海林太郎の「博多小女郎波枕(はかたこじょろうなみまくら)」。元禄時代の浄瑠璃・歌舞伎の作者・近松門左衛門の世話物を題材にした歌謡曲である。東海林太郎は同じく浄瑠璃・歌舞伎の「お染久松」を題材にした「野崎小唄」という大ヒット曲もある。僕が幼稚園児だった頃、祖母に連れられて熊本市公会堂で行われた東海林太郎の公演を見に行った。「野崎小唄」は誰もが知っていてこの歌の時は会場が大盛り上がりだったことを憶えている。しかし、「米節」の元歌となった「博多小女郎波枕」を歌ったかどうかは記憶にない。それはさておき、今日では「米節」が民謡の代表曲の一つとなった。
そんな日々の中でふと口をついて出るのが「米節(こめぶし)」。宮城県の民謡として知られているが、実はこの歌の元歌は、昭和歌謡のレジェンド東海林太郎の「博多小女郎波枕(はかたこじょろうなみまくら)」。元禄時代の浄瑠璃・歌舞伎の作者・近松門左衛門の世話物を題材にした歌謡曲である。東海林太郎は同じく浄瑠璃・歌舞伎の「お染久松」を題材にした「野崎小唄」という大ヒット曲もある。僕が幼稚園児だった頃、祖母に連れられて熊本市公会堂で行われた東海林太郎の公演を見に行った。「野崎小唄」は誰もが知っていてこの歌の時は会場が大盛り上がりだったことを憶えている。しかし、「米節」の元歌となった「博多小女郎波枕」を歌ったかどうかは記憶にない。それはさておき、今日では「米節」が民謡の代表曲の一つとなった。
私は9月も猛暑が続くだろうと思っていましたが、昼間は暑くとも朝晩は気温が下がってきましたね。
「野崎小唄」は知らず知らずの内に覚えていましたが、「米節」は初めてききました。
それも「博多小女郎波枕」も知りませんが、なんと宮城県の民謡となったんですか!
不思議な気がします。
稲穂の映像を懐かしく拝見しました。
実は我が家から北に200mくらい歩くと神戸市西区の田園地帯があるんです。
退職してすぐには珍しさもあり、よく歩いていましたが、最近は全くそちらに行かないもので忘れかけていました。
有難うございました。
子供の頃、大人たちはみんな「♪野崎詣りは~」と唄っていましたね。
今では田んぼを見ようと思ってもだいぶ車を走らせないと見られないようになってしまいました。