熊本市では城下町の風情を残す古町や新町の街並みを保全するため、「城下町づくりモデル街区」と「町屋認定制度」を創設することになった、と熊日新聞が報じている。われわれは日頃「歴史的景観を残そう!」なんてことを軽々しく言っているが、そのため町屋の持主などに建物の維持保全の面で財政的な負担を強いていることになる。古町や新町は歴史的に商人の町。町びとは基本的に皆さんご商売をやっておられるわけで、この構造的な不況の世の中、商売を続けていくことすら大変なのだ。今回やっと行政的な財政支援の手が入ることになったが、これでも遅きに失した感は否めない。
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写真は新町の「吉田毒消丸」でしょうか?母方の曽祖父が「角勘(カドカン)」という小さな菓子製造屋で、吉田毒消丸の道を挟んだ向かいにあった…と母が言っておりました。
そうです!今も往時の象徴的な建物として残っています。
> 母方の曽祖父が「角勘」という小さな菓子製造屋で・・・
そうでしたか!新町には現在も昔からの和菓子屋さんが何軒か残っているようです。