徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

しずごろう民謡わがままチャンネル

2022-09-18 17:44:56 | 音楽芸能
 東海風流チャンネルでおなじみの民謡歌手「水野詩都子」さんと三味線演奏家「﨑秀五郎」さんのお二人が、東海・中部の枠にはこだわらず、お二人が演奏したい曲を「しずごろう」というコンビ名で発信して行かれるそうです。
 新たにスタートした「しずごろう民謡わがままチャンネル」の発信第1弾は「鹿児島三下り」です。この唄は江戸後期から幕末にかけて流行った「三下り端唄」の一つで、七・七・七・五を基本に、五字冠りと呼ばれる五・七・七・七・五という音数律で唄われます。

 〽 唐傘の 糸は切れても 紙ゃ破れても
       通わせ給(たも)るが わしゃ嬉し

 この唄は江戸後期に京都から薩摩に伝わった唄といわれています。

 「しずごろう」の第2弾、第3弾が楽しみです。

※三下りとは(goo辞書より)
 三味線の調弦法の一。本調子の第3弦を1全音(長2度)下げたもの。粋 (いき) や艶 (つや) を表し、長唄・小唄に多く用いる。



 江戸時代、薩摩文化圏にあった天草の牛深には「牛深三下り」という「三下り端唄」が唄い継がれています。「鹿児島三下り」が伝わったものとも言われていますが、今では「牛深ハイヤ節」の前唄として、地元弁の囃子唄をはさんだ「さわぎ唄」として独自の発展を遂げています。この二つの「三下り端唄」を聞き比べてみるのも味わい深いものがあります。



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4 コメント

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Unknown (呑兵衛あな)
2022-09-19 09:38:23
台風の御見舞い申し上げます
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Re:呑兵衛あな様 (FUSA)
2022-09-19 10:10:31
お見舞いありがとうございます。
事前にテレビなどで散々おどかされましたが、これまで何度も遭った台風と比べ特に違いはありませんでした。
貴兄のお住まいの地域はいかがですか?
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Unknown (小父さんK)
2022-09-19 14:09:03
「水野詩都子」さんと「﨑秀五郎」さんは漫才家もびっくりというくらいの話も楽しく息があっていますね。

歌と三味線はもちろんのこと聞き惚れています。
「しずごろう民謡わが、ままチャンネル」ですか?ユーモラスでいいですね。

夕べから、ちょっと疲れ気味なのか神髄の「三下り」が理解できていませんが楽しく聞かせていただきました。

有難うございました。
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Re:小父さんK様 (FUSA)
2022-09-19 15:15:30
東海風流でも同じようにお二人のやり取りが面白いですね。
たまにしずさんがごろうさんにツッコミを入れるのがおかしくて(^^)/

三味線の調弦については私も自分では弾けないのでよくわかりませんが、自分で投稿した動画の中で「三下り」は「牛深三下り」、本調子は「梅は咲いたか」、二上りは「品川甚句」などを聞いてその音色の違いを確かめるくらいです。
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