Facebookには過去の今日を振り返らせるノスタルジー機能があり、今日のタイムラインに上の写真が掲載されていた。今日の写真にはいろいろ思うことがあった。
この写真は3年前の今日、すなわち2013年4月7日(日)に行われた「城下町くまもと時代絵巻2013」の風景である。この「城下町くまもと時代絵巻」は2011年の九州新幹線開業を記念して始まったが、その2011年は開業の前日発生した東日本大震災のため自粛され、翌2012年から2014年までの3年間行われた。またいつの日か復活することを期待している。
写真は、その「城下町くまもと時代絵巻」の中の一部、花魁道中である。この前日には熊本城二の丸広場で「くまもとをどり」が開かれる予定だったが雨天のため、本丸御殿に会場を変えて行われた。そして翌日のこの日はまるで冬に逆戻りしたかのような寒さで、禿(かむろ)役のあかね・ゆりあの表情や見物者の服装などからもそれがうかがえる。そして、うしろに見えている交通センターはもう今は見ることはできない。
花魁道中は最近見る機会が多くなった。花魁の前を歩く禿は、いかにもお仕着せといった衣装や髪型の少女が務めることが多いものだが、このあかね・ゆりあのコンビは舞踊で「羽根の禿」などを度々踊っており、禿役が板についている。ちなみにこの時6年生と4年生。今年は二人とも中学生だ。