徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

「東十八間櫓」から下界を眺める!

2013-09-25 19:55:47 | 熊本
 「秋のくまもとお城まつり」のイベントの一つとして、熊本城の国指定重要文化財「東十八間櫓(ひがしじゅうはちけんやぐら)」が公開されているので見に行った。城の東側にそそり立つような石垣の上の「東十八間櫓」は、ほとんど毎日下から眺めて通るのだが、櫓の中から見下ろしたのは初めてだ。築城当時(慶長年間)からあったといい、西南戦争直前の火災の際も焼失を免れた櫓群の一つだ。中に入るとむき出しになった太い柱や梁、そして敵の侵攻を防ぐための「狭間」や「石落とし」が歴史を感じさせる。
 なお、「東十八間櫓」の公開は10月20日まで。


西南戦争当時の熊本鎮台司令官・谷千城像の向こうに東十八間櫓が見える


北側広場から見上げる東十八間櫓


須戸口門から登って東十八間櫓の南面に出る(このルート、実は僕の幼稚園時の通園ルート)


十八間ということは32m余りの長さになる


跳ね上げ式の戸板が付いた窓の下には鉄砲で狙い撃つ「狭間」が


よじ登ってくる敵を防ぐ「石落とし」


窓から真下の熊本大神宮を覗き見ると思わず身震い