徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

日常茶飯事なのか?医療ミス

2006-08-10 04:26:20 | その他
 全国の医療機関で、去年1年間におよそ18万3000件もの「ヒヤリ・ハット」があったそうだ。今年の3月には全国の大学病院での同じ統計がたしか9万件を超えると発表されていたから、全体ではその倍あったということか。これを「ハインリッヒの法則」に当てはめると、17690件の軽傷事故、610件の重大事故が発生していることになる。その多さも気になるが、それよりも600件を超えると思われる重大事故は全部公表されているのだろうか。闇から闇に葬られていないか。
 ちなみにヒヤリ・ハットの中で最も多いのは、患者にまちがった薬を与えてしまいそうになったというもので、全体の26%を占めているそうだが、そういえば、父が国立病院に入院していた時、点滴に書き込まれた患者名が違うことに、付き添っていた母が気付き、看護師に言って取り替えさせたことがあったらしい。その時、看護師は別に驚いた様子でもなかったことに母が不信感を抱いたという。そんなことは日常茶飯事なのだろう。あな、恐ろしや・・・