食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

JADIS ジャディス

2011年02月03日 | 外食 レストランとか
1月31日のお話。



ちょうど、結婚してから半年経ったこの日、たまたま、ひっさしぶりにスーさんが休み&私も休みで。

せっかくだから、外でお食事

うかがったのは、スーさんの友人のビストロ、“JADIS-ジャディス”さん

お店が出来てすぐの2008年、“パリの最優秀ビストロ”に選ばれて

それからも、評判は上り続け



私が初めてこちらのシェフにお会いしたのは、まだ、このお店を出す前。

もう5年前

時が経つのは早い



私とスーさんは、アレルギー持ち&好き嫌いありの為、たいていア・ラ・カルト(単品注文)

頂いたのは、

私:



(ホント、写真がブレブレで申し訳ない)

前菜に、Pibales-ピヴァル

聞きなれない食材だけど、コレは、ウナギの稚魚。

フランスでは、漁獲量に制限があったりで、年に1、2ヵ月しかお目にかかれない、しかも、オマール海老より高価

(今回選んだものの中でも、ダントツで高かった)

これを、かる~く火を通して、ニンニク、塩コショウ、ハーブで味付けしただけ。

小さくて、繊細な食材の火入れは、シェフの腕の見せ所

そして、とろけるほどおいしかった


メインは、



Perdreau-ペルドロー。

ヤマウズラのひな を、丸ごと1羽分

今シーズン、初のジビエ



この写真でお分かりいただけるかどうか…。

テーブルの左端に“ちょこん”と置かれた小さなお皿

メインが、“ちょこん”?



そう、こちらのお店、



ガルニチュール(付け合せ)が、“ドドンっ”と、中央に置かれる

こちらで食事をするのは3回目の私。

実は、メインディッシュを同じジビエの“シカ”にするか悩んだのだけど…。

結局、ガルニチュールで選んだ

好きなガルニで選ぶと、楽しみ倍増



スーさんは、

前菜に温製帆立貝。

(写真がブレ過ぎていてお見せ出来ません)

メインは、



Ris de veau-リー・ド・ヴォー、仔牛の胸腺肉



デザートは、



ガレット・デ・ロワを選んだのは、モチロン私

名前は“Pithiviers-ピティビエ”で表記されてた

今年最後のガレット

としていおるビストロでだされるあったかガレット

ほんのり香るオレンジ(?)のおかげで、重すぎず、香ばしい、さすがの一品


逆に、



軽~い、フルーツのサラダを頼んだスーさん。

写りこんでる手は、上に乗ってた細長~いギモーヴ(マシュマロ)で遊ぼうとしているスーさんの手



最後に、



コーヒーを頂いて


世界不況が続く中で、パリも、モチロン例外じゃない。

そんな中で、JADISさんは、今年、2号店をオープンさせるそう

今は、パリの左端、ちょっと不便な場所だけど、2店舗目は、パリのど真ん中の予定

もっと、頻繁に食べに来れるかも



いや~、幸せな夕食だった



JADIS ~ジャディス~
208 rue de la croix-Nivert 75015 PARIS