食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Restaurant Le Meurice レストラン・ル・ムーリス

2014年12月27日 | 外食 レストランとか
あっ

っという間に、クリスマスも終わり。

もう、年の瀬



雨が降ったり止んだりだった、パリのクリスマス。

明日の最高気温が8℃。

その翌日の最高気温が0℃

そろそろ、雪が降るかな~?

なんて思っているんだけれど。

天気予報は、

雪降るパリの景色を、楽しみにしているどうらく人




そんな中、行って来たのが、



Alain Ducasse le Meurice アラン・デュカス・ル・ムーリスさん

世界中でその名を聞く、世界一有名な料理人、アラン・デュカス氏。

彼の、パリでのメインダイニング。

以前は、ホテル・プラザ・アテネにあったメインダイニングを、プラザ・アテネさんが改装する際に、この、ホテル・ムーリスさんに移動。

プラザ・アテネさんのメインダイニングは、引き続き、アラン・デュカスさん(その時の様子は→★1★2★3)



同じシェフのレストランが、同じ街に2つ。

何が違うの? 
 


それは、

コンセプトが違う。



正統派フランス料理を提供する、アラン・デュカス・ル・ムーリスさん。

世界的に関心が高くなっている、魚&野菜で構成された料理を提供する、アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネさん。



あとはね、

デュカスシェフの下、各レストランを任されるシェフがいらっしゃるんだけれど。

アラン・デュカスグループ程にもなると、それぞれのシェフが、スターシェフに近い

なので、それぞれのシェフに、ファンが付いている。

グループ内で、シェフが転勤すると、

つまり、プラザ・アテネのシェフが、デュカスグループのドバイ店に異動すると、お客様は、そのシェフ目当てに、ドバイのレストランに行く…、

なんて事もある。

さすが、世界中の富裕層を顧客に持つデュカスグループ。

スケールが、違う



で、ル・ムーリスさんのシェフ。

以前は、ホテル・プラザ・アテネ内のシェフを任されていらっしゃった方。

この方は、誰に聞いても評判が良い

料理だけじゃなく、人間性も



私は、2年前に1度お会いしたことがある。

ほんの数時間、交わした言葉はほんの少し。

なのに、

この、うかがった日に、

『会った事、あるよね。

思い出すから待ってて

って、その日の事を思い出された

これだけのスターシェフ、出会う人なんて何千人

それなのに、こんな私の事まで覚えていて下さるなんて



そんな、ル・ムーリスさん。



店内は、まるでヴェルサイユ宮殿

キラキラな世界





テーブルの上は、シンプル。




飾られたお野菜が、

“素材にこだわっていますよ~

と、言っているよう



シャンパンを頂きながら、



料理を選ぶ。

スーさんも私も、ア・ラ・カルト、単品で注文。



シャンパンのお供に出てきたのが、



小さなフィンガーフード。

これがおいしくて、もう1つ食べたい

期待が高まる





目の前で切って頂いたパンと、




バゲットに、バター。



最初に出てきたのは、



蒸し器




大きな岩塩と一緒に蒸されたお野菜。

これ、注文したものではなくて、食事の前のアミューズ・ブーシュ。

先付け。

そのまま食べてもよし、




タレに付けてもよし

体に沁みるおいしさ



スーさんが選んだ前菜は、



お野菜の一皿。

調理法の違う、様々なお野菜の1つ1つがおいしい。


私は、



シェフのスペシャリテの前菜、フォアグラと黒トリュフのパイ包み。

しっかり、王道フランス料理

おいし~

そして、写真奥に見える、並んだお野菜たちが、また良いアクセント



関係ないけれど。



あ、“どこかで見た事ある”と、思った方は、ムーリス通



メインは、



仔羊 を選んだ私と、




スーさんは、スズキ

男性的な注文をする私(肉+肉、みたいな)と、女性的な注文(野菜、魚系)をするスーさん。

たまに、サービスの方が、

『逆じゃないですか?』

って、確認してくることがある



何食べたって、いいじゃない



今回、チーズはお願いしない事に。

何故なら、



デザートが、




パイナップルの辛いデザート、




ババ・オ・ラム、




グレープフルーツ、




ガレット・ブルトンヌ、






洋ナシ、






チョコレートに、






栗、

と、

大人買い状態



いや~、食べた

なんて、



コーヒーを頂いていると、




食後の子菓子のワゴンが


『いりません

というスーさんの隣で、


“サッパリしたいから”

という理由で、



パイナップルのシャーベットに、パイナップルのトッピングをして頂いた私

スーさんなんて、コーヒーもいらないって言っているのに


でも、

さすがに、



コーヒーのお供には手が出ず…





アラン・デュカスさんのチョコレートは、お持ち帰り。



帰りに、



デュカスさんのレストランで食事をすると頂ける、お塩も



我が家、家でほとんど料理をしないので、



10月にうかがった、プラザ・アテネさんで頂いたお塩もまだ手付かず





チョコレートは、翌日、全て頂いた



たくさんの観光客が通る、チュイルリー公園横にある、ホテル・ムーリスさん。

歴史あるホテルには、いろんなエピソードも残っている。

そのメインダイニングは、王道フランス料理を堪能できる3ツ星レストラン

お料理、雰囲気、内装。

一度は体験して頂きたい





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