食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Panettone パネトーネ

2014年02月23日 | お気に入り
今更ながら続きで、去年の年末のお話しちゃおう




イタリアのクリスマスの風物詩、Panettone パネトーネ。

日本のクリスマスケーキ、フランスのクリスマスケーキの、ビュッシュ・ド・ノエルみたいに。

イタリアでは、このパネトーネを食べる。



昔、イタリアでは、お金持ち用のパン屋さんと、一般市民用のパン屋さんが分かれていた。

何が違うかっていうと、一般市民用のパン屋さんは、使う材料が制限されていて。

卵やバター上質なお砂糖に小麦粉、そういう高級品が使えなかった。




年に1度だけ、クリスマスだけは、普通のパン屋さんも、この高級な材料をつかえる日。

その日に、シェフから教えてもらったこのパネトーネを焼いて、

王様に献上して、

お褒めの言葉を授かった青年。



実は、彼は、自分が働くパン屋さんのシェフの娘さんに結婚を申し込みたくて

シェフから、許しを得る為に、王様の下へ、このパンを献上したそうで。



クリスマスをお祝いするパンであると同時に、愛の詰まったパン

そして、中が黄金色をしている事から、

富の繁栄を象徴する、おめでたいパンとして扱われるように。

名前は、シェフの“トニーさんの作ったパン”で、パネトーネ。




お隣の国、ここフランスでも、いろんな所で購入することが出来る。



私、2013年のクリスマスは4つ、食べましてね。



1つめは、



クラシック。

ブリオッシュ的な生地に、ドライフルーツがたっぷり

はぁ~、私、大好き



2つめは、初体験、



マロンのパネトーネ

クリ好きがこれを見たら、食べない訳には行かないでしょう



マロングラッセと、クリのペーストと。

両方が生地に練り込んである。



クラシックなのが一番だけれど。

これはこれで、私、好きだぁ



3つめは、頂き物。



クラシックなパネトーネ。

の、

私がいつも購入しているメーカーさんとは、違う所。



比べてみて分かる。

私が買ってたの、おいしい所のだったんだ



ドライフルーツの量、

風味、

大分違う。



4つめも、



頂き物のクラシックなパネトーネ。

これは、スーさんの友人イタリア人パティシエさんが試食して欲しい、と、下さったもので。

スーさん、

『ボク、イタリア人じゃないのに

なんて言いながら




実は昨シーズン、

おもしろいパネトーネ、見つけた。



が、しかし、

時間が無くて買いに行けなくて



後で買いに行ったら、

もう無くなってたー



来年に持ち越し。

って、来年、あるかなぁ



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