食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Belgique ベルギー旅行・ブリュッセル 1

2011年08月28日 | ・ベルギー
ベルギー旅行初日は、首都、ブリュッセルへ

パリからは、高速鉄道で1時間半で着いちゃう

国境を越えても、EU内だから、パスポートチェックもないし、時差も無い。

さらに、ブリュッセルの人たちは、フランス語を話す。

だから、海外に到着した気がしない



ま、そんな事は気にしないで

(というか、言葉の壁が無いから、とってもラク



ブリュッセルで、一番迫力があったのは、

グラン・プラスっていう広場。

四角く、建物に囲まれた広場の一辺を担っているのが、



この建物。

ブリュッセルの市役所



更に、





他の建物も、豪華絢爛


この広場の建物は、“ギルド”っていう、昔の同業者組合の建物たち。

お肉屋さん組合、パン屋さん組合、船頭さん組合、大工さん組合…。



それを、当時、フランス国王だったルイ14世(マリーアントワネットの、だんな様のおじい様)が、破壊してしまって。

それなのに、たった5年で、今の状態に、作り直してしまったベルギーの人たち

それだけ、この、同業者組合っていうのが、大きな権力を持っていたっていう事になる。

(まぁ、ギルドの話は長くなるから、別の機会に



今は、チョコレート屋さんや、レストラン、銀行なんかに使われている建物。

その中の、



ビール製造者さんの建物は、現在、ビール博物館になっていて。


せっかくなので、のぞいてみた

…ら、



昔の道具と、現在の道具が展示してあって、ビデオを見るスペースがあっただけで




ビールを振る舞われて帰って来た

とはいえ、ベルギー1杯目のビール

スーさんは黒い方、私は左側のお味が気に入った



気に入った建物は、



国会議事堂


ただ、



改装工事中だったけどね


中が、見学出来て、








私、建築物が好きなんだけど、





廊下が、特に好きで。

こんな、なんでもない写真を、何故か、いつでも大量に撮ってしまう…。




どこまで行っても怒られないのかなぁ?

途中で、不安になって、帰って来た



“ナントカと煙は高い所が好き”って…、

ブリュッセルの観光案内所で、“見晴らしが良い”って教えて頂いたお食事処は、



この、黒っぽい建物、楽器博物館の最上階。




この絶景

そして、

写真を撮る事を、頭が拒否してしまったほど、食べるのが大変だった食事。

私、初めてお金を出して注文した料理を、食べたくない と、思ってしまった…。

観光客使用の、本当に、おいしくない料理だった

こちらに来てみたいと考える方には、

是非、“コーヒーのみ”注文される事をおススメする



そして、有名なのが、



ブリュッセル市、最年長住民の、この子、“小便小僧”。


実は、



こんなに小さい。

を、見る、



すごい観光客の数


実は、この銅像の、女の子バージョンがあって。

地図上で探している私達に、地元の方らしい、ご年配の女性が、

『何か、探しているの?』

と、声をかけて頂いて。

この子の女の子バージョンを探していると伝えたら、品の良いご婦人が、

『あんな、下品なものは、見に行く価値はないわよ

と、急に、声を大きくされて

お話によると、観光客呼び込みのタネに、そこの商店街の方たちが作ったらしいんだけど。

あまりにリアルで、地元では、歓迎されていないとか…。

ご婦人は、それでも、道を教えて下さったので見に行くと、

うん。

もういいや。

私達の前にいた、海外からの観光客の皆さんも、写真も撮らずに、すぐにその場を立ち去って行かれて。

ちょっと、雰囲気も良くない所だったな。

夜には行きたくないかも。



お天気に恵まれたブリュッセル



たくさんのカフェが並んでいて、

テーブルの上は、ほとんど 

コーヒーと同じ値段だから、それもアリ



逆に、





こんなかわいい“カフェの”ロゴの付いた建物は、銀行か何かの建物になっていて。

スーさんと2人で、

『もったいないねぇ』

って。

入りたくて、入り口探しちゃったもんね





これは、昔、ビールを飲むのに使われていたもの。

雰囲気あるね





アーケードは、とってもキレイだし。



ベルギーって、イメージカラーは“茶色”っていうか。

物悲しいというか、質素というか、

そんなイメージだったんだけど。






明るくて、観光客に優しいというか、ホスピタリティ溢れる街だった



旧市街は、1日あれば見てまわれちゃいそう。

博物館や美術館をじっくり見たりすれば、また、違生んだろうけどね

Belgique ベルギー旅行

2011年08月28日 | ・ベルギー
今年の夏は、

ベルギー旅行を満喫




この夏、スーさんの希望する旅行先は、“北の方”。

『それじゃあ、オランダに行こう

と、言い出すスーさん。

オランダは、私も興味のある所。

何故なら、

世界一 と言われるレストランがある

イギリスの某所が、毎年発表している、世界のベストレストラン50で、初の1位に輝いたレストラン“NOMA-ノマ”。




ただ、今回、初めてスーさんと行きたい旅行先が分かれて。

(いつもは、どちらかが提案すると、『良いねぇ』ってすぐに決まるんだけど

北って事で、アルザス地方かシャンパーニュ地方、もしくはベルギーを候補に挙げた私。




今年は、スーさんの夏休みが少なくて。

約2週間の夏休みのうち、用事があって、4日間は職場に行かなくちゃいけないスーさん

(え? それでも長いって??

スーさんは、

『日本は、夏休みが少なすぎ』

って言う。

日本人は働き過ぎ、って、海外の人から言われるのは、その所為もあるかもね

スーさんのご実家にも行くから、旅行に使えるのは4日間だけ。

フィンランドとか、北欧系は、じっくり、時間をかけて、のんびり回りたい私。

オランダは、春が良いんじゃない??

オランダと言ったら、チューリップ だし。



イマイチ乗り気じゃない…ながらも、オランダ情報を調べ始める私。

そしたら、レストランのノマ、バカンス中

それを伝えたら、スーさん、あっさり、

『じゃあ、ベルギーで

って。

やっぱり、食欲が優先される私達

(今回も、第一希望のレストランはお預け





そんな訳で、ベルギー

四国の1.5倍しかない広さ。

それでも、4日間で全部を回るのはムリがあるので、今回は、首都ブリュッセルから、北側を回る事に。



そしたら、ちょっと、問題が

ベルギーって、公用語が2つある

1つの国で、しゃべるコトバが違う…

南側はフランス語、北側はオランダ語。

『まぁ、半分の人がフランス語を話すんだし、大丈夫だよね

なんて言って、出発した私達。



なんとかなったけど、すごく不思議な気分だった。

私達は、

首都ブリュッセルアントワープゲントブルージュ

って訪れたんだけど。

まず、

スーさんと私の会話が成り立たない

日本の旅行ガイドに載っている地名は、オランダ語を引用した発音で。

2人で、地図を見ながら地名の擦り合わせと発音練習



フランス語は、ラテン語がモトになって出来た言語。

イタリア語、スペイン語が兄弟。

それに対して、オランダ語は、ゲルマン語が基礎。

ドイツ語なんかが横に並ぶ。

スペイン語は、何を言っているかがなんとなく分かったスーさんも、オランダ語を聞いたら、

『どうしよう、何言ってるか全く分からない

なんて言うスーさん



お隣同士の国なのに、ココまで違うものなのね



あ、そうそう。

ベルギー旅行といえば、チョコレートとベルギーワッフル

だと思っていたワタシ

…、

フランス人の友人や、お店のお客さんに、夏休みはベルギーに行くって言ったら、

返って来た言葉が、全部、

『ポム・フリット食べにいくのね

だって。

ポム・フリットは、フライドポテトの事。

ベルギーで、フライドポテトが有名って、ご存知でした??