のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

エゾセミ

2013年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

130818  何を勘違いしたのかエゾセミが人の手の指に停まりました。

 サナギから羽化して間もないのか?まだ娑婆の経験が少ないから木の枝か何かと勘違いしたのでしょう。

 あと1-2週間社会経験をつめばベテランのセミになる???と言うより、死んじまうか。

 いにしえの日本語の枕詞によく出てくる「うつせみ」や「うつそみ」はセミの抜け殻のことですが、続く言葉は「命」や「人」や「世」を導き出し、そのはかなさを命短いセミの抜け殻にかけています。

   意外だけれど、セミはカメムシの仲間なんだそうで、木の汁などを吸って生きているのは同じだけれど、カメムシのように臭い臭いは出しません。そういえば、セミの小便などといって、あわてて木の幹から飛び去るセミが小便を引っ掛けていくことはよく知られています。小便といってもさっきまでセミが吸っていた木の樹液で、あわてて飛び去る際に飛び散ったものなんですがね。

 さて、セミを飛ばそうとしたのですが、なかなか上手に飛べないので、笹の葉の上にセミをのせて立ち去りました。

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