のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

クルミ和え

2019年10月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 台風は直撃しないまでも課するだけで雨雲を持ってきているようです。

 最近気圧計よりも骨にひびが入った足の甲の方がよほど敏感に気圧の変化を読み取るようで、怪我の功名だと思っておこう。

 山で拾ってきたクルミを割って飯の代わりにと思ったのですが、直撃しないまでも通過するだけで雨雲を持ってきているようです。

 最近気圧計よりも骨にひびが入った足の甲の方がよほど敏感に気圧の変化を読み取るようで、怪我の功名だと思っておこう。

 山で拾ってきたクルミを割って飯の代わりにと思ったのですが、リスも苦労しているんでしょうね。とても腹にたまるほど中身がとれません。

 近年クルミの木も少なくなりましたが、私が小学生の頃は学校の近くの雑木林にクルミの木がたくさんあったので、学校帰りに拾ってはコメ袋に2-3個ため、冬になると薪ストーブの横でクルミを割って食べ、殻はストーブの焚き付けにしていました。

 胡瓜、胡麻、胡桃など「胡」が付くのはペルシャ由来と聞いたことがありますが、クルミは縄文時代の遺跡から出土しているのでもともと日本にもあったのでしょう。

 ローラ・インガルスの「大草原の小さな家」はミネソタのウォルナットグローブという街が舞台ですが、「胡桃の森」という意味です。ローラ一家は小さな家どころか横穴式住居のような家に住んでいたみたいです。

 ある意味、原始的な食べ物ですが、これはもはや自然食?

 ほうれん草のくるみ和えにしてみました。

 夕方、近所のおばあさんのお通夜に行ってきました。いつも和服を着ていた人だったのでそのイメージが強かったせいか、遺影の洋服姿が別人のように感じました。

 5-6年前から認知症の症状が出ておりましたが、先週倒れるまでずっと長男夫婦と一緒に生活していました。物忘れが始まった頃から「お宅様はどちらさまでしたっけ?」と毎度聞かれるので、硫黄島からの手紙が大好きだった人なので、「嵐の二宮和也です。」と答えていましたが、最近ようやく憶えてくれて、硫黄島の話などしました。

 ピントの外れたことを言われて「違います」と答えると悩んでしまうので、できるだけ話を合わせるようにしていたので、「二宮さんは戦争はどちらに行かれましたか?」と聞かれたので「硫黄島へ手紙の配達に行ってました。」と答えてます。

 2週間ほど前に顔を合わせた時は栗林中将の話をしました。「中将は島を死守なさっているんでしょうか?」と聞かれたので「私は硫黄島に手紙を運ぶのが任務なので戦況については存じておりませんが、米軍の上陸を阻止すべく懸命に戦っております。」と答えておきました。

 認知症になって人柄の良さだけが妙に際立った人だったので、ある意味、世俗のうねりから遠ざかって辛い記憶がなくなっていくということは幸せなのかもしれません。

 いい生き方をしたご褒美なのかな?

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2 コメント

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大草原の小さな家 (萌ゆりん)
2019-10-25 02:22:55
私が就職する前ですからもう40年以上昔の話ですが、大草原の小さな家をモチーフにしたテーマパークというか、遊園地のアトラクションがありました。
私は行った事はありませんでしたが、従妹がそのアトラクションのアルバイトでローラ役をやっていました。
当時の衣装を着て寸劇みたいなのをやってたそうです。
休憩時間にはバイト仲間と小道具のモデルガンで早撃ちの練習なんかをしてたとか。

そんな彼女もも50代後半になっちゃって息子は成人してますが、今でも顔があまり変わってないのには驚きです。
いわゆる美魔女ってやつですか。
大草原の (雨で仕事にならない人)
2019-10-25 14:41:27
 とあるネット放送で「38年生きてきて」と言ってるおねえさん。もうすぐ50代になるようですね。
 老い方は一定ではない。

 ローラのお父さん役が亡くなったのが91年だったと記憶していますが、私がNHKの連続ドラマを見たのはその頃でした。

 開拓時代のUSAを描いた物語は面白かったです。

 大山奥の小さな家は雨で大変です。

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