norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

イヴの香り

2011年09月30日 | Weblog

今朝 家人を送り出すために 外に出たら・・・

風に乗って 運ばれてきました

ん? これは・・・ ずっと昔 噛んだ イヴ(ガムです ご存知ですか?)の 香り・・・

そう 金木犀 まだ つぼみですが 甘い香りを放っています

秋なんだな~ と いうよりも

運動会なんだな~

そう わたしにとって 金木犀の香りは 運動会につながっていて

甘い香りの下で お弁当を広げたり そのお弁当の中に 今年初めての青いみかんがあったり

と 次々に 思い出されてきます 

運動会といえば わたしのころは 村のお祭りさわぎでした 

自分の息子たちが 運動会の時は 応援にこそ行きましたが

お弁当は 一緒に食べるのではなくて 子ども達は教室にもどって 食べていました

時代の流れを感じましたが ちょっとさびしい気もしました

 

ところで 暑い夏も しっかり咲いていた チェリーセージ

 夏向きの 赤いお洋服から

 白いブラウスをあわせてみようかしら・・・

 もうすっかり 白に着替えた オシャレさん

さて そろそろ 我が家も 衣替え かしら・・・

 

注: イヴ を クリックしていただくと ガムのいろいろがでてきます よかったらどうぞ 


谷村新司 トーク&ライブ支援キャラバンココロの学校

2011年09月26日 | Weblog

昨日は 私の住んでいる街で

谷村新司さんが 各地で開催されている トーク&ライブ支援キャラバンココロの学校に

わたしが 関わっている少年少女合唱団が 出演しました

 

わたしも 子ども達と一緒に マル・マル・モリ・モリの ダンスをし

谷村さんから インタビューも受けました

リハの時は お話もできました

 

谷村さんは とっても気さくで あたたかい方でした

子ども達は 正直 世代が違うので 谷村さんの名前を聞いてもピンと来なくて

共演する話も 「え~あの谷村新司と」と 驚いたのは 私の方で

肝心の子ども達の方は 「ふ~ん 誰?」みたいな 感じだったのですが

リハがはじまって 谷村さんと交流しているうちに すっかり谷村さんの魔法にかかってしまって

本番では 子どもらしいパワーを 発揮してくれました

 

会場の人たちも とってもあたたかい雰囲気で

コンサートが進むにつれて どんどん 心が元気になっていく様子が 舞台のそでからも感じることができました

 

ココロの学校

今度は 生徒として 参加したいな~ と 思います

 


蕎麦 コスモス そして 彼岸花

2011年09月21日 | Weblog

台風15号 かなり 近づいてきたようです

ここ奈良盆地は 雨こそ降っていますが 今のところ 風もさほど強くなく 小康状態です

テレビで 各地の映像を見ながら 被害が少ないように 祈るような気持ちです

 

さて

先日の 3連休 いろんな秋の花に 出会うことができましたので ご紹介します

 遠くまで広がる 白い花畑

近づいてみると・・・

 そう 蕎麦の花です

韮の花に似て 真っ白で清楚 

花言葉は 「懐かしい思い出」「喜びも悲しみも」「あなたを救う」

本当に この花らしい 素敵な花言葉だな と 思います

 

そして 近くに咲いていた・・・

 コスモス

コスモスは 18世紀にメキシコからスペインに送られ命名されたもので 「宇宙」を意味するスペイン語のcosmosに由来する

そのもとは 「秩序 調和 美麗」などを意味するギリシャ語のkosmosにさかのぼる(週刊四季花めぐりより)

 

どんなに小さい花でも ちゃんと花びらは きっちり6枚

たおやかで しなやか でも 意志は強い 

そんな この花が わたしは 好きです

 

そして 実は一番 出会いたかった花・・・

 彼岸花です

去年は 暑さのせいか 咲くのが随分遅れたと 記憶していますが

今年は きっちり お彼岸に合わせて咲きました

 

「日本植物方言集」(1972年)によると彼岸花は416以上の方言がある 一説に俗称は1000以上ともいう(週刊花めぐりより)

一部を ご紹介すると・・・

烏枕 狐剃刀 三昧花(サンマイは墓場の意) 舌曲り 死人花 数珠花 捨子花 提灯花 天蓋花 葉不見花不見(ハミズハナミズ) 曼珠沙華 蜜柑草

お釈迦様が悟りを開いたとき 天から降ってきた花 という 曼珠沙華の名もありますが

不吉な名前も 多いですね

  

      曼珠沙華 キツネノカミソリ ヒガンバナ 呼びつぎて来し 世世の情念     坪野 哲久

時期が来ると いきなりあらわれ 激しく咲いたかと思うと そのまま立ち枯れてしまうこの花に

いつの時代の人も 自分ではどうしようもない 情念を感じたのでしょう

でも 人の持つ様々な気持ちを封じ込め 咲ききるこの花を 私は 愛さずにはいられません

 

      夏ゆけば いつさい棄てよ忘れよと いきなり花になる 曼珠沙華     今野 寿美    



十六夜

2011年09月14日 | Weblog

今朝 明け方に ふと目を覚ますと

西の空に 出ていました

あまりに 明るく 美しかったので パチリ

 

今日は14日ですが この月は 13日に出た月

12日が お月見でしたから

これは 十六夜(いざよい)の月

 

十六夜を 語源辞典で 引いてみると・・・

いざよい は「ためらう」「躊躇する」の動詞 「いざよう」の連用形が名詞化した語

陰暦16日の月の出は 15日の満月に比べて やや遅いところから

月がためらっていると 見立てたものである

とありました

日本語は 美しいですね

ためらいがちに 出てきたので

西の空に沈むのも ためらっていたのでしょうか

明るくなってくるのを 惜しむように 美しく輝いていました

 

もう一つ 思わず カメラで撮ったもの 

我が家の裏庭に 咲いています

そう 韮の花 です

韮って ちょっと 匂いも強くて 力が漲ってくるような 野菜ですけど

花は とっても 可憐で わたしの大好きな花です

花言葉は 「多幸」「星への願い」だそうです

 

暑いけれど

季節は もう秋

彼岸花 そろそろですね

今年は ちょっと山なんですけど 同じ市内のソバ畑に 蕎麦の花を見に行きたいと 思っているのですが・・・

行けるかな~

コスモスも咲いてくるし

好きなお花が 満載の秋

これからが 楽しみです 

 

 


ふるさと

2011年09月06日 | Weblog

夫が 宮城より 帰って来ました

父に会い 兄に会い そして 懐かしい方々に会ってきました

話や写真で見る以上に

実際に見た景色は 言葉にならない と 言っていました

写真で わたしも 記憶に残っている町の家々がなくなり

草が生えているのを見て 喪失と 半年の時間の流れを 感じました

 

でも そんな ふるさとをたずねた 夫の感想は

「やっぱり いいところだ」

そう なにもかもが なくなってしまっても

変わらずに あるものは きっと ある

風の中に 人々の暮らしの中に・・・

それは やはり その場に立ち そこの空気を吸って感じる 実感なのでしょう

 

たった 二日間 いただけなのに

言葉の端々に お国訛りがもどっていました

たくさん たくさん 話したんだね

わたしも その響きを聞きながら 少しふるさとの空気を感じることができました

 

昨年の 紅白で 嵐が 歌ったふるさと

この歌を口ずさみながら

夫の背中を押したわたしです

 

ふるさと

 

夕暮れせまる空に 雲の汽車みつけた

なつかしいにおいの町に 帰りたくなる

ひたむきに時を重ね 思いを紡ぐ人たち

ひとりひとりの笑顔が 今 ぼくのそばに

 

めぐり会いたい人がそこにいる

やさしさ広げて待っている

山も風も海の色も

一番素直になれる場所

忘れられない物語(うた)がそこにある

手と手をつないで口ずさむ

山も風も海の色も

そこは ふるさと

きみのふるさと

ぼくのふるさと

 

                 嵐 「ふるさと」  よかったらクリックしてね

 


台風12号

2011年09月04日 | Weblog

台風12号の 奈良への影響を 心配して

メールやら コメントを いただき

ほんとうに ありがとうございます

 

奈良の南部 吉野は 日本の中でも とりわけ雨量の多いところ

山々が 幾重にも重なっているため たくさんの雨も 普段はその懐の深さで豊かな水を蓄えてくれているのですが

ここ数日の 雨量が1500ミリを超えるとなれば さすがの 山々も悲鳴を上げ 被害が広がっているようです

わたしの住んでいる ここ奈良盆地は南も東も その山々に守られているため 大きな被害はでていません

でも 山間部に住んでいる方々は 厳しい自然と向き合っておられるのだろうと想像し

同じ県内に住むものとして 心を痛めています

 

本当に 今年は普段優しい自然が 私たちに 次々と難問を突き付けてくる 厳しい年になりました

神様は 何かを訴えておられるのだろうかと  思いたくもなります

こんなとき 神に祈るしかなかった 昔の人々の思いが 実感として伝わってきます

 

さて 3月11日以来 故郷に思いを馳せながら

時間的にも 精神的にも 行くことがままならなかった夫が

今日と 明日の二日間 飛行機に乗り 自分の生まれ育った東北の地へと 飛び立ちました

写真や映像 向こうの兄弟 親戚たちからの話を聞きながら

一刻も早く帰りたい気持ちと 実際帰って 突きつけられる現実に向き合うのを 恐れる気持ちが

自分の中で せめぎあい かなり苦しんだと思いますが

飛行機と宿泊の予約をとってからは 決心がついたようで

今朝早く 機上の人となり 無事に到着したようです

わたしも 一緒に行きたかったのですが なかなか思うようにならず

今回は 主人一人で 行くことになりました

また いろいろな思いを抱えて 帰ってくることでしょう

わたしも 夫を通して 現実に向き合って行こうと 思います

 

台風が去った後 我が家にやってきた 訪問者