norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
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冬が来た

2016年01月25日 | 詩 etc.

寒い日が続いています

今年は暖冬だと思っていたのに 昨日のニュースでは長崎や奄美大島でも雪がふっていました

寒いのは 好きじゃないですけれど きりっとした冷たい空気は 実は嫌いではありません。

 

春や秋には 人に寄り添うあたたかさがあるけれど

冬には 己を譲らない強さと孤独がある。

夏の日照りは 一方的で 容赦ない感じがあるけれど

冬の寒さには ただ我を張るだけではない 何か意味があるような そんな気がする。

 

とはいえ 雪の被害や寒さの被害にあっている地域ではそんなどころではないですよね。

ここ奈良盆地は 底冷えはしていますが 雪も積もらず 有り難く過ごしております。

寒気からの脱出。祈るような気持ちです。

 

冬といえば 思い出すのは やっぱりこの詩。

 

冬が来た

高村光太郎

 

きっぱりと冬が来た

八つ手の白い花も消え

公孫樹の木も箒になった

きりきりともみ込むような冬が来た

人に嫌がられる冬

草木に背かれ 虫類に逃げられる冬が来た

冬よ

僕に来い、僕に来い

僕は冬の力、冬は僕の餌食だ

しみ透れ、突きぬけ

火事になれ、雪で埋めろ

刃物のような 冬が来た

 

本当は 初冬にこそこの詩はふさわしいと思うのですが

暖冬から いきなりの寒さと戦うため この詩を ご紹介しました。 

 


続 宮城県に行く 

2016年01月21日 | 

せっかく宮城県まで来たというので

蔵王の麓にある 遠刈田温泉に予約を入れていました。

瑞巌寺の後は 一路 旬彩湯宿旅館 大忠へ・・・。

宮城に住んでいる叔母が ランチで訪れたとき とても雰囲気がよかったと言っていたお宿です。

ここはね 旬彩湯宿っていうだけあって お料理がとってもよかったです

 

 こんな感じ。他にもあったけれど主だったお料理です。

それに なんといっても 飲み物が飲み放題だったの

しかも シャンパンからワイン 日本酒 焼酎 ウイスキーまで 様々な銘柄がお試しできる

いくら飲んでも同じ値段なら 飲まなきゃ損。いっぱい楽しみました

お部屋や廊下のインテリアも とっても素敵でした。

もし 興味のある方は クリックしてね 旬彩湯宿 大忠

 

次の日は 夫がどうしても行きたいと 予約を入れていたところへ。

雪の中 行きましたよ。

 ニッカウヰスキーの仙台工場です。

マッサンは まだ記憶に新しい。ドラマでは余市の工場でしたが ここ仙台にも同じものが・・・。

 ホットスチル。しめ縄に感激 でした。

 これは見学用で・・・

本当に 中にウイスキーが入っているわけではありませんが 雰囲気は伝わってきました。

見学の後は ウイスキーの試飲。車の運転手である夫は飲めなくて ちょっとかわいそうでした

 

いろいろと充実した3日間。楽しくすごすことができました。

仙台空港では・・・

搭乗手続きを済ませてからは 見送りの人と会話を交わすことができませんが

この電話を使うと ギリギリまでお話しできるというもの。

電話を常に携帯している昨今では あまり意味がありませんが

これを見ると ちょっと 胸キュン。

写真にはありませんが ちょうどこの電話の隣で 携帯で話をしていた一組のカップルがいました。

 

宮城県から 帰ってからは一気に冬モードになり 寒い毎日が続いています。

奈良県と宮城県の天気予報を 交互に気にする毎日が 再び始まりました。

 

また 会う日まで・・・・。

 

 

 


宮城県へ行く

2016年01月18日 | 

成人の日を含む 3連休。主人の故郷である宮城県に帰省してきました。

そのことを 早くアップしなくては・・・と思いつつ 気が付けば1週間が過ぎてしまいました

二回ぐらいに分けて 記事にしていこうと思います

 

東北は寒いのでは・・・と随分心配し 服装やら持ち物やらいろいろ考えましたが

案ずるより産むがやすし 3日ともお天気に恵まれ 

さすがに 2~3日目の温泉は 山の中で少し雪も降りましたが それもまた風情があるという程度で過ごすことができました。

 

朝早くの飛行機で 伊丹空港を出発したので

午前中に お墓参りやら 義父のお見舞いをすることができました。

 

お墓の周りは 家々が立ち並んでいたのですが 今はこんなふうに海のほうまで何も建っていません。

ここは海の近くで もう居住地区ではないのです。津波で流された叔父もこのあたりに住んでいました。

津波までは 確かに 人々の暮らしの営みが 何年も何年もここで続いていたのです。

 

お昼ご飯は にっぽん縦断こころ旅のファンの方しかわからないと思いますが・・・

例の ふかひれラーメンのお店に行って おじさんにお会いしてきました~

こころ旅の番組で 心惹かれて 奈良から来ましたというと 喜んでくださいましたよ。

思いがけないご縁で 楽しく会話が弾んだことが うれしかったです。

 

そのあとは 実はここも こころ旅で知ったところだったのですが・・・

 釣石神社に行ってきました。

この大きな石が あの震災でもびくともしなかったということで

受験の神様として ちょっとしたブームになっているみたいです。

 お社に続く長い階段です。途中の青い印。そこまで津波が来たそうです。

 

1日目は こんな感じで 石巻に一泊しました。

 

2日目は 松島へ。あの斎太郎節に出てくる 瑞巌寺。

山門を見るだけで 一度も入ったことがなかったので 今回はお参りしました。

 山門はこんな感じなんですけど・・・

中が結構 広くてビックリ!! さすが 松島のサーヨー 瑞巌寺ほどの 寺はないとエー♪ だな~と思いましたよ

 こんな洞窟が 境内のあちこちにあります。供養場として使われていたようです。

 

さて 次回は 遠刈田温泉です。

 

 

 


あたたかい冬

2016年01月05日 | 日常

お正月から ず~っとお天気が続いていて

冬とは思えないほど あたたかい奈良です。

さっき天気予報で ついに明日から冬将軍がやってくるとのこと

お洗濯もしっかりして 明日からに備えなくては・・・

 

週末の3連休は 夫の故郷である宮城県に帰省する予定です。

当然のことながら 東北は奈良盆地より寒い 夫に言わせれば 大したことないとのことですが・・・

寒さに立ち向かうべく これもしっかり準備しなくては・・・

 

ぽかぽか 陽だまりが気持ち良いので

我が家の庭に咲いているお花を 撮ってみましたよ

 

 葉ボタンです。

幼いころはこれを見て 「なぜ花壇にキャベツが植えてあるのだろう」と不思議に思ったものです。

葉ボタンも こうして見ると また違った趣がありますね。

朝からは まだお水をやっていないのですけれど 葉の蒸散作用で 真ん中の水滴がきれいです

 

 

水仙と侘助(椿の仲間)です。

毎年 この時期になると咲いて 楽しませてくれます

今年は 侘助が 殊の外たくさん咲いてくれました。

もう長年うちで咲いていて わたしはこの薄いピンクの色がとても気に入っているので

たくさん咲いているのを見ていると あたたかい気持ちになります

 

珍しいところで こんな花も・・・

チェリーセージです。ハーブなので 葉っぱはセージの香りがします。

長く春から秋まで咲き続けるとはいいますが もう冬。

さすがにたくさん咲いているわけではありませんが 数輪 いや 対になって咲くので

数カップル 咲いています

 

雪の中 けなげに咲く花には元気をもらいますが

あたたかい日差しの中 花が咲いているのを見ると 心が和みます。

 

さて 今日はスーパーの特売日。お買い物に行ってきま~す


桑田佳祐 - 月光の聖者達 (ミスター・ムーンライト)

2016年01月04日 | 音楽

正月3が日も 早や終了。

1月4日になり いよいよ今年もはじまった感

夫も 今年の初仕事に出かけて行きました。

 

昨年12月19日に 東京で聴いた 火野正平さんのライブ。

彼は歌手ではありませんが 役者さんだからでしょうか 表現力が豊かで 魅力ある歌を歌われます。

いくつか歌われた歌の中にも 印象に残るものがたくさんありましたが

実はその時聴くまで 私がよく知らなかった歌がありまして

「そういえば CMで聞いたような・・・」とは思いましたが 初めてしっかり聴いた歌。

桑田佳祐さんの 「月光の聖者たち」。とってもよかったです

 

現在(いま)がどんなに やるせなくても

明日は今日より すばらしい

 

その歌詞が 心にしみて・・・

 

朝ドラの 「朝がきた」ではないですけれど

必ず 朝は来る。

2016年 楽しくがんばろうと 思います。

 

桑田佳祐 「月光の聖者達」。肝心の歌詞の前に消えてしまいますが

歌の雰囲気はお伝えできると思います。よかったらお聞き下さいませ。

 

 

桑田佳祐 - 月光の聖者達 (ミスター・ムーンライト)


あけましておめでとうございます

2016年01月01日 | 詩 etc.

あけましておめでとうございます

 

マイペースなブログですが

今年も どうぞ よろしくお願いいたします。

 

まいにち「おはつ」

(工藤直子 まいにち「おはつ」より)

 

目がさめて せのびして 

「きょう」という日の 扉をあけると

生まれたばかりの そよかぜが

世界中に お日さまのにおいを

とどけているところでした

さあ いちにちが はじまるね

まいにち「おはつ」

まいにち あたらしい