norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

フランスキャラメル

2010年05月31日 | Weblog

今日の 毎日新聞朝刊の くらしナビのページ

これはなつかしい
   
実は 折に触れて思い出し
「あのキャラメルは どうしたんでしょうね」と 思っていました
子どもの頃 このキャラメルは わたしの中では別格で
これが ポケットにあるときは
なにかしら 豊かな気持ちになったものです
登場は 昭和32年 ミルキーと共に売り出されました
しかし 31年前の昭和54年フランスキャラメルの製造販売は中止になりました

「昭和から平成に移る中で ハイカラ感のあるフランスキャラメルが消え ママの味のミルキーは生き残った」
「箱を飾る金髪の少女は当時の英国映画界の名子役 シャーリー・テンプルの写真から拝借 フランスとは無関係な少女との組み合わせがなんともちぐはぐで面白い」
                       (いずれも記事からの引用)


今は スーパーに所狭しと いろいろな お菓子が並べられ
お金さえ出せば いくらでも 好きなだけ手に入ります
でも いまの子ども達が 30年以上たっても なお 思い出すお菓子が
その中に あるのだろうか・・・
ポケットに入っているだけで うれしくなってしまう
そんなお菓子が あるのだろうか・・・

いろいろ考えてしまう「フランスキャラメル」でした




 


そらまめさん

2010年05月30日 | Weblog

ご近所の方から そらまめをいただきました
「今年は たくさん採れたのよ ◯◯さんち お好きでしょう どうぞ」って
くださいました
そらまめは 鞘が分厚くて 剥くのが結構たいへん
でも ほらパカッと開けると
ふわふわの お布団にくるまれた お豆さんが
ちんまり 並んでいて・・・
とっても かわいい

塩ゆでして 食べました
家族みんなで 食べたので
あっという間に なくなりました

そらまめ 枝豆は 初夏の味
爽やかな グリーンも
心を いやしてくれました


昆虫に学ぶ

2010年05月29日 | Weblog
毎日新聞木曜日の夕刊は「究めたい」という シリーズが連載されているのですが
5月26日付けの 「究めたい」は
昆虫が語る生活環境 という題名で 大阪市立自然博物館館長 宮武頼夫さんが書いておられます

少し 引用します
「平城宮跡の長屋王邸 藤原麻呂邸の発掘調査の際に 34点の昆虫遺体が溝の中から発見された 多数の木簡 木製品 土器 植物遺体に交じって 多くのハエの蛹や 動物の死体やごみために多いハエのうじ あるいは地上に出てきたミミズを食べるツシマヒラタシデムシなどが見つかったことから この場所がゴミ捨て場的な所であった可能性が高い」

すみません ハエだのうじだの ゴミ捨て場だの
あまり 美しい話ではありませんが
こうやって どんな昆虫が住んでいたかを調べることによって
そこが どんな場所であったかを「究める」話なのです
わたしが 心惹かれたのは 次の箇所です

「 07年の秋 平城京でバッタの観察中に 道ばたでミミズの死体を食べているツマヒラタシデムシに 出会った 約1300年もの間 ずっと住み続けて来たわけである 生きる環境が続いたということであろう これは他の昆虫たちにも言える」

1300年って 気の遠くなるような昔と 思っていましたが
昆虫たちは 同じ場所で 同じ暮らしを
ずっと ずっと 積み重ねている
人間は どんどん進歩して 1300年前と今とでは
全く 違う暮らしをしていますが
昆虫たちは 同じものを食べ 同じように生きている
人間は 環境を変えることに夢中になって生活してきたけれど
昆虫たちは 自分たちに与えられた環境に
ずっと 寄り添って生きてきた

それって
すごい

てんてん

2010年05月28日 | Weblog

    てんてん(てんとうむしでんせつ)

まわるほしのまんなかで たいようはひとり
ぽっちだった ひとりというのは からだに
よくない たいようは メソメソひえこんだ
こりゃいかんとみなはそうだんして あそび
あいてをおくることにした てんとうむしが
「ぼくがいこう」といった たいようも ぼく
も あかくてまんまるで「おにあい」だろ?
それいらい てんとうむしは たいようにむ
かって とびあがり アッチッチとなったり
するので くろいこげめがてんてんとついた
        (工藤直子「でんせついろいろ」より)

お庭の花壇のところで 見つけました

テントウムシしかも ツーショット
右側は ご存じナナホシテントウさん
左側は どうもヒメアカホシテントウさんらしい・・・
赤い点が ちょっとはしっこすぎるかな~とも 思うのですが
ちょうど 肩の(テントウムシの肩?)ところに 赤いホシが二つあります
ちょっと 目を移すと

これは ナナホシテントウさんのさなぎ
えへ子達が小さいとき ちょっと勉強しました
幼虫も 気をつけていると たまに見かけます

この てんとうむしでんせつの 終わりに 一編の詩があります

 はねの うちがわに
 てんとうむしは なやみをためている
 たまりすぎると とべなくなるので
 ばらに うちあけにいく

 はなびらに こぼれるつゆは
 もらいなきした ばらの
 なみだの つぶである

ちょっと 悲しい詩だけれど
大丈夫 テントウムシは いつも元気に飛んでいく
負けるな

 


いちごみるく×チロルチョコ(チロルチョコ×いちごみるく)

2010年05月27日 | Weblog

スーパーで こんなお菓子を見つけました
袋の片面が

                   「サクマが作ったチョコレートキャンディ」
ひっくり返すと・・・

                   「チロルが作ったいちごみるくチョコレート」
チロルチョコレートと いちごみるく
私たちが子どもの頃 どちらも非常にお世話になったお菓子達
チロル×いちごみるく はたまた いちごみるく×チロル の
コラボレーション商品なのです
中身は・・・・これ

左側は いちごみるくの包み紙に包まれた チロルチョコ
右側は チロルチョコの包み紙に包まれた チョコキャンディ

う~ん 頭がこんがらがる~
お味は・・・
いちごみるく味のチロルチョコ
そして
チロルのコーヒーヌガー味のキャンディ
わたくしてきには・・・若者っぽい?
いちごみるく味のチロルチョコに 座布団一枚かな?
ちょっと 楽しませていただきました
チョコが7個キャンディ6個の13個入りです
よかったら お試し下さいませ


コモチマンネングサ

2010年05月26日 | Weblog

最近 あでやかな お花の紹介が多かったのですが
やはり わたしは 野の花が好き
しかも 田舎なもので 野の花には 恵まれております
今日も 家の近くでこんな花を 見つけました

結構近くにあるのに 実は今日の今日まで 気づかなかった花
小さく 可憐に咲いておりました
こんなところに 目が行くようになったのも
ブログのおかげ
新しい発見は いつもうれしい

葉っぱは ヤエムグラにちょっと似ていたので
え?ヤエムグラの花?と 思いましたが
色が黄色いので 調べてみたら

コモチマンネングサ と ありました

ベンケイソウ科マンネングサ属の一つだそうです
こんなに小さくても ムカゴをつけて ムカゴで増えるそうな
いやはや 植物の生態は奧が深い・・・
花言葉は・・・記憶・ 私を思ってください

お星様のようなかたち
コンペイトウを 思い出しました


金子みすず「灰」

2010年05月25日 | Weblog
毎日新聞 毎週月曜日の朝刊には
奈良版に「支局長の手紙」という コラムが連載されています
昨日24日の 朝刊に
次の 詩がのっていました
支局長さんの 奥様が好きな詩だそうです


     灰
    金子みすず

 花咲爺さん 灰おくれ
 笊にのこった 灰おくれ
 わたしは いいことするんだよ

 さくら もくれん 梨 すもも
 そんなものへは撒きゃしない
 どうせ 春には咲くんだよ

 一度もあかい花咲かぬ
 つまらなそうな 森の木に
 灰のあるたけ撒くんだよ

 もしもみごとに咲いたなら
 どんなにその木はうれしかろ
 どんなに私もうれしかろ


ちょっと いいなと 思ったので
ご紹介しました
日頃 見過ごしてしまいそうな場所に
あかりを ともす
金子みすずは そんな 詩人だと思います

あしたが ある

2010年05月24日 | Weblog
   身の上ばなし
      工藤直子

 せんたくものを たたんでいると
 台所のあたりから ひそひそ 声がした

 流しに寝ころがり あたまふり乱したタマネギが
 ―あなた このはなし
  なみだなしじゃ語れませんぜ と
 マナイタに寄りかかって すすりあげている

 となりに干しシイタケが よりそい
 ―なに わたしの 身もこころも干上がるほどの
  苦労にくらべりゃ あなたなんぞ と
 はげましてるんだか 自慢してるんだか

 そのとき ねむっていたはずのエビが 大声でいった
 ―いやあ きのうつい飲みすぎて この始末さ
  うわははははははは

 せんたくものを たたみおわり
 はなしに加わろうと台所へむかう そして思う

 あしたが ある
 ああ それだけで
 とても いいなあ


「早く見つかって ラッキーと思いましょう 逃げないで治療しようね」
先生の 言葉
これからは 結果を見ながら 次を考えていくそうです

ブログは 出来るだけ 続けて行こうと思います
皆さんの ところへ おじゃまするのは ちょっと間遠になるかもしれませんが
お許しくださいね

 あしたが ある
 ああ それだけで
 とても いいなあ

わからん

2010年05月23日 | Weblog
    わからん
      工藤直子

 手をのばしてみる
 その手の 指さすむこうに
 なにが あらわれるか・・・わからん

 足を踏みだそうと 宙に浮かす
 その足が 着地する世界は
 わたしを どこに導くか・・・わからん

 それが まったく わからんので
 それが まったく わからんからこそ
 まず 手をのばし 足を踏みだす

 「わからん」が原動力


「わからん」「わからん」で過ぎた 一週間
わからないのが 不安で
でも わからないから まだ ましだったのかもしれない 一週間
手を伸ばし 足を踏み出さなければ
何事も 始まらない
勇気を 出して 
進んでいこう

あしたは 晴れる

2010年05月22日 | Weblog

今日は ある合唱団の演奏会で
わたしが 関わっている少年少女合唱団も出演しました

これは そのときいただいた 薔薇の花です
花瓶に挿して 窓辺に飾りました
玄関からは 芍薬の香り
窓辺からは 薔薇の香り

花のある暮らし いいなと思います

今日の 少年少女合唱団のステージ 最後の歌は
「あしたは晴れる」(坂田 修 作詞・作曲)

元気出せ 涙 吹き飛ばせ
 声合わせ 歌おう
 あしたは 晴れる

子ども達の 歌を 聴きながら・・・
「がんばろう」と 思いました

youtubeに
わが子達が 一番お世話になった 
坂田おさむお兄さんと神崎ゆうこお姉さんの歌でありました
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