norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

藤原京跡 蓮

2014年07月21日 | 

毎年 夏になると 楽しみにしているお花

そろそろかしら・・・と 朝から見に行きました

奈良県橿原市にある 藤原京跡に咲きます。蓮の花畑です。

ここは 春は菜の花 夏は蓮の花 そして 秋はコスモスと 四季折々の花が楽しめる わたしの大好きな場所です

実は 2週間前にも 一度行ったのですが まだ ちらほらとしか咲いていませんでした。

今年はダメなのかしら・・・と 思いつつ まだ時期的に早かったのかと 今日再び訪れて正解でした

泥の中から 美しく咲く蓮の花 いつ見ても 心が浄化されるように感じます。

 雨の中しっとりと咲く姿もいいですが 青空も似合います。

 

珍しい形の蓮もありました。碧台蓮(へきだいれん)というそうです。

 

 花びらに 朝の光が透けて・・・

 

蓮の花の もう一つの楽しみ 葉の上をころころ転がる滴・・・  

 

暑い夏は大変ですが 美しい花を見ていると 暑さを忘れます。

 

 

 

 

 


けっしん

2014年07月19日 | 詩 etc.

我が家の花壇のチェリーセージに くっついて風にゆれてました。

 ご存知 蝉の抜け殻です。

よくもまあ こんな不安定なところで 殻を脱いだものです

 

しかも・・・

 こんなふうに殻が逆さまになっています

 

蝉って こんなふうに逆立ちしながら脱皮すると思うのですが・・・他サイトからお借りしました

 

逆さまの幼虫から 逆さまになったら上むきになるのかしら なんて いろいろ想像してしまいました

 

いずれにせよ 何年か前に根っこだけ残して切ってしまった木が 近くにあったものの

草花しか生えていない花壇で どうして蝉の幼虫が羽化したのか

謎は深まりますが とにかく 7年間地中で生活していた蝉の幼虫が ここで新しく生まれ変わったのは事実

今頃は 高らかに蝉の歌を 歌っていることでしょう。(今年はまだ蝉の声が少ないような気がしますが・・・)

蝉の羽化 といえば 必ず思い出す詩があります。

たしか 2年ほど前に ご紹介したと思うのですが 好きな詩なので もう一度ご紹介しようと思います。

 

けっしん

工藤直子

 

あけがた せみが しずしず あらわれ

「おまちどうさま」と殻を脱ぎはじめた

 

眠さもわすれ 見つめると

「この殻はなあ

生まれ変わるための『じかん』の家さ」

 

よいしょっと羽を抜き出し せみ 私をみて

「あんたも生まれ変わりたいのかい?」

 

・・・どきっ・・・

 

殻をかぶっているのを見破られたか

しかし どうやったら生まれ変われる?

 

「決心するんだよ いっしょうけんめい」

 

ひとりで行かなくちゃならない道があるのだ

いま歌わなきゃ いつ歌う?

歌いきったら死にます

 

と 飛び立ったせみを

空は しっかり抱きよせ

見えないところで涙をながした

 

 

 


希望の歌~交響曲第九番~

2014年07月14日 | 音楽

少し前のお話になりますが

7月一番最初の日曜日 県民の体育祭がありました

そのオープニングのアトラクションに 私が毎週参加している健康のための体操のクラブが出演しました

この体操クラブでは トリム体操という体操をしています。

トリム体操って???と 思われる方もたくさんいらっしゃると思います。

トリムとは 「船舶のバランスを保つ」という意味の ノルウェーの造船用語です。 トリム体操は船体を人に置き換え 人を心身ともにバランスのとれた健康体へと導いていくことを目的とした体操です。(日本トリム体操協会 HPより)

まあ なんだかんだ言いながら かれこれ十年以上続けていますが 

内容は ストレッチあり 身体の強化運動あり ちょっとしたソフトエアロあり と盛りだくさんで

日頃 ダラダラしていてあまり身体を動かさないわたしにとって 週一度 唯一の自分の身体と向き合う日になっております

 

ちょっと前置きが長くなりました

 

さて そのアトラクション ちょっとしたマスゲーム的なものだったのですけれど

その演技で 使った音楽(実は 本題はこれです)が とてもよかったので

今日は ご紹介しようと思いました。

これは ベートーヴェンの第九 歓喜の歌がベースになっているのですけれど

歌詞が素敵で これに合わせて身体を動かす度に 励まされておりました。

 

あなたが笑顔でいられるように

みんなが笑顔でいられるように

明日につながる希望をのせて

エガオノチカラで世界照らそう

 

頑張った昨日の涙は

その胸の強さになる

 

しあわせだから笑うんじゃなくて

笑ってるからしあわせになれる

 

蒸し暑い日が続きます 無理は禁物 お互い体調には充分気をつけて

でも

「笑ってるからしあわせになれる」

こぴっと がんばりましょう

 

 

「希望の歌~交響曲第九番~」FULL


夕刊の記事から

2014年07月04日 | 日常

今日の 夕刊にこんな記事がありました。

「9条の句」掲載拒否 さいたま市 公民館の月報 (毎日新聞 7月4日 夕刊)

政治のむずかしいことは あまりわからないけれど

あんまりだ と 思い 記事を書いております。

掲載されなかった句 というのは

 「梅雨空に 『9条守れ』の女性デモ」 という句です。

市広告掲載基準によれば 国内世論が大きく分かれている内容の広告掲載を禁止しているため

それに沿って 判断したとか・・・ 

俳句は 広告ですか? しかも これは今の世相をそのまま詠んだ 素直な句だと わたしは思うのですが・・・

同じ市の行財政改革推進部は 「公民館活動での市民の俳句は広告とはいえない」と指摘しているようですが

市としては 判断は妥当だったとしているそうです。

 

ドラマなどで見ている あの戦争の頃の 「言いたいことが言えない時代」が

少しずつ 少しずつ 近づいてきているような気がするのは

わたしの 考えすぎでしょうか。