まど みちお
花のまわりで 花の形
ボールのまわりで ボールの形
ゆびのまわりで ゆびの形
そこに ある物を
どんな物でも そこにあらせて
自分は よけて
その物をそのままそっと包んでいる
自分の形は なくして
その物の形に なって・・・
まるでこの世のありとあらゆる物が
いとおしくてならず
その ひとつひとつに
自分でなってしまいたいかのように・・・
今日は 所属している体操のクラブで 県のレクレーション大会のアトラクションに参加してきました
わたしは 今年 そのクラブの世話係のようなことをやっているので
何となく 気を遣うことも多く
ちょっと 疲れました~
こんな時は ちょっとやさしい詩を読みたくなって
まど みちおさんを・・・
そういえば 私たちって いつも空気に包まれているんですね
そう思うと 何だか 心がほわっとあたたかい