norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

観月祭

2015年09月29日 | 寺社仏閣

一昨日は 仲秋の名月 つまりは お月見。

お月様 綺麗でしたね

 わたしのデジカメでは こんなものですが

 

近くの神社では 観月祭があり 境内には舞台が組まれ 舞楽蘭陵王(らんりょうおう)が演じられました。

 

 

長くこの街に住んでいながら 毎年行われているこの神社の観月祭に 初めて行ったのが 昨年

月の光に照らされる舞楽は とても幻想的でしたので 今年も見に行った次第です。

 

帰り道 月の光を浴びながら歩いていると 身も心も 浄化されていくようでした。

日常の中に ふと組み込まれた ちょっとうれしい日に 感謝 です。

 


元興寺に行く

2015年09月24日 | 寺社仏閣

お待たせしました~ 待たれてないって

久々の 更新です

思いがけない5連休。巷では シルバーウイークと言うそうな。

いつそんな名前がついたのやら。何やらカタカナで言われると 妙に納得してしまう。

というわけで 特に何をするでもなく それなりに休日を満喫しておりましたが

昨日 こんな所に行って参りました

 元興寺。「ならまち」の中心にございます。

このお寺。奈良に住んでいながら 初めて訪れたのは ほんの数年前。

「元興寺 良いわよ~」というお友達の一言で 夫と共に訪れたのが最初でした。

以来 私もですが 特に夫の方が大変気に入り それから二度ほど訪れました。

昨日も 「ヒガンバナが盛りらしいぞ」という彼の言葉に

彼岸花が好きな私。なにせ彼岸花は「今」この時を逃すとすぐに枯れてしまう花。

即 行くことに決定した次第です。

 彼岸花 咲いておりました。

このお寺は 石塔や石仏が境内にたくさんあり その間にふと咲いている花がとても良いのです。

 こんなふうに・・・。夏の名残の桔梗も涼やかに咲いていました。

 

そうそう

 萩の花も満開でした。

萩といえば 私は まず紅萩を思い出しますが 白萩も素敵です。桔梗の紫とよく似合っていました。

 

花のことばかりになりましたが お寺ですから・・・

 国宝 極楽堂です。堂内参拝もできます。

 

ならまちの中心。という立地条件の良さもありますが

あえて それを言わなくても 奈良に来られた際は 是非訪れてほしいお寺の一つです。

 

興味のある方は 元興寺  クリックしてね。

 

 

 

 

 


本日の「あまちゃん」再放送

2015年09月07日 | テレビ・映画

本日の あまちゃん(朝ドラ)再放送は

2011年 3月11日当日の様子を 描いたものでした。

 

今日のあまちゃんを見ていると その時のことが 一つ一つ

わたしの頭の中で 浮かんでは消え また 消えては浮かんで

泣きたいような 息苦しさの中にいる。そんな 15分でした。

 

ドラマの中で アキちゃんをはじめ 東北に関わりを持つ人たちが

遠くのものを見るような気持ちで テレビの画面にくぎ付けになっている。

 

あの日の わたしもそうでした。

大抵の地震では「大丈夫」と構えていた夫が 「大変なことが起こった」といつになく切羽詰まったメールを送ってきて

ドキドキしながら テレビの画面を見ていました。 

でも どこか現実ではない 映画のワンシーンを見ているような感覚。

その一方で つながらない電話 メールも届かない現実。

 

日曜日になっても 父と兄 おじおば達の消息はつかめず

長い長い 休日であったと記憶しています。

次の日のブログ 2011年3月12日付「祈る」には 心温まるコメントをいろいろいただいて 本当に有難かったです。

父 兄の無事がわかったのが 13日の月曜日。

車で逃げた父と兄は いったん車ごと流されましたが うまい具合にコンビニの駐車場に流れ着くことができたそうです。

ホッとしたものの おじおばたちのことは まだわからずにいました。

それから 数日後 一人のおじと おじおば夫婦の訃報が届きました。

 

何年たっても あの日に起こったことは現実で 消えることはありません。

今日のあまちゃんを見た時のように 時折何かのきっかけで 自分の心の中から 不意に噴出してきて 戸惑います。

ずっと 奈良盆地で津波の被害を知らず生まれ育ったわたしですら そうなのですから

実際に体験した人たちは もっと 過酷な現実に今も向き合っているのだと思います。

 

あの戦争も 70年たっても消えることはない。

 

本日のあまちゃん再放送。いろいろ 考えたわたしです。