norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

金峯山寺 秘仏 本尊 特別ご開帳

2013年05月28日 | Weblog

5月 26日(日)に 行ってきました

奈良盆地に住む わたしにとって 同じ県内でも吉野の地はちょっと遠くへ出かける感じがします

桜で有名な吉野山 その中腹にある 金峯山寺(きんぷせんじ)

そのご本尊である 秘仏 蔵王権現(ざおうごんげん)を 6月9日まで開帳しているということで

滅多にない機会 と 行ってきました

お寺ですが 大きな鳥居があります

今も数多くの修験者の方々が この鳥居をくぐり 吉野山の奥深く大峰山系へと続く厳しい修行の道へと向かいます

この鳥居は 発心門とも呼ばれ ここで修行の道へ入ることを決心するそうです

そう思うと 凡人のわたしもこの鳥居の下では身の引き締まる思いがしました

 

鳥居をくぐり 仁王門をくぐると この蔵王堂が見えてきます

このお堂の中に 3体の 秘仏 蔵王権現立像がありました

 

撮影はもちろん禁止でしたが 最初にご紹介した写真の中の御顔から この仏様達が どんな仏像であるかは 想像していただけると思います

このお寺の開祖である 役小角(えんのおずぬ)が7世紀の後半 大峰山の山上ヶ岳で感得したこの仏様たちは それはそれは恐ろしいお顔をしておられます

その前にすわり  おそるおそるお顔を見上げた時 その強いまなざしに射抜かれたような気持ちになりました

「何もかも わかっているぞ」 そう言われたような気がしました

ここでは どんな言い訳も ウソも通じない

どんなに 取りつくろっても 本当の自分に向き合うしかない

 

修行の途中 振り返ると木々の合間から この蔵王堂が見えるといいます

どこかで読んだことがあるのですが

修行の苦しい道の途中は 自分がどこをどのように歩いているのかわからず 不安で押しつぶされそうになるそうです

そんな時 この蔵王堂はどんなにか 心のよりどころになることでしょう

きっと その中におられる仏様達が 厳しい顔でいらっしゃるからこそ 先へ進むことが出来るのだと思います

 

厳しいからこそ やさしい 

そんな 仏像に出会えた 日曜日でした

 

JR東海 うましうるわし奈良のサイトに金峯山寺が詳しく載っています

よかったら クリックしてねうまし うるわし奈良 金峯山寺編

 


にっぽん縦断こころ旅 今週は奈良県です

2013年05月22日 | Weblog

マイブログでも 何回かご紹介している NHK「にっぽん縦断こころ旅」

今週は 奈良県です

奈良に住んでいるわたしには 昨日も今日も 見なれた景色が・・・

でも 不思議ですね

自転車の 視点で見ると 見なれた風景もまた違って見えます

 

昨日は 奈良市 今日は 桜井市 

そして 明日は 下市町の「こころの風景」

 

土曜日 と 日曜日には 今週放送された 4か所がそれぞれ30分ずつ放送されるので お薦めです

 

奈良の有名どころが紹介されるわけではないけれど

自転車の視点から見た 奈良もちょっと おつなもの

 

よかったら ご覧くださいませ

 

BSプレミアム「にっぽん縦断こころ旅」

土曜日 11:00~11:59   日曜日 11:30~12:29

 

 

 


百花繚乱

2013年05月16日 | Weblog

百花繚乱の季節になりました

我が家の小さな庭にも いろんな花が咲いています

このバラは小さい木ですが もう40年近く我が家で咲いてます

この赤いバラは 昨年買いました バラはやはり赤が似合いますね

毎年ご紹介している チェリーセージです

ハーブは たくましくて 毎年咲く季節になると どこからともなく茎や葉をみるみる茂らせ 美しく花を咲かせます

気温によって 赤くなったり 白くなったり この写真の様に ツートンカラーになったり

お洒落な花です

 

目立たないけれど こんな花も咲いています

ムラサキカタバミです

もともと観賞用だったみたいですが 今はしっかり野の花ですね

漢字で書くと 紫片喰 いつも思いますが カタバミを漢字で書くと ちょっとびっくりします

で 思い出しましたが 最近 やばいって 良い意味で使うことがよくありますね いまだに違和感があって使えません

愛らしい花なので 他の雑草は抜いても これは置いておこうと思います やっぱり可愛らしい子は 得?

 

雑草といえば こんなところにも・・・

ナガミヒナゲシです いつの間にか花を咲かせていました

「置かれた場所で咲きなさい」の言葉を思い出しました

 

花壇に咲く花も美しいですが

野の花の たおやかなたくましさ

やっぱり 好きです

 

百花繚乱には ちょっと遠いですけど

今日は ささやかな 花の日記です

 

 

 

 

 

 


鉄写同好会 5月

2013年05月13日 | Weblog

すみません

2日遅れの投稿です

鉄写同好会 です

 

カメラの中に この写真がありました

新しくなった大阪駅で 長男が撮って来たものです

自分が撮ってこその 同好会なのに

いつも 人の手を借りている ずるい私です

 

なんだか 見た目がとても懐かしい特急ですね

JRがまだ国鉄だったころ 活躍していた形に見えますが・・・

ちょっと調べてみました

 

381系電車

特急「くろしお」への287系投入により余剰となった車両を国鉄特急色に塗装変更し転用したもの。2012年6月1日より運転を開始し、183系で運用されていた3往復(6・7・18・21・22・25号)を置き換えた[6]。通常は4両編成だが、繁忙期は6両に増結される場合がある。(ウィキペディアより)


今どきの特急は オシャレなものが多いですけど

昔からなじみのある この色と形の電車を見ると

幼いころ 何処へ行くかもよくわからないまま

ただ 「どこか 遠くへ行くんだ~」という ワクワク感いっぱいで乗ったあの頃の気持ちを思い出します

 

今は 昔より 随分便利になったけれど

その分 ワクワク したり ドキドキ したり することが

難しくなって 来たような・・・

 


ボストン美術館 日本美術の至宝

2013年05月10日 | Weblog

ひょっこり時間が空いたので 行ってきました

そこは・・・

 が 見えます

スカイツリー?いえいえ 通天閣です

お目当ては ここ

つい最近 しょぼい美術館と おっしゃった方もいらっしゃいましたが・・・

なかなか どうして立派な建物です

 

ここで やっている ボストン美術館日本美術の秘宝に行ってきました(リンクしているので よかったら覗いてみてください)

休日より 平日の方がすいているかなと思い 思い切って行きました

素晴らしい 作品の数々・・・ しかもどれもとても保存状態がよくて 

奈良時代のものも 平安時代のものも とってもクリア

絵巻物もお話が添えられていて 楽しくみることができました

この美術館の目玉といわれる 蕭白(しょうはく)の雲竜図

思っていた以上に大きくて 迫力がありました

 (絵葉書の写真です)

こわいはずの龍ですけど どこかユーモアがあって 好感がもてます

 

史上最大級といわれるだけあって とっても見ごたえがありました

お薦めです

 

ここ大阪市立美術館は 天王寺公園の中にあるので

ほら

 

バラも 咲いていました

 

今日は 大満足の norinorimiffyです

 

 

 

 

 

 

 

 


妖怪たちに 会いに行く

2013年05月04日 | Weblog

銀竜草(ギンリョウソウ) 別名 幽霊草の次の話題にぴったり・・・かも

昨日 行ってきました

今 関西では ボストン美術館展が 大阪市立美術館で 

リヒテンシュタイン華麗なる伯爵家の秘宝が 京都市美術館で と 

世界の名画が集まっていて どこに行こうかしら と 迷っているぐらいなのですが

「連休中は 混むだろうな~ ゆっくり見たいし・・・」と どうしても行く気になれず

「そうそう この幽霊や妖怪に逢いに来る人は さすがに少ないだろう」と 割引券もあったので行くことにしたのでした

 

でもね 結構混んでましたよ

幽霊とか妖怪とか 怖いイメージありますけど

ほんと 個性豊かな方々ばかりで 面白かったです

 

ちょっと楽しい企画があって

名付けて YKI48(ワイケーアイフォーティーエイト)総選挙

YKIはこの展覧会の主人公の「YOKAI」

この会の主催者が選んだ 選りすぐりの妖怪(幽霊)48名(はたして名でよいのかしら)の中から

自分の気に入った妖怪(幽霊)を選んで投票し ナンバーワンを決めるという企画

たくさんの人たちが 投票していらっしゃいました

ここには 妖怪(幽霊)たちを写せないので 興味のある方はクリックしてくださいね YKI48総選挙

わたしは ビジュアル系ユニットの №3 夏は涼しい に 投票いたしました

 

展覧会 といえば 私は必ず最後にグッズ売り場に立ち寄って

ポスターとか クリアファイルとか 買うんですけど

今回は ちょっと遠慮しちゃいました

 

暑い夏には まだ 遠いですけど

ちょっと涼しさを感じた ゴールデンウイークのひととき でした

 

 

 

 

 

 


銀竜草(ギンリョウソウ)

2013年05月02日 | Weblog

緑や花の美しい季節になりました

「山笑う」という春の季語がありますが

今日 遠くの山を見て その言葉を実感いたしました

 

さて

鮮やかな彩りの中で 少し珍しいものをご紹介します

今の季節 木立の中で ひっそりと咲きます

昨年も ご紹介しましたが

銀竜草(ギンリョウソウ)です

三輪山をご神体とする 大神神社に 今年も見に行きました

妖しい姿から 幽霊草とも 言われています

花言葉 あるかしら・・・ 調べてみました

はにかみ だそうです なるほど

でも この植物 自分で栄養を作り出すことができないので 菌類に寄生しているそうな

はにかみ なんて言っちゃって 結構 したたか ですよね

今回 この花の中国名も知りました

水晶蘭 だそうです 透き通った姿にぴったり

 

地味で目立たない花ですが なぜか気になる

不思議な 花 です