台風12号の 奈良への影響を 心配して
メールやら コメントを いただき
ほんとうに ありがとうございます
奈良の南部 吉野は 日本の中でも とりわけ雨量の多いところ
山々が 幾重にも重なっているため たくさんの雨も 普段はその懐の深さで豊かな水を蓄えてくれているのですが
ここ数日の 雨量が1500ミリを超えるとなれば さすがの 山々も悲鳴を上げ 被害が広がっているようです
わたしの住んでいる ここ奈良盆地は南も東も その山々に守られているため 大きな被害はでていません
でも 山間部に住んでいる方々は 厳しい自然と向き合っておられるのだろうと想像し
同じ県内に住むものとして 心を痛めています
本当に 今年は普段優しい自然が 私たちに 次々と難問を突き付けてくる 厳しい年になりました
神様は 何かを訴えておられるのだろうかと 思いたくもなります
こんなとき 神に祈るしかなかった 昔の人々の思いが 実感として伝わってきます
さて 3月11日以来 故郷に思いを馳せながら
時間的にも 精神的にも 行くことがままならなかった夫が
今日と 明日の二日間 飛行機に乗り 自分の生まれ育った東北の地へと 飛び立ちました
写真や映像 向こうの兄弟 親戚たちからの話を聞きながら
一刻も早く帰りたい気持ちと 実際帰って 突きつけられる現実に向き合うのを 恐れる気持ちが
自分の中で せめぎあい かなり苦しんだと思いますが
飛行機と宿泊の予約をとってからは 決心がついたようで
今朝早く 機上の人となり 無事に到着したようです
わたしも 一緒に行きたかったのですが なかなか思うようにならず
今回は 主人一人で 行くことになりました
また いろいろな思いを抱えて 帰ってくることでしょう
わたしも 夫を通して 現実に向き合って行こうと 思います
台風が去った後 我が家にやってきた 訪問者