norinorimiffyの日記

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夢はユーチューバー

2016年03月22日 | 日常

本日 3月22日付 毎日新聞くらしナビのページにこんな見出しがありました。

「夢はユーチューバー」勉強しない子どもたち

「ユーチューバー?」 はて それってな~に?

すぐ下に表があり そこには 将来の夢(小4男子) 第1位サッカー選手 第2位医者 第3位ユーチューバー 第4位公務員 と書いてあります。

どうも サッカー選手や医者と並ぶ 今どきの男の子たちの夢のようです。

読み進めてみると ユーチューバーとは・・・

「インターネット上の動画共有サービスであるYou Tube に動画を投稿し 広告収入を得る人たちのこと」(goo辞書)とありました。

なるほどそれなら聞いたことがある 結構稼げるらしいとテレビで言っていたっけ・・・

どうも子どもたちは 将来ユーチューバーになることを夢見ながら 勉強もせず せっせと面白い動画作りにいそしんでいるようなのです。

子どもたちの 言い分もありました。

「 有名なユーチューバーは1億円以上も稼いでいる。もうあくせく勉強する時代じゃない。変顔や友だちの悪口とかじゃ動画再生回数が伸びないので研究したら、みんなが驚くことやおもしろがることがいいとわかった。高い所から飛び降りたり、他の子のズボンをずらしたりしたら数が伸びたので スカートめくりや男子トイレの盗撮を計画していたら、先生にばれた。」

さすがにこれはまずいと この記事の筆者である竹内和雄先生(兵庫県立大学准教授)は 

「みなさんの行動は逮捕や書類送検される可能性がある」と 子どもたちに注意を促したそうです。

 

つい先日 機会があって 「世界の果ての通学路」というドキュメンタリー映画をDVDで見ました。

そこには 何時間もかけて 危険をおかしながら学校に通う子どもたちの姿がありました。

彼らの夢は 医者や獣医やパイロットでした。

わたしは 医者やパイロットになる夢が立派で ユーチューバーになる夢が悪いというつもりはありません。

たぶん ユーチューバーになりたいと思っている子たちは いち早くこの国の未来を感知し ネット社会で生きていく術を考えているのです。

また 通学に苦労している彼らが 本当に医者やパイロットになれるのかと聞かれれば

もちろん そんな保証はありません。 大人の私から見れば 多分 そうなれない可能性のほうが強いかもしれない。

 

でも どちらの未来に希望を感じるでしょう。

どちらの未来を 見てみたいでしょう。

「世界の果ての通学路」 問題のYou tube に 予告編がありました よかったらご覧ください。 

 

映画「世界の果ての通学路」予告編


3・11に思う

2016年03月11日 | 日常

今朝 夫と二人 どちらからともなく 「あの日も金曜日だったね」と 言いました。

宮城県出身の夫はもちろん わたしも決して忘れられない あの日のことが 次々と浮かんできました。

ここ数日 なんだかバタバタしていて ちょっとブログから遠ざかっていましたが

ふと 紋狗 悠之輔さんからいただいたコメントの中に 「そういえばあの日も金曜日だったんですねえ」の文字を見て

「あぁ こうして人の心の中に あの日は残っているのだ」と思い

何を書こうかも決まらないまま 新規投稿の画面に向かっています。

夫の生まれ育った町 野蒜は あの日大きな被害を受け 立ち並んでいた家々はなくなり もう誰も住んではいません。

でも 帰省すると 必ず立ち寄る場所。 確かにそこに人々の暮らしがあったことを確かめる場所。

野蒜には 広い砂浜があります。 奈良で育ったわたしは海を見ると 心が浮き立ち嬉しくなりますが

おだやかな海も ひとたび牙をむく恐ろしさを知ってからは この浜に立つと 祈る 気持ちになります。

その浜に 今回 こんなものがありました。

「ここは初日の出が拝めるからな~」と 夫は言いました。

帰ってから調べてみると 昨年 被災した杉を使って 地元の人たちやボランティアで作った 手作りの鳥居でした。

夫がいうように 震災後も初日の出を拝む人がたくさん訪れるため 鳥居を立てたとありました。

 

震災後 海水浴がまだできないでいるようですが

また みんなが安心して 海と向き合えるようになってほしい と 思います。