norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

奈良市写真記念館 お水取り

2014年01月28日 | Weblog

ブログの更新のマイペースさに さらに拍車がかかっている 今年1月の norinorimiffyの日記 でございます

 

さて

この前の日曜日 久しぶりに行って参りました

ここは 奈良県の中でも 

わたしにとっては 心落ち着く そして 気持ちよく過ごせる場所として

5本の指に入るかな~ と 思っている所です

そこは 高畑町 という かの志賀直哉も住んでいた 閑静な住宅街の中にある

入江泰吉記念 奈良写真美術館 です

そこで開催されている 展覧会を見てきました

お水取り そう 東大寺の年中行事の一つ 「修二会(しゅにえ)」のことです

修二会の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と言う。十一面悔過とは、われわれが日常に犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔(さんげ)することを意味する。

修二会が創始された古代では、それは国家や万民のためになされる宗教行事を意味した。天災や疫病や反乱は国家の病気と考えられ、そうした病気を取り除いて、鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、人々の幸福を願う行事とされた。(東大寺公式サイト 修二会 より)

 

修二会は 752年から ずっと欠かさず続けられていて 今年は 1262回目になります

私たちの罪や穢れを私たちに代わって懺悔し 人々の幸福を願って続けられてきた行事です

写真展では 入江泰吉が 30余年にわたり行法の一部始終をみつめ

練行衆と同じ時間 同じ世界に籠り 同じ心ですべてを記録してきた写真が並べられていました

写真の 美しさすばらしさは もちろんですが

練行衆とともにある入江さんのこころがこもっているからでしょう

その一瞬一瞬を切り取った写真からは 厳しい修行の臨場感が ひしひしと 伝わってきました

 

1262年の間には さまざまな歴史があり

今でこそ 夜 堂内を走るお松明を見に たくさんの人々が訪れますが

殆どの人が その行の存在を知らなかった時代もあったと思います

それでも 「人々の幸福を願う」 その心一筋があったからこそ

千回以上 一年も欠かさず続けられてきたのでしょう

 

何回以上 何年以上 何円以上 何点以上・・・

数値目標が 掲げられ それに 達したか 達しなかったかで評価される

確かに それも 人が一所懸命に頑張ることの後押しになるでしょう

でも

もし 修二会がはじまった時

「何回以上続けよう」 「何人の人を集めよう」と思ってはじめたら

ここまで 続かなかったと 思います

 

修二会は 3月1日から 二週間にわたって行われます

「お水取りがすんだら 春が来る」 と わたしたち奈良県人は 思っています

お水取りの 行事に 少しでも関心を持っていただけたら うれしいです

 


尾木ママ 講演会

2014年01月18日 | Weblog

今日は 素敵な方のお話を聴くことができました

テレビやメディアで大活躍されている方です

お友達と ランチをしてから いざ レッツゴー

 

さすが 有名な方ですね

1200人収容のホールは 満席

さて その方は どなかというと・・・

 

 

そう 尾木直樹さん 尾木ママです

客席から 登場されて 

「きゃ~ テレビで見るそのままだ~(あたりまえ)」 感激いたしました

小柄な方ですけど その存在感たるや さすが

あっという間に みなさんのハートをゲット

講演会って 正直 眠気との戦いに なりがちですけど

1時間30分ほどの時間が 瞬く間に過ぎました

 

演台には立たず ステージの上 客席と大きく動き

お客さんの意見を聞きながら それにあわせて お話の内容も変わって行き

確かに演題とは ちょっとかけ離れたお話になった面もありますが

それでも ちゃんと心に残るメッセージは たくさんたくさん発信されて

とっても 充実した 講演でした

 

「いつも みなさんからエネルギーをいただいているのよ」と おっしゃってましたが

いえいえ

あの エネルギッシュなパワーに 脱帽

たくさん 力をいただきました

 

また がんばろうと 思います

素敵な出会いに 感謝 感謝 です

 

 

 

 

 

 

 

 


綱かけ祭

2014年01月12日 | Weblog

11日の鉄写同好会の記事も気になっているのですが

今日は ちょっと他にアップしたいことがあって・・・

先に 投稿することにしました

 

わたしの住んでいる地区には 神社があって

氏神様として お祭りに参加したり お供えをしたりしているのですが

今日は 「綱かけ祭」ということで 神社の社の前にかけてある綱を皆で綯(な)って 新しく掛け変えました

地区はいくつかの班に分かれていて 毎年当番に当たった班が中心になって

縄にする藁の用意 神様にお供えする供え物の用意 神主さんとの交渉 お祭りの後皆で食べる直食(なおらい)の用意 等々

いろいろお世話してくださいます

今回は わたしの所属している班は 当番ではなかったのですが

我が家は今年度 班の班長が当たっているので お祭りに参加しました

 

たくさんの藁で 20人ほどの男の方々が 力を合わせて 縄を綯います

その長さ ざっと15メートルぐらいでしょうか

一人では絶対無理だと思われる仕事が たくさんの人の力で どんどんできていきます

出来上がった縄を 御社の前にある大きな3本の樹に渡して掛けて 完成(最初の写真です)

 

お仕事のあとは 直食(なおらい)という まあ いわば打ち上げの会をします

同じ地区とはいえ 日頃あまりお話をしない方々との会話も弾みます

そのあと 班長たちは 地区の役員の方々と近くの大きな神社にお参りをし

拝殿の上で 祈祷をしていただいたあと 班のみなさんにお渡しする御饌をもらって 終了

 

班長もなかなか大変だと 思っていましたが

こうして 皆さんとお話が出来て ごちそうをいただき

滅多に上ることのない 拝殿で 祈祷もしていただいて

ちょっと 清々しい気持ちになれた norinorimiffyでした

 

 

 


あけましておめでとうございます

2014年01月06日 | Weblog

あけまして おめでとうございます

 

ブログ 超マイペースな昨年を 反省するどころか

1月も 早 6日

一応は 心の中で 月曜日からアップしようと 決めていたので

まあ 自分的には 目標達成 ということで・・・(いいのかしら

 

どこまでも マイペースな わたくしですが

細々ながら がんばってブログは続けていこうと思っています

今年も どうぞよろしくお願いいたします

 

とはいえ PCには向かってみたものの

まだ午前9時

今日の出来事は これから起こる

ということで

norinorimiffy定番の 詩のご紹介で 今年もはじめたいと 思います

 

 

いきる

工藤直子

 

川には川のかんがえがあるような

花には花のはからいがあるような

虫には虫の「宇宙」があるような

鳥には鳥の「宇宙」があるような

それぞれが いっしょうけんめい

生きているから

わたくしも いっしょうけんめい

生きたくなります