私の中では 青春の思い出とともにある 連載漫画「小さな恋のものがたり」が ついに完結すると知り
なんとしても 完結篇は手に入れねばと 早速本屋さんに・・・
この漫画は 1962年に学研の「美しき十代」という雑誌に初登場
以来 筆者が体調をくずして2008年休筆するまでの46年間一度も休むことなく 連載されていました。
1967年からは単行本として毎年一冊 新刊を発行し続けてもいました。
わたしが この「小恋」に出会ったのは 雑誌に連載されていたものではなく この単行本でした。
今は ミッフイちゃんとか キティちゃんとか 可愛らしいものが大好きで
洋服とかも いくつになっても 少女っぽいものが好きなわたしですが
中学校の頃は みんなが関心を持つ テレビに出ているかっこいい歌手や 可愛らしいものにも全く興味がなく
服装にも 持ち物にも およそ女の子らしさのない学生でした。
そんな わたしを心配した友達が 「これを読んで勉強しなさい」と渡してくれたのが この漫画の単行本でした。
恋愛にはおよそ興味がないと 自分でも思っていたわたしでしたが
この本は なぜかわたしの心をとらえました。
それからは 友達に借りずに 毎年一回の発行を心待ちにして 買うようになりました。
大人になっても 時々思い出したように 購入していましたが
「そういえば しばらく見ないな~」という時代があり(2007年から休刊)
このブログでも紹介しましたが 2011年に 久々に発行された42巻を購入
そして 今日の 43巻の完結版に至りました。
ご存知の方でまだこの本を読んでいらっしゃらない方は
この本の帯の 「さよなら・・・サリーに」きっと驚かれると思います。
とにかく このお話ははじめから ずっと小さな女の子チッチがのっぽのサリーを想い続け追いかけるお話なのです。
わたしの記憶では 一度本当に別れてしまうのでは という危機はありましたが
それでも続いてきた もう金婚式に近い二人の関係が ついに終わってしまうのか・・・
わたしは これを読んで もう結末を知っていますが
ここで お話することはやめておきます。
だって 小恋のファンならば 絶対自分で 読みたいと思うから・・・
本当に 長い間 高校生のチッチを 初々しいまま描きつづけてこられた みつはしちかこさん
ありがとうございました。