norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

京都交通博物館と東寺 

2016年04月04日 | 寺社仏閣

昨日は ちょっとご縁があって 4月29日にオープンする 京都鉄道博物館に行ってきました

わたしの家は 駅には近いんですが なにせローカル線で本数がほぼ一時間に一本と少ないため

大抵 お出かけは車なんですが 昨日は博物館周辺に駐車場が少ないことを知っていましたので 久々に電車でGO!しました

 オープン前の内覧会なので人が少ないのではと思っていましたが・・・

なかなかどうしてたくさんの人たちが集まっていました。

 

まさにいろいろな列車が勢ぞろい

一通り見終わった後 まだ少し時間が早かったので もう一か所どこかへ行こうかということになり

今 京都市美術館でやっている モネ展とルノアール展を見に行きたかったんですが

きっと人が多くて ゆっくり見られないだろうと 断念 モネ展は5月8日までやっているので また平日にでも行こうと思います。

そこで 博物館のある梅小路からバスで10分ほどのところにある 東寺へ行くことに・・・

 奈良に住んでいるわたしは興福寺の五重塔を見慣れていますが

東寺のは 大きい 圧倒的な存在感です。

 ちょうど桜も満開できれいでした。

東寺には わたしの恩師が眠っています。若くしてお亡くなりになってから もう30年ほどになると思います。

お通夜に参列して以来 東寺に来るのも初めてだったので お墓参りをしようと思いました。

お墓とは言っても 宝菩提院というところにいらっしゃるとメールで友達が教えてくれたので 行くことに。

先生は小さな扉の中にお母様とごいっしょにおられました。

美しいバリトンの声を持ち わたしに音楽のすばらしさを教えてくださった方でした。

芸術家らしい難しさも持っておられましたが それだけに人との付き合い方を教えてくださった方でもありました。

いつかお参りをしなくてはと ずっと心に掛かっていましたので よかったです。

お命日に近い日だったことも 何かしら不思議な力を感じました。

 

東寺の中を歩いていると 何と石原良純さん 小藪さん 萬田久子さんの3人が歩いていました。

テレビカメラで映しておられたので 何かの番組でしょう。 さすが 京都 ですね。

 

今年の桜は ことのほか色が鮮やかで美しく見えます。

楽しい京都の一日でした。

 


 

 


観月祭

2015年09月29日 | 寺社仏閣

一昨日は 仲秋の名月 つまりは お月見。

お月様 綺麗でしたね

 わたしのデジカメでは こんなものですが

 

近くの神社では 観月祭があり 境内には舞台が組まれ 舞楽蘭陵王(らんりょうおう)が演じられました。

 

 

長くこの街に住んでいながら 毎年行われているこの神社の観月祭に 初めて行ったのが 昨年

月の光に照らされる舞楽は とても幻想的でしたので 今年も見に行った次第です。

 

帰り道 月の光を浴びながら歩いていると 身も心も 浄化されていくようでした。

日常の中に ふと組み込まれた ちょっとうれしい日に 感謝 です。

 


元興寺に行く

2015年09月24日 | 寺社仏閣

お待たせしました~ 待たれてないって

久々の 更新です

思いがけない5連休。巷では シルバーウイークと言うそうな。

いつそんな名前がついたのやら。何やらカタカナで言われると 妙に納得してしまう。

というわけで 特に何をするでもなく それなりに休日を満喫しておりましたが

昨日 こんな所に行って参りました

 元興寺。「ならまち」の中心にございます。

このお寺。奈良に住んでいながら 初めて訪れたのは ほんの数年前。

「元興寺 良いわよ~」というお友達の一言で 夫と共に訪れたのが最初でした。

以来 私もですが 特に夫の方が大変気に入り それから二度ほど訪れました。

昨日も 「ヒガンバナが盛りらしいぞ」という彼の言葉に

彼岸花が好きな私。なにせ彼岸花は「今」この時を逃すとすぐに枯れてしまう花。

即 行くことに決定した次第です。

 彼岸花 咲いておりました。

このお寺は 石塔や石仏が境内にたくさんあり その間にふと咲いている花がとても良いのです。

 こんなふうに・・・。夏の名残の桔梗も涼やかに咲いていました。

 

そうそう

 萩の花も満開でした。

萩といえば 私は まず紅萩を思い出しますが 白萩も素敵です。桔梗の紫とよく似合っていました。

 

花のことばかりになりましたが お寺ですから・・・

 国宝 極楽堂です。堂内参拝もできます。

 

ならまちの中心。という立地条件の良さもありますが

あえて それを言わなくても 奈良に来られた際は 是非訪れてほしいお寺の一つです。

 

興味のある方は 元興寺  クリックしてね。

 

 

 

 

 


円成寺

2015年07月14日 | 寺社仏閣

この前の日曜日。ちょっと行ってきました

お寺が好きなので 奈良にあるお寺はあちこち訪れていますが

ここは 初めてでした。

駐車場に車を止めると もうそろそろ終わりに近い紫陽花がまだきれいに咲いていました。

 ここは奈良の北東部の山の中。柳生の里の近くです。

 美しい緑の中に ひっそりと佇むお寺。円成寺

 

本堂。

 

阿弥陀如来坐像。四天王などの仏像が安置されていました。

本堂にある 四本柱に描かれた聖衆来迎二十五菩薩は 全国でも珍しいそうです。

 

楼門。                          

  

 

多宝塔。

 

この中には 大日如来座像(国宝)がいらっしゃいました。

大日如来像は あの 運慶25歳頃の作品だそうです。

この仏像は ガラス張りの中にありましたが 他の仏像は 本堂の中に静かに並べられていました。

奈良らしい 素朴なお寺。飾り気のないのがよかったです。

 

円成寺。興味のある方は 文中の 「円成寺」をクリックしてくださいね。

 

 


唐招提寺 

2015年06月08日 | 寺社仏閣

昨日は 休日。

久々に おじゃましました。

日本で仏教をひろめるため 唐から何回も渡日した 鑑真さんが開いたお寺です。

鑑真さんと日本の僧侶たちの運命を描いた 天平の甍(井上靖)という本がありますが

 金堂の甍にはいつも圧倒されます。

 

今回の目的は

鑑真和上御影堂参拝。

毎年 6月 5日 6日 7日の3日間は

普段は お逢いすることのできない

日本最古の肖像彫刻 国宝唐招提寺鑑真像を 拝することができます。

 

写真撮影は もちろんできないので パンフレットから・・・

左側のパンフレットの表紙の青は 鑑真像のある御影堂の襖絵です。

御影堂には 東山魁夷が全力を揚げて製作に取り組んだ

障壁画と襖絵(6作品)があります。

鑑真和上像は もちろんですが この作品群は本当にすばらしく

以前 見た時も 思わず息をのむ迫力があったため 今回も見るのを楽しみにしていました。

この 青い海の絵も 波の音が聞こえてくるような 作品ですが

この御影堂上段の間にある 山雲の絵も 山から雲が立ち上ってくるのが見えるようでした。

 

美しい苔でおおわれた木立の奥には 鑑真和上御廟があります。

 


奈良には お寺がたくさんありますが

この唐招提寺は わたしの好きなお寺の中のひとつです。

奈良に来られた時は 是非 お越しくださいませ。


 

 


松尾寺

2015年05月31日 | 寺社仏閣

今日は 日曜日。

朝から ちょっと不安定なお天気でしたが 午後からは晴れてきたので

プチドライブに・・・

奈良県大和郡山市の松尾山にある 松尾寺です。

 ここは日本最古の厄除け霊場といわれています。

山門をくぐるといきなりの・・・

数えませんでしたが 寺内の地図に百八つの石段とありました。ご存知 煩悩の数。

石段を登って 煩悩が減ったかどうかは謎ですが 結構息が切れました

今年は厄年ではないので 厄払いはせず 実はここを訪れた目的は他にありました。

 

 バラです。

こじんまりとしたお庭ですが たくさんのバラが咲いていました。

暑かったせいか ちょっとお花もお疲れ気味。

でも バラの香りに満ちていて 気持ちがよかったです。

 

松尾山にある松尾寺

帰りに車急な坂道を下っていたら いきなり視界が開けました。

 もちろん運転しているのは夫です。(大丈夫

こうして見ると 自分が住んでいるところは 山々に囲まれた盆地であることが よくわかります。

 

松尾寺。初めて訪れたお寺でしたが 7月になると カサブランカ(ユリ)が5千輪以上咲くそうです。

そのころ もう一度行こうかな。と 思ったnorinorimiffyでした。