みのむし

今年は　たくさん咲きました

我が家の玄関の横に咲いているので

出かけるたびに　帰って来るたびに

甘い香りに　見送られ　迎えられます

 

金木犀の花言葉は　謙虚　謙遜　真実　真実の愛　初恋　陶酔　だそうです

初恋　陶酔はなるほどと　思いつつ・・・　謙虚　謙遜？

ほら　わたしって　いい香りでしょ　そういいながら　咲いているように感じるのは　わたしだけかしら・・・

 

金木犀の横の枝に　こんなのが　ぶらさがっていました

みのむし　なかなか面白い生き物みたいなんですが　

それは　さておき　こういうのを見つけると　なんか　うれしい

 

 

はきはき

みのむしせつこ

 

ひとりで　ブランコしていたら

とんぼが「あそぼう」と

とんできました

わたしは「はい」というかわりに

かくれてしまいました

 

そのよる　ねどこのなかで

へんじの　れんしゅうをしました

「はい！　あそびましょ

はい！あそびましょ

はい！あそびましょ」

 

あしたは

はきはき　へんじできますように

あしたも

だれかが　あそびにきますように

(工藤直子　のはらのみんな　より）

 

幼い子が　ひとりごとを言っているのは　たいてい言葉の練習をしているのだと

ずっと昔　本で読んだことがあります

すぐに　気の利いた返事ができないことって　大人になっても　あるよね

わたしも　練習しようかな

 

万葉植物園

この前の日曜日

お天気がよかったので

久しぶりに　奈良の春日大社方面へ　出かけました

 

春日大社の近くには　万葉植物園があります

子どもが小さいころに　行った覚えがあるだけで　長くご無沙汰していたので

ちょっと入ってみようかな～　でも　春だったら藤とか　カタクリとか咲いてるけど　今の季節はどうなのかしら・・・

入場券を売っている方に　「今はどんな花が咲いていますか？」と　尋ねると

「〇〇〇が　咲いていますよ」とのこと

〇〇〇　は　ずっと以前　明日香の里で咲いているのを見かけて以来

もう一度会いたい　と　思っていた花なので

「これは　入らなくては・・・」と　500円の入場券を購入し　中へ

　こんな小道が続きます

紅葉には　まだ　少し早いし　かといって　春の様な緑の息吹もない

でも　ほら・・・　　　キリキリしゃんとして咲く　桔梗かな(小林一茶）

　

ずんずん　歩いていくと

おっ！　見えてきた　お目当ての花にもうすぐ出会えるかも・・・

　そう　ススキです　でも　会いたいのは彼じゃないの・・・

ススキの根元に・・・　ほら・・・

ご存知ですか　これは　ナンバンギセル　別名　思い草　と　申します

　

　　　道の辺の　尾花の下の思い草　今　さらさらに　何をか思わん　（万葉集巻１０　２２７０　作者未詳）

　【道のほとりの尾花の下に咲く、思い草のように、今あらためて、あらためて、何を思いましょうか。】 

愛する人と結ばれる前は、物思いにふけっていました。 
なのに思いを遂げた今は、もう何も悩むことはないはずなのに…。かえってあれこれと思い悩むことが多くなってしまう、と作者は嘆いています。 
尾花とはススキであり、そのススキの下でうつむいたように咲くのが思い草です。 
人知れずひっそりと咲く思い草が、悩み、苦しんでいる作者の姿と重なって見えてきます。 
愛する人と結ばれたのだから、今さら何も思い迷うことはないはずなのに一層、募ってしまう想い。誰かを想うということは、心にずっしりと重さを感じることなのです。

(日本アーカイブスチャンネル別サイトで開きます　よかったらクリックしてね）

決して　美しく鮮やかに目に留まる花ではないけれど

一度出会うと　心の中に留まって離れない・・・

だから　万葉の時代の人の心にも　残ったのかもしれません

何時の時代も　人の心は　おんなじ　なんですね

 

 

藤原京跡 コスモス

先週の土曜日　かねてから行こうと思っていた　藤原京跡の　コスモスを見に行きました

PCのサイトによれば　今年は出足が遅くて　10月の中旬ごろが見頃・・・と　書いてあったので

咲いてるかな~と　思いながら　出かけました

車の窓から　パステルカラーが遠くに見えて　人影もたくさん見えたので

やった～　咲いてる　咲いてる～

 

うれしくて　花畑の方に　近づいていくと・・・

　ほ～ら　コスモスの花畑

 

コスモスといえば　白やピンクを想像するけれど　ほら

　黄色のコスモスもやさしい感じで好きです

　やっぱり　コスモスは青空が似合いますね

近くで　こんなのも見つけました

　まだ　青いけど　帽子がかわいいどんぐり

 

秋ですね～

 

 

ミッフィ つれづれ

絵本とキャラクターの雑誌　月刊MOE　11月号に　ミッフィの特集があるという情報をゲットし

早速　購入

表紙だけでも　かわいいのに　中には　ミッフィの記事が満載

 

こんな写真も　ありました

前に　テレビでも放送されていたのですが

ミッフィの作者　ブルーナーさん生まれ育ち　今も活躍されている　オランダのユトレヒトの町では

なんと　こんな光景が・・・

信号機のライトに　ミッフィの影

なんて　素敵なんでしょう　行ってみたいわ

 

それから　付録も　ついていました

　これは　ミッフィの一筆箋　誰に　お手紙書こうかしら

 

雑誌以外にも　秋といえば　これ

ミッフィ　たっぷりきんちゃくトート　プレゼント　　　応募券15点で　必ずもらえる　これが　うれしい

あと　5点　

この応募券は　フジパンの本仕込（ほんじこみ）シリーズのパンにしかついていないので

ご飯党の　我が家では　結構厳しいのですが

毎日買い物に行く　主婦の権限と　家族の協力を得て　2種類のうち　１つは必ずゲットしています

 

本日は　ミッフィ　つれづれ日記でした

 

 

 

 

 

 

 

奈良県立万葉文化館 庭園

記事にするのが遅れてしまいましたが

この前の日曜日　奈良県立万葉文化館に行ってきました

(すみません建物の写真を撮っていなかったので他サイトからお借りしました）

ここは　その名の通り　万葉集を中心とした　文化施設です（詳しくは　上の奈良県万葉文化館をクリックしてね）

中の施設も　充実していますが　わたしが好きなのは　ここのお庭です

万葉文化館のサイトの中には　バーチャル庭園のコーナーもありますので　よかったらお楽しみください

 

お庭には　こんなふうに　小川も流れています

もうそろそろ　季節も終盤ですが　美しく咲いていました

夏ゆけば　いっさい棄てよ忘れよと　いきなり花になる　曼珠沙華(今野　寿美）

そして・・・　赤とは違う　静かなたたずまいが　好きです

 

こんな花も　咲いていました

ご存知ですか　シモツケの花です　花言葉は　無駄　　無益　とからしい・・・　う～ん？？？　愛らしい花なのにな~

こんなのも・・・　なんか甘くておいしそう・・・

これは　ご存知　ムラサキシキブ(紫式部）です

花言葉は　愛され上手　上品　聡明　だそうです　これは　素敵な花言葉ですね

 

万葉集にちなんだ花は　もちろん　四季折々の花が咲く　この庭園は　わたしのお気に入りの場所です