norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

ポポン・・・

2010年03月31日 | Weblog
    ポポン・・・
      まどみちお

 タンポポは いつも
 ポポン・・・と咲いているように見える
 人間などが 生まれるまえの
 ずうっと 大昔から

 ほんとは ついこの間
 地球のこのへんに すむ人たちが
 タンポポと 名づけてからのことなのに

 もしも その人たちが
 タンケロと 名づけたのだったら
 たぶん いまごろ
 ケロン・・・と咲いていたろうに
 また もしも
 タンボヤと 名づけたのだったら
 ボヤッ・・・と咲いていたろうに

 タンポポが ポポン・・・と咲いている
 おや あそこの田んぼの あぜでは
 あんなに ポポン ポポン・・・と
 わたげの花火うちあげて よんでいる
 ―みんな おいでえ!
  タニシの うちに
  あかちゃんが うまれたよう!


タンポポが 皆に愛されるのは
もちろん 黄色いお日様色で
どこでも 元気いっぱい咲いているから
わたぼうしが ふわふわ 飛んでいくのが楽しいから・・・

でも それより 
たんぽぽっていう名前が
何とも 響きがよくって
可愛らしいからだと 思う

英名は ダンデライオン で ライオンの歯という意味
ギザギザ しているのを ライオンの歯に見立てたとか・・・
たんぽぽ が いいな
耳に ポポンと 心地よい 

トートバッグ ゲットだぜ

2010年03月30日 | Weblog

2月5日のマイブログ「絶対もらえる」に 弱い で お話ししていた
大きなトートバッグがもらえるキャンペーン
ごはん党の 我が家 食事を作っている主婦の権限で 
せっせ  せっせ と 家族にパンを食べて貰い

本日 ゲット しました
今までも ミッフィをはじめ いろいろなバッグをゲットしてきましたが
このバッグは 大きくて 幅も広い

レジ袋節約 エコを目指して
これから しっかり 活躍してくれそう・・・
明日から お買い物に 持って行こうっと

 


イヌフグリ

2010年03月29日 | Weblog



     いぬふぐり
           岸田衿子
 みんなで
 わたしを みあげてる
 ひとりも
 よそみしないで

   
オオイヌノフグリの花 
愛らしいですね
群れ咲いているのを見ると
つい この詩のように 思えてきます              


見て見て 私を見て・・・ 著莪(シャガ)

2010年03月28日 | Weblog



昨日 ご紹介した シラユキゲシの近くに
もう一つ 別な種類の花が 咲いています
薄い水色 やはりこの花も 日陰を好み
山道を歩いていると 木陰に群れて咲くのを よく見かけます
知っている方 たくさんいらっしゃると思います
名前は 著莪(シャガ)
我が家のは 薄い水色ですが 白いのもあります

別名 胡蝶花 と知りました 
ほの暗い木陰に 群れ咲くのを見ると 蝶が舞っているよう・・・
だから そんな名前がついたのでしょう

花言葉は 反抗 抵抗 決心 わたしを認めて 友人が多い

このごろ みなさんに影響されて 花言葉に興味を持ち始めましたが
いやいや 花言葉って 実にうまくつけてありますね
日陰だけれど 友達と賑やかに咲き
「見て 見て 私を 見て」と それぞれが自己主張
何とも 愛らしい お花です


真っ白で可憐 その花の名は・・・

2010年03月27日 | Weblog


5~6年前に 母が お友達から 花の苗を2つ3つもらってきました
葉っぱは ユキノシタに似ていて
日陰の方がよいということで
家の北側に 植えました
2年ほどは 葉が茂るばかりで・・・どんな花が咲くのだろう
咲くのかしら?
でも こんなに葉が元気なのだから いつかきっと咲くはず
辛抱強く 待っていたら・・・

3年ほど前に 一輪咲き 
それから 毎年毎年 花を増やし
今年は すでに5つほど咲いて 蕾もたくさんついています

真っ白で 可憐 
目立たないけれど 一輪一輪 凛と咲く様は
意志の強さを感じます

実は ず~っと名前を知らずにいたのですが
去年 ネットで調べて やっと 名前がわかりました

白雪芥子(シラユキケシ)中国の花だそうです
英名は スノーポピー  花言葉は優美

和名も英名も 花言葉も ピッタリ

日陰を 明るくあたたかく 照らしています


木瓜

2010年03月26日 | Weblog


木瓜(ボケ)の花が 咲きました
こぼれそうに 赤い花を たくさんつけます
今回 記事にするのに ちょっと調べてみましたが
木瓜の花は 春に咲くのと 秋に咲くのがあって種類が違うみたいなのですが
我が家の木瓜は 春も秋も 咲きます
秋には実も つけます
母などは 年中咲くからボケなのよ なんて言いますが・・・
普通 いつ咲くものなのでしょう???

とげがあって痛いけれど 赤い色があでやかで 好きな花です
花言葉は 先駆者 指導者 妖精の輝き だそうです


甃(いし)のうへ

2010年03月25日 | Weblog
  甃(いし)のうへ
        三好達治


 あはれ花びらながれ
 をみなごに花びらながれ
 をみなごしめやかに語らひあゆみ
 うららかの跫音(あしおと)
 空にながれ
 をりふしに瞳をあげて
 翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
 み寺の甍みどりにうるほひ
 廂々(ひさしひさし)に
 風鐸(ふうたく)のすがたしづかなれば
 ひとりなる
 わが身の影をあゆまする甃(いし)のうへ

    語釈
【甃】 地面にしきならべた石。
【をみなご】 少女。
【をりふし】 折々。
【甍】 屋根の瓦。
【風鐸】 風鈴の一種。


高校の頃から コーラスをやっていて
最近は ルネサンス時代の合唱曲に 取り組むことが多いですが
コーラスを始めた頃は 
日本の合唱曲ばかりを 歌っていました
この詩は 多田武彦さんという作曲家が曲をつけ
男声合唱でよく歌われています
意味を問われたら あまり自信は無いのですが
何となく 心惹かれる詩

あたたかな春の日射し
お堂の甍 廂に下がる風鐸   
おしゃべりしながら 通り過ぎる女の子達
散りゆく桜

映画の一こまのように
景色が すっと 浮かんでくるのです


はる

2010年03月24日 | Weblog


しだれ桜 毎年 一足先に咲きます
この前の土曜日 お天気がよかったので
いつも 見に行くところに行ってみると
咲いていました
枝から こぼれ落ちそうに・・・
一生懸命 咲いていました

         はる
           谷川 俊太郎

 はなをこえて
 しろいくもが
 くもをこえて
 ふかいそらが

 はなをこえ
 くもをこえ
 そらをこえ
 わたしはいつまでものぼってゆける

 はるのひととき
 わたしはかみさまと
 しずかにはなしをしました

明後日になったら あたたかくなるそうです


そのひとすじの気持ちにうたれる

2010年03月23日 | Weblog



3月11日のブログでご紹介した 「大寒桜」の写真です

ソメイヨシノも チラホラと咲き出した 今日この頃

やれやれ もう寒い日はないかしら・・・と安心したのもつかの間

今日は 冷たい雨の降る 寒い一日

花冷えという言葉を 思い出しました

桜の花を眺めて 気持ちだけでも暖かく・・・


 綺麗な桜の花をみていると
 そのひとすじの気持ちにうたれる
              八木重吉 貧しき信徒より

 


花のなか

2010年03月22日 | Weblog

                

                        花
                      村野四郎

                いちりんの花をとって
                その中を ごらんなさい 
                じっと よく見てごらんなさい
                花の中に町がある
                黄金(きん)にかがやく宮殿がある
                人がいく道がある 牧場がある
                みんな いいにおいの中で
                愛のように ねむっている
                
                ああ なんという美しさ
                なんという平和な世界
                大自然がつくりだした
                こんな小さなものの中にも
                みちみちている清らかさ

                この花の けだかさを
                生まれたままの美しさを
                いつまでも 心の中にもって
                花のように
                私たちは 生きよう 



秋に植えたチューリップの球根
なかなか芽が出ず
いのししやお猿さんが徘徊していてもおかしくないところなので
夜の間に いくつか 掘り返されたりしたものもあって
もう 咲くのは無理かも・・・と思っていましたが
5つほどは芽を出し
今日 一輪 咲きました
チューリップの中って 神秘的・・・
なんだか 違う世界が あるようで
おやゆびひめがすわっていても コンニチハって 言ってしまいそうな・・・