norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

サクランボの赤ちゃんが・・・

2010年04月30日 | Weblog

4月1日のマイブログでご紹介した
さくらんぼのあかちゃん


今日 見てみたら・・・
 ほのかに色づいていました
着々と 自分のペースで  黙々と 実を育てている
自然の営みには 本当に頭が下がります
そろそろ 鳥さんの目が気になってきました
たくさん成っていたら 分けてあげられるのだけれど・・・
わたしのお口に入れたいからね ゴメンね

もう少し 実が大きくなって
赤く 美味しそうに 熟れたら・・・
楽しみです


万緑

2010年04月29日 | Weblog

    

     地球は
         工藤直子

 地球は
 みどりを着るのが好き
 とりわけ雨あがりは
 洗いたてのシャツ
 いきものを ブローチのように
 くっつけて
 地球 いばっている

 みどりは
 お前の 晴れ着だね


明け方 ざーっという雨の音で 目が覚めました
「確か 昨日天気予報では 晴れると言っていたのに」
窓から外を見ると 灰色の雲に覆われ
そこから つたって登れるような激しい雨が降っていました
「今日は 一日雨なのかしら 洗濯物がまた乾かないじゃない」
雨が降っても お休みでも
主婦の仕事にお休みはありません
やれやれ・・・
起きだして 朝ご飯の支度 洗濯など していると
「あれ~」
お天気に なってきた
見る間に ぐんぐん晴れ上がり 青い空が広がり始めました
遠くに見える山も木々も
雨ですっかり洗われて
まさに 万緑
こんな緑に出会えるのなら 
雨に 感謝しなくちゃね


 万緑の中や吾子の歯生え初むる(中村草田男)


たんぽぽのしごと

2010年04月28日 | Weblog

   

    たんぽぽ 
      

 たいせつにしてきたものを
 ぜんぶ てばなして
 たんぽぽは
 たんぽぽの しごとをおえる
         (はたち よしこさんの詩『また すぐに会えるから』より)

まえに ご紹介した はたちよしこさん
ご自身のサイトもお持ちです
 はたちよしこ「レモン車輪からの旅」

今日は とっても緑の美しい 爽やかな一日でした
明るいお日様色のたんぽぽも
いつの間にか わたぼうしの数が増え
小さな落下傘が 次々と
旅立っていきます

それは とってもたいせつな たんぽぽのしごと
なんですね


 


大仏ぶつぶつ言っている

2010年04月27日 | Weblog

『大仏なら…』
作詞・作曲/ますだおかだ増田
歌/奈良少年少女合唱隊アンジェリカwithますだ

大仏ブツブツ言っている
大仏ブツブツ言っている
独り言かな?
怒ってるのかな?
大仏ブツブツ言っている
大仏ブツブツ言っている
大仏ブツブツ言っている
立ちたいのかな?
疲れてるのかな?
大仏ブツブツブツブツ…(※だんだんDJの皿回し風に…)
(ここからラップ)
オレ『盧舎那仏(るしゃなぶつ)』って名の仏像!
24時間座っているぞう!
奈良から一歩も出たことないぞう!
時々鎌倉行きたくなるぞう!
オレがいるのは 東大寺!!(yeah)
遠足でやってくる 幼稚園児!!(come on)
オレがいなけりゃ 一大事!!(wao)
東大寺でオレ 1番大事!!
(ラップ終了)
ダダダ ダダダ ダダダダダダダ
大仏なら何でもわかる
大仏 奈良 何でもわかる
1000年以上座っているから
大仏何でも知っている
大仏ブツブツ言っている

朝 少し遅れて二階から降りていくと 家人が
「今 天気予報のバックにおもしろい歌が流れていたぞ もう少し早かったら聞けたのに・・・」と
「どんな歌?」
「大仏ぶつぶついっている~ とか歌っていたな」と 楽しそう
「は? 何 それ?」
ちょっと 興味が湧いたので早速 インターネットで調べてみると・・・
ありました

題名は「大仏なら・・・」
あきらかに 大仏なら・・・の「なら」と「奈良」をかけてある
しかも 作詞が ますだおかだの 増田英彦
動画を 見てみると・・・
これがまた楽しい

こんな歌が生まれたのも 平城京遷都1300年の なせるワザかしら?

よかったら お聴きくださいませ
 「大仏なら・・・」クリックしてね


喜びは誰かが つくらなければならない

2010年04月26日 | Weblog
 喜びは誰かが つくらなければならない
 この喜びのパン種である笑いを作り出すのが私のつとめです
 そのことで この世界の涙の量を
 1グラムでも減らすことが出来たら
 こんなにうれしいことはありません

この言葉は 先頃亡くなられた 井上ひさしさんの言葉です
昨日 追悼の番組を再放送でやっていて
その中で 流れていました

他にも 井上さんが座右の銘にしておられた言葉に

 難しいことを易しく 易しいことを深く
 深いことをおもしろく

というのも あるそうです
笑いながら読む中で すくわれたり 考えさせられたり
井上さんの作品には そんな力がありました

ご自身は 泣きたいことがたくさんあった人生だったと思いますが
だからこそ 笑いを大切にされたのかな?と思います
遅ればせながら
ご冥福を お祈りいたします 合掌

せんとくんダンス

2010年04月25日 | Weblog

みなさん ご存じ せんとくんです

平城遷都1300年祭 いよいよ始まりました
これから ゴールデンウイークに向けて 様々なイベントが繰り広げられます
長男も ボランティアとして参加することになり
今日は その説明会に 出掛けています
善きにつけ悪しきにつけ 物議を醸し出したせんとくんですが
そのおかげで 知名度もぐんとあがり
日本中を駆けめぐっています(紅白にも出演したし・・・
終わりよければすべてよし でしょうか
とはいえ イベントの結果が出るのは これから
奈良の人間としては 成功を祈るばかりです

さて このせんとくん
実は ダンスがお得意で
「せんとくんダンス」なるものもあります
ゆるキャラ?には珍しく 動きが軽やかな彼は
ほんとうに 楽しく踊ります
「せんとくんダンス」のサイトがありました

 せんとくんダンスよかったらクリックしてね


れんげ畑

2010年04月24日 | Weblog

         げんげ
           金子みすず

 ひばりききききつんでたら、
 にぎり切れなくなりました。

 持ってかえればしおれます、
 しおれりゃ、だれかがすてましょう。
 きのうのように、ごみ箱へ。

 わたしはかえるみちみちで、
 花のないとこみつけては、
 はらり、はらりと、まきました。
 ―春のつかいのするように。


最近 めっぽうれんげ畑が 減ったように思います
この詩を ご紹介したくて
ず~っと れんげ畑を探していましたが
ちょこちょこ 咲いているのはあっても
絨毯のごとく広がっているのはなくて
「おかしいな?」わたしの小さい頃は もっともっとあったはずなのに・・・と
半ば諦めていましたが 
今日 やっと見つけました
最近の子達は れんげ摘み このぶんではあまりできませんね
私たちは 日がな一日遊んでいたこともありました
咲いているときは とってもきれいなピンク色なのに
手にいっぱい摘んで帰ると
夢から覚めたように 色あせて 悲しくなってしまうのです

 わたしはかえるみちみちで、
 花のないとこみつけては、
 はらり、はらりと、まきました。

持って帰って 現実の中で 色あせて捨ててしまうよりも
夢のまま 帰る道々 花のないところへまいてしまおう

その気持ち 
大人になった今も 
私の中で 生きている




山笑う

2010年04月23日 | Weblog

山笑う という 言葉があります
俳句の 季語でもちろん 季節は 春
わたしは奈良の人間なので どうしても強く海に憧れる気持ちを持っておりますが
そんなわたしも ふと 山を見るとあたたかく 微笑みながら 見守ってくれているように 感じます

♪そこにあるだけで 山はやさしい 
 うつむく瞳を 空に向けるから 
 そこにいるだけで 海は大きい 
 心の小ささを 笑ってくれるから

これは 昭和61年度のNHK学校音楽コンクール小学校の部の課題曲です
山川啓介さんという方の 作詞で 
題名はそのまま 「山があって 海がいて」
youtubeに あればよかったのですが・・・
もう 随分昔のことなので 残念ながら ありませんでした
わたしは この歌の歌詞が とても気に入っていて
ちょっと 落ち込んだりしたとき口ずさみます

♪ねえ 行こうよ 山のむこうへ 
 ねえ 吸いこもうよ 海の広さを 
 机の上に  教科書を 伏せて  

 そこにあるだけで やさしいものを   
 体いっぱいに 持てたらいいよね 
 そこにいるだけで 大きな人に 
 あしたのあした なれたら素敵だね  

 ほら 山があって 海がいて 
 みんな生まれて ここにいて 
 ほら 山があって 海がいて 
 ぼくが 歌って 私が生きていて

春 山を見ると 思い出す歌です


追記 はなこころさんから コメントをいただき
   この歌を聴くことが出来るサイトをご紹介いただきました
   課題曲JUKE BOXより 第53回課題曲よかったらクリックしてね
   はなこころさん ありがとうございます
   


フィルム野菜

2010年04月22日 | Weblog
今日 何気なく テレビを見ていたら
フィルム野菜 という 野菜の話題が・・・
普通 野菜はもちろん土の上で 育ちますが
なんと この フィルム野菜は フィルムの上で育てるというもの
この フィルム 水や養分は吸収するのに
雑菌は 吸収しないので 農薬もほとんど必要ない
フィルムの上で育てるので コンクリートの上でも砂漠でも
空き地さえあれば 場所を選ばず育てることが出来るという すぐれもの

そして 何より このフィルム野菜は
美味しい トマトでも 糖度が非常に高い
しかも 栄養価も高い
なぜ???
普通の土よりも 野菜は水分を吸い上げにくいので
一生懸命 水分や養分を吸収しようとする
それが 野菜を 美味しくするとか・・・
苦労することで いい野菜になるなんて
何だか どこかで 聞いたような・・・
野菜も 人も 同じなんだなあ

ちなみに このフィルム 
紙おむつで使われている吸水ゲルから出来ているそうです(ナ~ルホド)
農業の姿も 変わっていくのですね



1300年続いている仕事

2010年04月21日 | Weblog

生駒山に、前鬼(ぜんき)と後鬼(ごき)という鬼の夫婦がおりました。
時々、悪さをしていた所、修行をしていた役小角(えんのおづぬ)に懲らしめられました。

それ以来、改心し、役小角の厳しい修行に付き従うこととなったのです。
およそ1300年前のことでした。

役小角は、のちに吉野の山に入り、修験道を開いた役行者(えんのぎょうじゃ)となりました。
ですから、役行者の像の隣には、必ず夫婦の鬼が寄り添っています。
そして、前鬼と後鬼は、紀伊山地の奥深くに住み着いて、5人の子供をもうけました。
それが、この物語の主役、五鬼熊(ごきくま)、五鬼継(ごきつぐ)、五鬼上(ごきじょう)、五鬼助(ごきじょ)、五鬼童(ごきどう)さんなのです。 

これは 朝日放送アナウンサー久保美智代さんのブログ
KOTOコレ2010から 引用したものです
最近 BS2で 朝7時45分から「ゲゲゲの女房」を見た後
8時から 15分間「45日間奈良時代一周」という番組があるのですが
それに 少々 はまっております
今日は 吉野の修験道のお話しでした
この文章に出てくる 前鬼 後鬼5人の子どもは それから修行をする人たちのお世話をするのですが
今も その子孫である 五鬼助義之さんは 今も宿坊を営み山伏さんのお世話をなさっています
そう 1300年間 続いている仕事なのです

今回 その五鬼助さんと レポーターの泉政行さんが
吉野の修験道に 挑戦しました
もちろん 五鬼助さんは 馴れたもの・・・
断崖絶壁の 道なき道も たったっと行かれます
泉さんは 高いところが苦手でかなり苦労しておられましたが
滝を巡る修験道を 無事達成されました
道中 「懺悔懺悔(さーんげさんげ)」「六根清浄(ろっこんしょうじょう)と唱えながら 行くのです
六根(眼 耳 鼻 舌 身 意)を 聖なる山で浄化するとのこと
わたしには 絶対に無理だわという修験道ですが
今日 映像を見て すこ~し 浄化されたような 気がしました