norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

東大寺 転害門から

2013年11月25日 | Weblog

久しぶりの 投稿です

 

23日 24日の連休は 本当に 良いお天気

なのに 今日は朝から荒れ模様で 生暖かい風が時折激しく吹いていたかと思うと

午後からは 雨が ザンザン 降りだしました

 

雨が降ると なんとなく気持ちも 滅入って来るので

そうそう お天気な日の記事を書きましょう という気持ちになり

PCに向かっております

 

昨日 こんなところに 行ってきましたよ

さてこれは何の門でしょう?

東大寺は ご存知でも この門にはなじみがないと おっしゃる方も多いかもしれません

東大寺境内 西北に位置し 鎌倉時代に修理はされていますが 基本的に奈良時代の建物

転害門(てがいもん)と申します

かくいう 私も 幾度かこの門を目にしながら

昨日 初めて くぐって中に入りました

 

この門から まっすぐ東へ進み 南へと下って行くと

ちょうど 大仏殿の西側に出ます そこには・・・

こんな 素敵な紅葉が・・・ 大仏殿の鴟尾(しび)が見えますね

ずっと前に NHKのドラマでこの紅葉を見たことがあって

以来ずっと この場所に訪れてみたいと思っていました

東大寺へは 何度も来たことがあるのに ここは初めて

意外と知られていないらしく 休日でたくさんの人が東大寺の境内に詰めかけているにも関わらず

ここは 人影もまばらでした

 池は 大仏池と言います 池に写る紅葉もいいでしょ

 

さらに 南へ行きますと 戒壇堂があり その御庭には

 ・

この美しい黄色い実は 栴檀(せんだん)の木です

 

東大寺を 正面南大門から入って 大仏殿を参拝し

そのあと 東側の二月堂 三月堂を見るのは 一番お薦めのコースですが

ちょっと気分を変えて 西側の転害門から大仏殿に アクセスするのも また一興かも・・・

紅葉の季節の終わりに 素敵な一日を味わうことが できました

 

東大寺の境内など 詳しく知りたい方は 東大寺クリックしてね

 

 

 

 

 

 

 


伎芸天に 逢う

2013年11月08日 | Weblog

ひと目逢ったその日から 恋の花咲くこともある・・・

では ないですけれど

わたしには ひと目逢ったその日から その御姿が忘れられない 仏像が二つあります

一つは 先日10月28日付のブログ「古刹をたずねて」でご紹介した 聖林寺の 十一面観音菩薩像

そして

もう一方・・・

その方に お逢いすべく この前の日曜日 行ってまいりました

多分 そのお寺に行くのも 二十数年ぶり

久しぶりにお逢いするので ちょっと ドキドキいたします

 

落ち着いた住宅街の中に ひっそりと 山門があります

秋篠寺 の文字が 見えますか?

JR東海のサイト うましうるわし奈良 に 秋篠寺は 紹介されています 興味のある方は クリックしてね秋篠寺

 

苔むした木立の中を進んでいくと

 

本堂が見えてきます

秋篠寺自体は 奈良時代末期の創建です この本堂はもと講堂で 1135年の火事以来大修理されたため 鎌倉時代の建築とされていますが

奈良時代の建築の伝統を生かしているとされ 国宝です

 

この中には たくさんの仏様がいらっしゃいますが

わたしが お逢いしたかったのは 

伎芸天(ぎげいてん)です

 撮影が禁止されていましたので 他サイトからお借りしました

 

伎芸天 とは インドのシヴァ神が楽器を奏でていた時 その髪の生え際から生まれたとされる天女

容姿端麗で 舞踏 器楽を奏でることに優れており そのため速やかに諸芸を上達させるということで多くの「芸」に従事するもの またその上達を願うものから篤く信仰された(仏像ワールド より)

 

国内唯一の 伎芸天像として 慕われてます

初めて この仏像を見た時は その優しさと美しさに 圧倒されました

先ほど ご紹介した うましうるわし奈良のサイトには

伎芸天の手や顔に迫ることができるところもありますので よかったらご覧ください  伎芸天に迫る

この仏像の魅力が 少し伝わってくると思います

久しぶりにお逢いした伎芸天は わたしに「よく来たわね」と おっしゃっているようでした

 

しばらく 木立の中の小道を歩きました

風が吹くと コツン コロコロコロ と どんぐりが降ってくる音

 

奈良に来られたら 是非訪れていただきたい お寺 です