あの日から 十日以上過ぎました
でも まだまだ 落ち着かず この先の道のりの長さを 思います
夫の郷里が 東松島市にあるため
悲しい知らせ うれしい知らせが 交錯してやってくると 先日のブログに書きました
今のところ 叔父二人の訃報が届き 叔母一人が 行方不明
あとは 皆 無事だったようです
心配したり 励ましのメールを下さった方々 ほんとうにありがとうございます
無事な親戚が比較的多かったとはいえ その 悲しみが癒えるわけではなく
特に 夫は 自分の生まれ育った場所が 濁流にのまれ 流されていく映像を見て
まだ 現実におこったことだと 思い切ることができず 苦しんでいるようです
自分をこれまで育ててくれた 町々や人々が 一瞬にして流されていく
思い出の中では いつまでも 生き続けているよ と 言っても
それは さらに現実の厳しさと空しさを実感させるだけで・・・
時が 解決していくのでしょうか 関西では 日にち薬と 言います
とはいえ まだ 向こうに行く手だてもなく 物資を届けるすべもなく
もどかしいまま ただ 過ぎていくのは 時だけ
とにかく 一日でも早く 被災した方々が 今よりも 暖かく安心した生活が出来るように
こちらから 祈り また 出来ることからはじめていこうと 思います
今日 スーパーへ 行ったら
水が 無い・・・原発事故の 放射能汚染が影響していると思うのですが
ここ奈良で なぜ 水を買い占めるのか・・・
店頭の棚に 水が無くなる それが また不安を呼んで 並ぶとすぐに買う
気持ちは わかるのですが これでは 本当に必要な所に 届かない
石油ショックのときの トイレットペーパー 冷害のときの米不足 を 思い出します
無駄な 買い占めは 自分で自分の首を絞めるようなもの
本当に必要なところに 必要なものが届くように それもまた 今 出来ることの一つだと 思います