二月は 逃げるといいますが
気がつけば もう末日の28日 明日から弥生3月です
一月は年のはじめで気が張っていたからか ブログの更新もマメにやっていたのですけれど
二月に入ると ペースが落ちて やっと今日は4回目の更新
せめて 平均一週間に一度は記事を書きたいと 今日は滑り込みです
この前の日曜日 こんな素敵な鞄をいただきました
かわいいでしょ
手作りです
わたしが関わっている少年少女合唱団のピアノの先生が 先日とてもかわいい鞄を持っておられたので
「いいわね～ どうしたの？」と聞くと 手作りとのこと
「わたしも欲しいわ」と言ったら 作り方を説明しようとなさったので
「作ってくれないかな～」
と あつかましいお願いをしたところ
そのお願いをちゃんと覚えていてくださって 同じのを作って持って来て下さったのでした
そのお気持ちがとても有難くて うれしくて・・・
もとはピアノの絵が入った手ぬぐいだそうです 持ち手の所もしっかりしていてとても使いやすいです
大切にします
ありがとうございます
今年の というか 今年度の(なんか変ですね）冬は 寒いですね
しかも 雪のよく降ること・・・
ここ奈良は 年に1～2度 雪が積もれば多い方で
全く積もらない年もあるのに・・・
今年は いや 今年度は 何回目？？？
昨日咲いたばかりの山茶花 まさに氷イチゴですねえ おいしそう
こうして見ると 雪の結晶が見えるよう・・・
積もった雪を見ていると 必ず思い出す詩
積もった雪
金子みすず
上の雪
さむかろな
つめたい月がさしてゐて
下の雪
重かろな
何百人ものせてゐて
中の雪
さみしかろな
空も地面もみえないで
この詩を初めて読んだとき
上と下はわたしも考えたことがあったけれど
中は考えたことがなかったなと・・・
この詩人の やさしい視点に 心が解けていくようでした
それにしても
早く春が来てほしいな～ さむいさむい
毎日 寒い日が続きます
今年は いつにもまして 寒いような気がします
寒さのせいには したくないけど
二月に入って すっかり 投稿のペースが落ちてしまい
気がつけば・・・
まだ 一回しかアップしていない
何か 書こうっと
こんな 本を買いました
いつも 命が何より大切 と思っている私
「おや？」と 思う題名
しかも 首から下の運動機能を失いながらも
素敵な絵や詩を描かれる 星野富弘さんの言葉にしては 少し意外な感じも・・・
でも 時々わたしも思うんです
たとえば この国を襲った大きな津波 その津波で失われたたくさんの命
命より大切なものがないとするならば 突然逝ってしまった人たちのそれまで生きてきた人生を どう説明すればいいのだろう・・・
その答えが あるかもしれない
そう思って 購入しました
今すぐ その答えを見つけることは 難しそうです
でも 折にふれて この本に書かれている言葉をご紹介していこうと 思います
今日は 表紙のカバーの折り返しのところにあった 詩
冬があり夏があり
昼と夜があり
晴れた日と
雨の日があって
ひとつの花が咲くように
悲しみも
苦しみもあって
私が私になってゆく
寒い冬も わたしの一部になっていくとするならば
寒さに負けていてはだめですね
明日は 月曜日
がんばろう
二月のあかり
石垣 りん
二月には
土の中にあかりがともる。
遠足の朝など
夜明けの
まだ暗い空の下で
先に起き出したお母さんが
台所のデンキをつけるように
旅のしたくを始めるように。
二月にはぽっかり
土の窓にあかるいものがともる。
もうじき訪れる春を待って。
草の芽や
球根たちが出発する
その用意をして上げるために
土の中でも
お母さんが目をさましている。
二月といえば この詩を思い出します。
節分も過ぎ
暦の上では 立春とはいえ まだまだ寒い二月
でも この詩を読むと 土のなかで 着々と行われている春への営みを感じて
いつも あたたかい気持ちになります。
毎年咲く 侘助の花
これからたくさん咲きそうです
水仙も もうすぐ・・・
いつも忘れたころに咲く シャコバサボテン
少しずつ 少しずつ 春ですね
