norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

奈良 を 楽しむ

2015年11月15日 | 奈良

久しぶりに ぽっかり空いた日曜日。

ちょっとお出かけしましょう 

ということで おなじみの東大寺へ・・・

奈良には いろいろ お寺がありますが やっぱり東大寺は一番 という感じがします

東大寺はもちろん 正面からアクセスするのが普通なのですが

今日は ちょっと横の転害門(てがいもん)から 入りました。

ここから 境内に入って行くと・・・

 このようなアングルで大仏殿を見ることができます。

手前の池の周りは 紅葉も美しいです。

 

今回は 大仏様を拝まずに 少し足を伸ばして二月堂の方へ行きました。

二月堂からは奈良盆地の北の方を見渡すことができます。

 

お天気があまりよくなくて 霧雨のような雨が降っていましたが しっとりした空気がまた気持ちよかったです。

 

東大寺の境内から 道路の方へ出て行こうと歩いていたら

偶然 入江泰吉の旧居に行き当たりました。

今年の3月から公開されていると聞いていたので 一度行きたいと思っていました。

門からふとのぞいてみると 「本日は無料」の文字

早速 中に入ってきました。

いろいろお部屋がありましたが 印象に残ったのは・・・

 書斎です。落ち着いた感じで入江さんの人柄が偲ばれました。

 

お家を見たら 入江泰吉の写真グッズが欲しくなったので この後 奈良市写真美術館

グッズだけ買うつもりで行ったのですが 

入江さんの生誕110年を記念して 「回顧 入江泰吉の仕事」展をやっていて

しかも またもや「本日無料」。今日はいったいどうなってるの? ついてる~

というわけで それも心置きなく 鑑賞いたしました。

 

朝 ちょっと早い目に出かけたので 人ごみもあまりなく

いろいろ楽しめた奈良 でした。

 

それぞれ 下線の入った言葉をクリックすると お寺や施設のサイトにリンクします。

よかったら 行って見てくださいね 

 


お花畑 (ホテイアオイ)

2015年08月28日 | 奈良

毎年 8月の中旬ぐらいから咲き始める花です。

今年はいつもより ちょっと開花が遅かったのか PCの情報で今が見ごろと知りました。

幸いなことに 我が家からは車で 15分ぐらいで行ける場所

思い立ったが吉日。早速 その場所へ Go! 

 

お昼前でしたが 皆さん 情報通らしく 結構たくさんの人たちが来ていました。

お目当ての お花はこれ  ホテイアオイです。

 

この写真では 様子がちょっとわかりづらいので

2011年の マイブログから写真を拝借

 これは2011年8月17日に撮ったものですが

こんな風に 薄紫の絨毯を敷き詰めたように 咲きます。今年も 同じように咲いていました。

 

ホテイアオイは 昔 理科の教科書で 水に浮かぶ植物で勉強した覚えがあります。

数年前に この花畑を知るまでは ほとんどなじみのない花でした。

この場所を知ってからは 毎年の見に行くようになり おなじみの花になりました。

 

ここは 本薬師寺跡。

本薬師寺とは 現在西ノ京にある 薬師寺の前身にあたる寺で

天武天皇が 皇后(後の持統天皇)の 病気平癒を願って 690年 建立に着手。

しかし 完成を待たずして天武天皇が崩御したため 持統天皇がその遺志を継いで完成させたそうです。

今は 建物は残っていませんが 金堂の礎石や 塔の心礎などが 残っています。

詳しくは 本薬師寺跡クリックしてね) を ご覧ください。

 

一つ一つは そんなに派手な花ではありませんが

こんなふうに 一斉に咲くと 見ごたえがあります。

 

 


今年二度目の 藤原京跡 蓮

2015年07月31日 | 奈良

ブログを書くペースが また落ちてきました

今年のはじめは 毎日がんばってたんですけど・・・

ま 暑いから・・・ と なんでも暑さのせいにしている 私です

 

さて 

藤原京跡の 蓮の花 昨日もう一度挑戦しましたよ。

今度は 前より一時間早く出発いたしました

 

 この前より花が増えました。人も増えました

 ぶんぶんぶん 蜂が飛ぶ~♪ たくさん飛んでました。

こんなお客さんも・・・ たくさんいました。蓮の芽を食べるのではと心配です

 

ところで 初めて意識したんですけど・・・

蓮の葉っぱって・・・ こんなのがくるくる開いて

こうなるんですね  巻物みたい おもしろ~い

 

いろいろ 新しい発見のあった 今年二度目の「藤原京跡 蓮」でした。

 

 

 


藤原京跡 蓮

2015年07月20日 | 奈良

そろそろ見に行こうかと 昨日から考えていました。

ところが いつもは 5時過ぎに起きるのに 今日はめずらしく寝坊して6時過ぎ

祭日でも仕事のある長男を6時半過ぎに送り出し・・・ とりあえず出発

 

これを見に行くのは 朝早い方がいいんです。

夏は夜明けが早いので 7時にもなれば 日差しも強い

どんな感じかな~と思いつつ 到着。

お目当ては・・・

 蓮の花。

 

ちらほら 咲いている。という感じでした。

 ここはいつも行っている藤原京跡。

向こうに見えている赤い柱は 大極殿院閤門(大極殿院と朝堂院を区切る門)の跡がよく分かるように立ててあります。

こういうのを見ると ここに藤原京があったのだなあと 実感します。


ひらいた花は もちろんきれいですが

 つぼみも いいでしょ

 

もう少しひらくと

 こんな感じ。花びらが陽の光に透けて美しいです。

 

近いので 来週もう一度 行くかもしれません。(もうちょっと早起きしよう

その時は また アップしますね


 


ならまちを行く

2015年06月30日 | 奈良

昨日 お友達と一緒に ならまちに行ってきました。

ならまちは 奈良市街地の南に位置する 歴史的街並みが残る地域です。

この前の土曜日 ブラタモリで タモリさんが訪れた街。

ならまちにある段差に注目されていました。

映像がまだ記憶に新しかったので 実際に見ることが出来て 楽しめましたよ

 

まずは ランチタイム。

大和の伝統野菜を取り入れたメニューで有名な 「粟」ならまち店に行ってきました

携帯が ご存知ガラ携で おまけにデジカメも忘れたので あんまり いい写真ありませんが・・・

 はじめに出てきたのが これ。おいしそうでしょ

このあと 大和牛のローストビーフや焼き物 大和野菜の煮物 黒米のご飯 デザートなどがでました。

器がそれぞれ可愛くて それも楽しめました。もちろんお話も弾んで 盛り上がりましたよ。

 

タモリさんが行かれた 奈良物語館に行きたかったのですが 月曜日でお休み。

月曜日休みのお店 多かったです。

もし ならまちに行かれるのなら 月曜日は避けた方がいいかも・・・

 

ならまち にぎわいの家は 開いていました。

間口が狭く 奥行きが長い町家です。暑い日でしたが 風通しがよく 心地よい家でした。

涼しげに暖簾が揺れています。この中にはかまどの並んだ台所があります。

 

ランチも美味しかったし ならまちの風情も楽しめて 良かったです。

寺社仏閣だけではなく こういう場所にも 奈良らしさがありますね。

 

 

 


夏は来ぬ

2015年05月03日 | 奈良

以前にも ご紹介したことがあるのですが

奈良には 奈良県万葉文化館という施設があります。

奈良にふさわしく 万葉集を 楽しみ学ぶことができる場所です。

飛鳥(あすか)の里にあるのですが わたしは そこの庭園が気に入っていて時々立ち寄ります。

今日も 「何か花が咲いているかしら・・・」と ちょっと覗いてみました。

清楚な白い花が咲いていましたよ。

立札には ヒメウツギとありました。

 

帰ってから調べてみると ヒメウツギは ウツギの仲間で ウツギは 別名「卯の花」だとか・・・

これが 卯の花 なるほどそういえば・・・

卯の花の匂う垣根に

時鳥早も来鳴きて

忍び音もらす

夏は来ぬ

(佐佐木信綱作詞 夏は来ぬ より)

 

という歌もありました。初夏の花ですね。

季節にふさわしい 爽やかな花。

 

 「夏は来ぬ」youtubeに ウツギの花とともにありました。よかったらお楽しみください。

 

夏は来ぬ


春日大社 国宝御本殿 特別公開

2015年04月12日 | 奈良

春日大社が 第60代式年造替で 神殿や御神宝などを造り替えたり 修理をしたりするということで

神様は その間 仮のお住まいに御移りになっているため

その間 普段は入ることのできない場所から 国宝の本殿を見ることが出来るということで

20年に一度のこと これは行かなくては・・・と 行って参りました

参道は たくさんの人でにぎわっていました

春日大社正面の楼門 南門です

南門をくぐると 幣殿があります 普段はここから参拝します

 

普通はここまでで ここより中へは入れません。今日は 特別にこの中に入り 奥にある本殿を間近にみることが出来ます。

もちろん 写真撮影は禁止だったので ここで中の様子をお伝えすることはできませんが

禁足地と書かれてあるところに足を踏み入れると さすがに緊張し心が引き締まりました。

なにかしら 空気が違うという感じがしました。

貴重な体験ができてよかったです。この特別公開は 5月31日まで。

春日大社をお参りするなら 今 だと思います。

もし 奈良に来られた時は 是非どうぞ。

 

よかったら ご覧ください  世界遺産春日大社HP

 


後宴能(大神神社)

2015年04月10日 | 奈良

奈良にある 大神神社(おおみわじんじゃ)。

4月9日にあった 春の大神祭が無事に終わったということで

今日は その締めくくりの能 「後宴能」が催されました。

一度見に行きたいと思いつつ そこが近いところに住んでいる弱み?で

「いつでも行ける」という気持ちが仇になり 一度も行ったことがありませんでした。

今日は ちょうどそれがはじまる正午に 珍しく時間が空いたので 行ってみることにしました

お天気ならば 外に舞台を設置するのですが 今日は生憎の雨

大礼記念館というところで 舞台をつくり そこで演じられました。

 

 こんな感じです。

揚幕もちゃんとありました。

この揚幕の色は 緑 黄 赤 白 紫ですが これは 中国の五行思想の五正色(青 赤 黄 白 黒)に由来するそうです。


自然界の大切な五元素、青(揚幕では緑)は木、赤は火、黄は土、白は金属、黒(揚幕では紫)は水を象徴しています。

 木が燃えて火がのぼると、その灰が土に還ります。土には金属(鉱物)が存在し、その隙間をぬって水が湧き、草木に吸い上げられます。

つまり、五行は循環するという思想で、根底には自然に対する畏敬の念があったのでしょう(粟谷能の会のサイトより引用)

 

わたしが行ったとき ちょうど 狂言「福の神」をやっていました。

言葉が難解かな?と不安でしたが 意外とわかりやすかったです。

 

アクシデントはあまり歓迎できませんが

日常の中に こういうちょっとした非日常があるのも いいですね。 

来年も 行きたいな と思った norinorimiffyでした。


奈良盆地 一望

2015年03月22日 | 奈良

昨日から 今一つ体調がすぐれなくて

花粉症のせいか はたまた 風邪なのか

咳は出るし 頭も痛いし 身体もだるい・・・

でも 熱もないし せっかくの休日 車で10分ぐらいのところへ レッツ ゴー

 

そこはね こんな景色が見えます。

 

これは奈良盆地の西側。目を凝らして見ると 二つの峰がならぶ二上山が見えます。

ここは 奈良盆地のほぼ中央部 これは西側ですが 東西南北すべて一望できます。

 

この場所は もと高等学校の屋上にあたります。

奈良もご多聞にもれず 少子化のため高校が統廃合され 生徒がいなくなった校舎が10校近くあります。

ここも その一つ。 長い間 空校舎として置いてありましたが 

この度 県の部署がいくつかここへ移動し 再利用されるようになりました。

その時 屋上に奈良盆地を見渡せるような場所を設置。休日もこうして開放しているのです。

ここに立つと まさに奈良盆地が山に囲まれた器のような町だと実感できます。

 

中庭には こんな石碑がありました。

母校がなくなってしまった 生徒たちの気持ちが切々と伝わってきます。

運営上 継続していくのは難しいのかもれませんが

自分たちの学び舎を大切にしたいと思う気持ちは 皆同じ。

震災でも 学校を失った人たちはたくさんいらっしゃると思います。

何もできなくても その気持ちに寄り添うことはできるはず。

今日は 春霞で あまり遠くまで見ることが出来ませんでしたが

また いろいろな方向からのお写真もいつかお届けしたいと思います。

 


合格発表

2015年03月18日 | 奈良

今日は 奈良県の公立高校の 合格発表でした。

我が家の息子たちは 大人になったので

特に 関係はないのですけれど

喜びあり 悲しみあり 悲喜こもごもの一日だったに違いありません。

 

わたしは 高校入試が 初めての受験だったので

人生初めての試練 といえば 大袈裟ですけれど

あのころは それに近い感覚があったように思います

幸せといえば 幸せですよね。その時はわからなかったけれど

大人になった今では そう感じます。

「大したことないよ 大丈夫。どちらに転んでも なんとかなる。」

その頃のわたしに そう言ってやりたいです。

工藤直子さんの詩に こんな楽しいのがあります。

 

えいっ

工藤直子

 

じんせいに

飛び越えねばならぬ川

・・・みたいなものがあらわれたら

「えぇぇぃっっっ!」と飛ぶ

そのとき

「チャランポラン上等!」

と 叫ぶ

 

もし 今日 悲しい思いをした人

大丈夫 きっと なんとかなる よ