norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

たんぽぽ

2011年01月31日 | Weblog

今日が 「寒さの底ですよ」と 天気予報が 言っていました

日本海側では 大雪

3メートル以上の積雪 とか

想像もつかないような雪の山が 人々を苦しめているというのに

ここ奈良は 最近 雨らしい雨を 見ていません

花壇の植物たちが 「喉が渇いた・・・」と 言っていたので

冷たいけれど 水やりしましょ と 水をやっていたら・・・

おや?これは たんぽぽの 綿毛では そういえば この場所に一輪咲いていたような・・・

水をかけたら 飛ばしにくいね ごめんね~

今日は 寒いけれど とっても いいお天気

ふわふわの毛が 乾いたら さあ 出発

 

ねがいごと

たんぽぽはるか

 

あいたくて

あいたくて

あいたくて

・・・

 

きょうもわたげを

とばします

(工藤直子 「のはらのみんな」より)


なぜ 花はいつも

2011年01月26日 | Weblog
なぜ 花はいつも
岸田衿子


なぜ 花はいつも
こたえの形をしているのだろう
なぜ 問いばかり
天から ふり注ぐのだろう
侘助(わびすけ)の花が咲きました
あちこちで 山茶花の花は見つけるのに
我が家の わびすけは 一向に咲かないので
少々 焦っておりました
花言葉は 「控え目」「静かなおもむき」「簡素」
わたしは お茶は嗜みませんが 茶花の代表的な存在だそうです



すっかり花言葉と共に 気に入ってしまった プリムラジュリアン
喜サンタさんの所でも ご紹介していただいて 感謝感激

この寒空の下 どんどんお花が開いて・・・

まさに 花言葉「運命を開く」
天から 降り注いでくる たくさんの問いを 受けとめ
いつも 自分のありのままの姿で
答える花

花にも きっと 天に向かって聞きたいことは 山ほどある と 思うのですが
「咲く」ことで 立ち向かう


寒い日が 続きますが がんばろうと 思います

凛と 生きる

2011年01月21日 | Weblog

今日 朝 家人を送り出すために 外に出たら

東 いや 西の空に

凍れる空 冴える月

何とも 不思議な光景を見たと 思っていたら・・・

突然の訃報が・・・

その方は わたしより ひとまわり上の女性

凛 という言葉が 似合う 美しい方でした

立ち居振る舞いも 言葉も 心も

今朝見た 月のように 澄んでおられました

家もそんなに遠くないので ちょくちょくお見かけしていたのですが

そう言えば ここ最近出会ってないな~ と 思っていたところに 悲しい知らせ

悲しみよりも 驚きの方が先に来て とるものもとりあえず お通夜に行ってきました

花の中で 笑っている彼女の顔を見ても まだ 信じられなくて

いつもの思いやりにあふれた言葉が 聞こえてくるようでした

「さいごまで 弱音を吐かず 本当にがんばってくれました」との ご主人のお言葉

やさしいけれど 厳しい生き方を 貫きとおされたのですね

ご冥福を お祈りいたします   合掌

 

 


一昨日の 記事から

2011年01月20日 | Weblog

一昨日 聞いたニュースです

国際社会で活躍できる人材育成のために英語教育の充実をめざしておられる ある知事さんが

府内の公立高校で 英語検定試験「トーフル」を実施し成績優秀だった上位50校に計5億円の予算を配分する方針を示されたとか・・・

しかも 上位校ほど手厚く分配するという ありがた~い お話し

各校 50人から100人にトーフルを受けてもらい平均点で 上位50校を決めるらしい

そして いただいたお金は各校が自由に運営に使えるとか・・・

 

私の町では 学校施設の老朽化が進んでいるにも 関わらず 自治体にはお金が無くて

割れたガラスもなかなか入れてもらえないという実態があります

わたしが関わっている少年少女合唱団が 練習している公民館も 大切につかわれていますが

年々傷みが激しく 「何とかならないのかしら」と 思う箇所もたくさんあります

この知事さんのいらっしゃる自治体は きっとお金がたくさんあるのだろうとは思いますが

何かとお金のかかる学校のこと 50校均等に配分しても1000万円という お金は

いただける学校には 有り難いですよねえ~

試験受ける子達も 責任重大 なにせ 自分の学校がお金もらえるかもらえないかがかかってるんだから

まわりの期待も 大きいですよね きっと選りすぐりの生徒さん達が受けるのでしょう

私みたいな生徒が「先生 トーフル受けさせて下さい」って言ったら

「悪いけど お前は今回諦めてくれ」と 涙ながらに先生から止められるなんてことも あるかもしれません

 

英語が出来る子どもを育てたい 国際社会に通用するような・・・という考えに反対は いたしませんが

この方法 どうなんだろう って どうしても 疑問を感じてしまう norinorimiffyでした

(記事は YOMIURI ONLINEを 参考にいたしました)

 

 

 


きのうより一回だけ多く

2011年01月17日 | Weblog

きのうより一回だけ多く

川崎 洋

 

家を失ったきみ けがをしたきみ

父さん母さんを亡くしたきみ

きょうだいを亡くしたきみ

じいちゃんばあちゃんを亡くしたきみ

なかよしを亡くしたきみ

けんか相手がいまだに行方不明のきみ

泣いて泣いて泣いたきみ

かわいがっていたイヌやネコをもう抱けないきみ

何日もふろに入れなかったきみ

ごはんが食べられなかったきみ

寒くて寒くてふるえたきみ

いまでもこわい夢を見るきみ

そのほか

わたしが想像つかない苦しみにおそわれたきみ

 

わたしは65歳

孫のようなきみを

どうしてなぐさめていいか言葉がみつからない

まして励ますなんて

どう言えばいいのか

きみよりずっとたくさんの言葉を知っているのに

わからない

 

ただ 太陽に手を合わせる

きのうより一回だけ多く

きょう

笑いがきみの顔に広がるように

一回でも多く

じょうだんがきみの口から飛び出すように

一回だけ多く

好きな歌がきみの口から流れるように

 

おーい きみ

 

16年前の今日 奈良に住んでいるわたしも
今までに体験したことない 長い激しい揺れを感じました
何か とんでもないことが おこったことだけが わかりました

何年経っても 忘れることはないし
気持ちが変わることも ありません と
追悼式の中で おっしゃっている方がいました

今日の日を 忘れない・・・

 

 

 


ことだまランチ

2011年01月14日 | Weblog
を 食べに行きました(お店の HPから 引用しました)

いっしょに 行ったのは 親子ほど年の違う 二人のお嬢さん

お年頃ですから 結婚観 や 人生観など
様々な お話しが 出てきます
同じ年頃のお友達と ランチの時は
どうしても 家のこと 子どものこと 自分の健康のことなどのお話しになりますが
彼女たちは まず 自分の今の生き方 そして これからの生き方に 向き合い
真剣に考えています
話を聞きながら お二人は いい顔をしているな・・・と 思いました
まだ 未知数なものを まだまだ いっぱい持っている
不安と期待 そして そこから生まれてくる緊張感に満ちた顔
わたしは
最近 そんな顔を しているかしら


今日 おじゃましたお店 は
磯敷島の 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ ま幸くありこそ
柿本人麻呂(万葉集巻13-3254)
に 詠まれている 言霊(ことだま)が お店の名前になっています

「夢は口に出し 信じていればかなうもの」
HPには そんな 言葉が書かれてあります


明日香の民家を改造した店内 昭和なものに囲まれて
明日香の野菜中心の ランチをいただく
久しぶりに いつもとは違う 空間と時間を味わうことが出来ました
ちょっと素敵な HPですので よかったら クリックしてね明日香村 cafeことだま

すこやかに おだやかに しなやかに

2011年01月12日 | Weblog

久しぶりに 詩集を買いました

しなやかに という 言葉が好きです

しなやかなものは 風に流されることはあっても 決して 折れることはありません

この言葉に 心惹かれて 買いました

 

この詩集は 「ダンマパダ」という お釈迦様の語録を 英訳したものをもとに

谷川俊太郎さんが 自由に日本語にされたものです

わたしは この国の多くの人たちがそうでああるように

クリスマスを祝い 除夜の鐘を聞き 神社に初詣 と いくつもの宗教を平気で渡り歩きますが

お釈迦様の言葉には 何かしら 心に響くものがあります

 

おだやかに

 

追い求めると

楽しみには哀しみしか残らない

甘えると

苦しみはいつまでもうずく

 

失うもののないこころには

喜びが流れこんでくる

怒りが閉ざす

こころを閉ざす

うぬぼれがしばる

こころをしばる

 

おだやかにあれ こころよ

のびやかに しなやかに はれやかに

(谷川俊太郎「すこやかに おだやかに しなやかに」より)


梅一輪

2011年01月09日 | Weblog

花瓶に挿した 蝋梅の花は ほぼ満開に咲きましたが

もう一枝 白梅の枝も挿してあって それが ちらほら 咲きはじめました

あまり まじまじと 梅の花って みたことがなかったのですが

こうしてみると なかなか愛らしいですね

いろんな 角度から・・・

梅にも 紅白 ありますが これは 白梅

花言葉は 気品 だそうです

そう言われてみれば 小さくても 凛としたものが ありますね

お部屋の中で ちらほら咲いているだけですが

もう1ヶ月もすれば 外でも たくさん咲くでしょう

 

桜の華やかさに 比べれば 少し 大人しい感じもしますが

香りの艶やかさと この 気品は

桜にはない魅力

梅の咲くころに カメラを持って また 出かけようと思います

 

梅一輪 一輪ほどの あたたかさ        服部嵐雪


春信

2011年01月04日 | Weblog

12月31日の記事で ご紹介した 蝋梅(ロウバイ)の花

どんどん花が 開いています

近づくと 梅のよい香りが 漂ってきます

もう そこだけが 春が 来たようで・・・

春の便り

春信(しゅんしん)

日本語は 美しいですね

 

外では プリムラジュリアンが・・・

ちょっと気に入ってしまったので 前にご紹介したのとは別に もう 二苗植えました

暖房で あたたかくするのもいいけれど

花を眺めて 春を感じるのも 何だかうれしい

皆さんにも ちょっと 春信です


あけまして おめでとうございます

2011年01月01日 | Weblog

          うさぎ

まどみちお

 

うさぎに うまれて

うれしい うさぎ

はねても

はねても

はねても

うさぎで なくなりゃしない

 

うさぎに うまれて

うれしい うさぎ

とんでも

とんでも

とんでも

とんでも

くさはら なくなりゃしない

 

年賀状には 毎年 詩を載せています

今年は この詩を載せました

うさぎは 一見弱そうだけど

ぴょん ぴょん 跳ねる元気者

今年は うさぎにあやかって

坂道も楽しくのぼっていく そんな 私でいたいです

 

旧年中は いろいろありがとうございました

今年も どうぞ よろしくお願いいたします