かたっ苦しくならないように、ってことで。
でもネタ的にかたっ苦しいね。
同じような内容は昔記事にしたことがあるんだけど、改めて、「わかりやすさ」に重点を置いて記してみることにします。
まずは、こちらの動画をご覧ください↓
アイアイとゆっくりの経済講座「ギリシャ経済危機」
ニコ動は無料で登録することが可能なサイトです。 ぜひぜひ、登録してみてね。
「ギリシャ経済危機」。ずいぶん昔のニュースですが、一応、アイアイとゆっくりの経済講座はシリーズになっていて、この「ギリシャ経済危機」からスタートするので、
それに倣ってみますね。
今の時期になってこの「ギリシャ危機」の言葉が登場するのは、「日本の国債」がテーマになる時。
「ギリシャの二の舞になるんじゃないか」って。
動画は、「そんなことないんだよ」っていうことをわかりやすく説明してくれています。
のんきのブログでも、昔同じテーマを取り扱ったんですが、改めて説明してみます。
ギリシャという国で用いられている通貨は「ユーロ」ですね。
「ユーロ」を使っているのはもちろんギリシャだけじゃありません。
ヨーロッパの国々のほか、さまざまな国でこの「ユーロ」という通貨が「国のお金」として使われています。
で、ギリシャが経済危機に見舞われたのは、ギリシャ以外の国から借りた借金が返せなくなったから。最終的にはドイツが代わって支払ってくれたので、いわゆる「経済破綻」の
憂き目を見ずに済んだのですが、それではなぜ、ギリシャはこんな経済危機になっちゃったんでしょう。
動画を見ていただければよくわかるんですが、そもそも、ギリシャが、自分たちの国の借金の金額を実際の1/4くらいの額で、嘘の発表をしていたから。
日本もそうなのですが、一つの国がお金を借りるとき、国は「国債」という、借金手形を発行します。「借金手形に利息を付けますから、お金を貸してください」というわけ。
ギリシャの場合、その「国債」を買っていたのが、ギリシャ国内の人たちじゃなくて、よその国の人たち。ギリシャはよその国からお金を借りていたんですね。
当然、借金は多いより少ない方が返済しやすいので、借金は少ない方が「国債」の信用は上がります。信用があれば、その金利も少なくて済むので、その国が元本以外に支払わなければ
ならないお金の額も少額で済みます。
どれくらい信用があるのか、ってことを、世界の有数の「国債格付け機関」という組織が決めています。で、世界の人はその格付けを見て、その国債がどれくらいの信用か、ってこと
を判断して国債を買うのです。よく売れる国債は金利も低い。
ところが、ギリシャはうそをついていたことがばれちゃったので、この「格付け」が一気に引き下げられます。引き下げられた結果、国債の「信用」が低下したので、ギリシャの国債
は売れなくなってしまいました。その結果、国債の「金利」も大幅に上昇し、ギリシャがよその国の人たちに返さなきゃならないお金の額が、半端じゃなく上昇しちゃったんです。
さて。この時、ギリシャが取りうる手段として、一番簡単な方法は何でしょう。
実は、「なければ作ればいいじゃん」っていう発想なんです。
ギリシャが使っている通貨と同じ価値を持つ通貨を印刷して、国債の持ち主に配れば、簡単に解決できる問題なんですよね。
だけど、ギリシャにはそれができない。なぜかというと、ギリシャが使っているお金は「ユーロ」。ギリシャが作っているお金じゃないんです。
場所はドイツのフランクフルトにあります。ギリシャのためにお金を作るのかどうか、ってことをギリシャでは判断できないんです。
これが、「ギリシャ通貨危機」の正体。
では、同じことが日本でも起こりうるでしょうか。動画中に出てくる数字を使えば、ギリシャ政府が抱える財政赤字はGDP比で120%、日本の財政赤字は180%なんだそうです。
この数字だけみると、「日本って、やばいじゃん」ってことになります。
しかし、日本は、ギリシャには使えなかった裏技を使うことができます。
そう。「日本円を印刷して、国債を買い取る」という手段。
日本の国債はすべて円建て。円は日本だけで用いられている通貨です。つまり、日本の国債の価値=円の価値なんです。このことは、日本の国債の価値が、国債の格付け機関の格付け
にも影響されることがないことを意味しています。
事実、日本の国債の金利は世界最低。つまり、世界一信用されている国債、っていうことになります。
世界の経済が大変になった時に、日本円が強烈な円高に推移したのも納得がいくでしょ?
ちなみにみんなが大好き池上彰は昔日本がギリシャのようになる説をこれ見よがしに展開していました。
ところが、最近その説が嘘だということを多くの国民が気づき始めたことを察知したのか、あたかも自分が昔からそう言っていたかの如く、日本の国債は国民の債権だ説を唱え始めま
した。
そんな、世論によって簡単に持論をひるがえすような人間が国民から支持を受けるのか。┐(´-`)┌ のんきには理解できません。
帰りしにクリックを・・・
あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^
でもネタ的にかたっ苦しいね。
同じような内容は昔記事にしたことがあるんだけど、改めて、「わかりやすさ」に重点を置いて記してみることにします。
まずは、こちらの動画をご覧ください↓
アイアイとゆっくりの経済講座「ギリシャ経済危機」
ニコ動は無料で登録することが可能なサイトです。 ぜひぜひ、登録してみてね。
「ギリシャ経済危機」。ずいぶん昔のニュースですが、一応、アイアイとゆっくりの経済講座はシリーズになっていて、この「ギリシャ経済危機」からスタートするので、
それに倣ってみますね。
今の時期になってこの「ギリシャ危機」の言葉が登場するのは、「日本の国債」がテーマになる時。
「ギリシャの二の舞になるんじゃないか」って。
動画は、「そんなことないんだよ」っていうことをわかりやすく説明してくれています。
のんきのブログでも、昔同じテーマを取り扱ったんですが、改めて説明してみます。
ギリシャという国で用いられている通貨は「ユーロ」ですね。
「ユーロ」を使っているのはもちろんギリシャだけじゃありません。
ヨーロッパの国々のほか、さまざまな国でこの「ユーロ」という通貨が「国のお金」として使われています。
で、ギリシャが経済危機に見舞われたのは、ギリシャ以外の国から借りた借金が返せなくなったから。最終的にはドイツが代わって支払ってくれたので、いわゆる「経済破綻」の
憂き目を見ずに済んだのですが、それではなぜ、ギリシャはこんな経済危機になっちゃったんでしょう。
動画を見ていただければよくわかるんですが、そもそも、ギリシャが、自分たちの国の借金の金額を実際の1/4くらいの額で、嘘の発表をしていたから。
日本もそうなのですが、一つの国がお金を借りるとき、国は「国債」という、借金手形を発行します。「借金手形に利息を付けますから、お金を貸してください」というわけ。
ギリシャの場合、その「国債」を買っていたのが、ギリシャ国内の人たちじゃなくて、よその国の人たち。ギリシャはよその国からお金を借りていたんですね。
当然、借金は多いより少ない方が返済しやすいので、借金は少ない方が「国債」の信用は上がります。信用があれば、その金利も少なくて済むので、その国が元本以外に支払わなければ
ならないお金の額も少額で済みます。
どれくらい信用があるのか、ってことを、世界の有数の「国債格付け機関」という組織が決めています。で、世界の人はその格付けを見て、その国債がどれくらいの信用か、ってこと
を判断して国債を買うのです。よく売れる国債は金利も低い。
ところが、ギリシャはうそをついていたことがばれちゃったので、この「格付け」が一気に引き下げられます。引き下げられた結果、国債の「信用」が低下したので、ギリシャの国債
は売れなくなってしまいました。その結果、国債の「金利」も大幅に上昇し、ギリシャがよその国の人たちに返さなきゃならないお金の額が、半端じゃなく上昇しちゃったんです。
さて。この時、ギリシャが取りうる手段として、一番簡単な方法は何でしょう。
実は、「なければ作ればいいじゃん」っていう発想なんです。
ギリシャが使っている通貨と同じ価値を持つ通貨を印刷して、国債の持ち主に配れば、簡単に解決できる問題なんですよね。
だけど、ギリシャにはそれができない。なぜかというと、ギリシャが使っているお金は「ユーロ」。ギリシャが作っているお金じゃないんです。
場所はドイツのフランクフルトにあります。ギリシャのためにお金を作るのかどうか、ってことをギリシャでは判断できないんです。
これが、「ギリシャ通貨危機」の正体。
では、同じことが日本でも起こりうるでしょうか。動画中に出てくる数字を使えば、ギリシャ政府が抱える財政赤字はGDP比で120%、日本の財政赤字は180%なんだそうです。
この数字だけみると、「日本って、やばいじゃん」ってことになります。
しかし、日本は、ギリシャには使えなかった裏技を使うことができます。
そう。「日本円を印刷して、国債を買い取る」という手段。
日本の国債はすべて円建て。円は日本だけで用いられている通貨です。つまり、日本の国債の価値=円の価値なんです。このことは、日本の国債の価値が、国債の格付け機関の格付け
にも影響されることがないことを意味しています。
事実、日本の国債の金利は世界最低。つまり、世界一信用されている国債、っていうことになります。
世界の経済が大変になった時に、日本円が強烈な円高に推移したのも納得がいくでしょ?
ちなみにみんなが大好き池上彰は昔日本がギリシャのようになる説をこれ見よがしに展開していました。
ところが、最近その説が嘘だということを多くの国民が気づき始めたことを察知したのか、あたかも自分が昔からそう言っていたかの如く、日本の国債は国民の債権だ説を唱え始めま
した。
そんな、世論によって簡単に持論をひるがえすような人間が国民から支持を受けるのか。┐(´-`)┌ のんきには理解できません。
帰りしにクリックを・・・
あなたの1票が、のんきのブログを沢山の方に知っていただく力になります^^
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます