忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

日本が考えるべき、本当の危機とは。

2010-11-10 23:17:40 | のんき的時事問題
なるべく、軽い感じの記事を続けようとは考えていたんですが、ちょっとだけ、まじめな感じで。

やっぱり、のんきも考えるんですよね。

巡視艇内で船長に告白=「自分がやった」と海上保安官―ビデオ流出

モバゲーのニュースサイトやmixiのニュースサイト、またのんきが愛用しているSNSサイトなどでは、この海上保安官を擁護する意見が大半です。

一方で、
民主に国交相擁護論=海保長官には責任-ビデオ流出

海保長官にのみ責任をなすりつけ、内閣の人間は誰も責任を取ろうとしない。しないどころか、擁護しようとする。

「なぜ早く公開しなかった?」=初質問の小泉氏、首相を追及-予算委

政府が早く公開さえしていれば、逮捕者などでる問題ではなかった。まさに進次郎君の言う通りだと思います。


ですが、のんきは思うのです。
のんきは昔、こんな記事を書いたことがあります。

表と裏

この記事の中で、のんきはこう述べていますね。

愛媛県警で裏金問題が取り扱われた裁判・・・。必死に隠し通した愛媛県警。
防波堤を守ったのだそうだけど・・・。ここから引っ張って出てくる芋づる。

公官庁に眠るプール金を全て合わせると、日本の国の借金がいっぺんに
帳消しになるほどの額に相当するんだそうです。

では、なぜこの金額が表に出てこないのか。むしろ、出さないととても
日本の国家財政を確保できないほどの状況にまできているのだそうです。

例えば、そんな金が警察庁に眠っている、なんて事が公になってしまうと、
どうなるでしょう。

きっと、警察庁は国民からの信頼をいっぺんに失ってしまいます。
そうすると、どんなことが起きるのか。警察ですからね。犯罪を取り締まる
人がいなくなってしまいます。
実際、こんな情報を表に出そうとすると、たとえそれが新聞社であったと
しても、その新聞社が一社、まるごと潰れてしまうほどの圧力がかかるの
だそうです。だから、マスコミもそんな情報は表に一切出しません


↓この記事中で述べていますが、このお話は、のんきがとある若者(F氏)から聞かされたお話です。
これからの政治観

もちろん、今ののんきであれば、「日本の国家財政」が確保できなくなることなどあり得ないことを十二分に語ることができますが、当時ののんきはそこまでの知識を
持っていませんでしたからね。「なるほど~」とうなずいて聞いていました。

ですが、今の日本の状況が、のんきが上記記事で記したシナリオ通りに変遷していることは皆さんでもわかりますよね。

で、のんきがなぜ上記記事から青字のパーツを引っ張ってきたのか、というと、今現在、この日本でおこっている現象って、まさしくこれを地で行くような展開になっていると
思うからです。

今回の尖閣問題。ビデオ流出事件ですが、これは保安官が「正義感」から実行したことです。たとえ法律に違反したとしても、正義を世の中に示すことができる方が大切だ、
と、そんな涙が出そうなほどにかっこいい感覚から行った行動です。

彼は、本来秘密を保持する義務を負っているわけですから、これに違反した以上、日本国の法律で裁かれ、何らかの刑罰を受ける(もしくは情状酌量により無罪)とされるのでしょう。

ですが、現在の日本国政府は、本来裁かれなければならない、悪質な犯罪を犯した中国人を、処分保留のまま釈放し、中国にまで返してしまいました。彼は二度と日本の
法律によるさばきを受けることはないでしょう。

そして、政府は、本来ならば政府が示すべき「正義」を示そうとして逮捕された保安官の管理監督責任を「保安庁長官」に押し付け、さばきを受けることをせず、みすみす犯罪者を国外へ
と退去させてしまった自分たちの責任はない、というのです。

上記青文字部分に記していますね。

そんな(日本国政府の債務を一変に返済が可能になるような)金が警察庁に眠っている、なんて事が公になってしまうと、<中略>警察庁は国民からの信頼をいっぺんに
失ってしまいます。そうすると、<中略>犯罪を取り締まる人がいなくなってしまいます。


妙な言い回しですが、たとえはたから見て「悪」だと思えるようなことを実行していたといても、「悪」であってはならない存在というものがあるのです。
政府がそうであり、検察庁がそうであり、警察庁がそうであり、各行政機関がそうなのだと思います。

仙石健忘長官は、今回の一件で、「国家機密の漏えいには厳罰を期する法整備が必要だ」と発言しました。
ですが、米国との密約を白日のもとにさらし、アメリカとの信頼関係を損ねたのは当の民主党です。では、法整備を行った後、自分たちも処罰するのでしょうか。
密約はあってはならない、と情報を公開する発言を行っているのはほかならぬ民主党ではありませんでしたか?

「事業仕訳」という名の公開処刑で、行政省庁の弱体化を図り、また内部機密を今現在漏えいし続けているではありませんか。

民主党が今現在行っているのは、「政府って悪いことばかりしてるところなんだよ。あんなふうになっちゃいけないよ」、とさらすことで国益を損なうような情報ばかり公開し、
子供たちに対して、「日本国政府の無能さ」をさらし続けていることに他ならないんです。

そんな国で、誰が法律やルールを守ろうとしますか? 子供たちに、どうやって正義を教えるんです。
矛盾しているように聞こえるでしょうか。ですが、真実です。たとえ、「悪に見えた」としても、「悪にしてはならない」存在はあるのです。

おそらく、こういった民主党の所業の影響で、これから先、日本国には考えられないような犯罪が増えていくでしょう。
なぜならば、政府が正義を悪にし、悪を正当化し、また、政府自ら悪役を演じ続けているからです。

子供たちはこういうでしょう。「だって政府の人たちだってしてるじゃん!」って。

大人は言い返せませんよ。

「日本が考えるべき、本当の危機」。
民主党の最大の罪は、正義と悪の境界線を取り払ってしまったことだと思います。



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2 コメント

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難しいですね(-.-) (ぎりす)
2010-11-11 07:17:45
中国は隣国です。
それも、世界の常識がきかない
特殊な国です。
中国について事を荒立てると
一筋縄ではいかない相手です。
それが、今回の政府の判断と
なったのかなぁって私は思います。
それは、もし自民党が与党と
なっていても、そういう判断
はするかもしれない、と思います。
海保のつかまった方は、子供もいる
のに可哀想だったと私も思います。
しかし、逮捕して刑罰を与えた
という事で中国に対して役割を
果たした、という証明を見せ
事を荒立てないようにしたのが
今回の判断ではないでしょうか。
下手して戦争になんてなったら
大変だし・・・。向こうは半日
教育を受けた若者達がいっぱい
いるんですから。
返信する
ぎりすさま (のんき)
2010-11-15 00:34:53
でも、やっぱり根源を忘れちゃいけないと思います。

この問題、そもそもは自民党がまとめかけていた
普天間問題を、民主党がちゃんがらにしちゃっ
たっことが、そもそもの原因だってこと。

民主党は尖閣問題を「外交問題」にまでしてし
まったんです。中国をなめちゃいけません。
甘い顔をすると、考えられないほどに自己主張
をする国です。

彼らの考え方では、「沖縄」ですら中国の領土
なのですから。
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