ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

The Covers(6/26)1

2022-07-16 20:40:00 | メディア
甲斐さんが、ビルボードツアーのMCで…「(この番組の担当者の方から)
『この日までは(出演したことを)言わないで下さい』って言われる訳だよね
でもさ、こんなツアーの最中に、大変な思いをして出てるんだから、言いたいよねぇ(笑)
心の安定を図るために、健太誘って…ねぇ?(笑)」と、おっしゃって

その収録を終えられたわずか2日後に、演奏曲など諸々すべて発表なさったそうですが(笑)
番組名は伏せておられたものの、イチローさんや鈴木健太さんが、SNSで触れていらしたし
岡沢茂さんなんて、収録当日に「今日はNHKにて某アーティストKさんのTV収録でした!」
…と出演メンバーの皆さんのお写真をアップなさっていたし(笑)

当の国営放送も「解禁日」を迎えた途端に…
「次回の『The Covers』…甲斐よしひろナイト~ソロデビュー35周年スペシャル~」と題し
「アーティストが思い出深い名曲をカバーするNHKの音楽番組『The Covers』
6/26放送回のゲストは、1974年に甲斐バンドとしてデビューし
87年からはソロとしても活躍を続ける甲斐よしひろ!
ソロデビュー35周年を迎え、今回番組初登場となる

甲斐はバンドとしてヒットを飛ばしていた1978年に
ソロ名義で、いち早くカバーアルバムを発表
以降も自身が愛する名曲に独自のアレンジを施し、3枚のカバーアルバムを発表している
60年代の歌謡曲からJ-POPシーンを代表するロックナンバーまで
時代とジャンルを越える名曲をカバーし続ける、ロック界屈指の『カバーの名手』だ

そんな甲斐が今回カバーするのは、1978年にアメリカ・ナッシュビルでレコーディングした
初めてのカバーアルバムに収録した曲『恋のバカンス』(ザ・ピーナッツ)
和製ポップスの開拓者・宮川泰が作曲を手掛けた名曲を甲斐ならではのサウンドアレンジでカバー
魅惑の仕上がりに、MCリリー(フランキー)と水原(希子)も『曲が持つ表情が変わった』と感動

そして、同じロックバンドとしてシンパシーを感じるという
エレファントカシマシの名曲『今宵の月のように』
宮本浩次が創る美しいメロディーが大好きだと語る
NHKアーカイブスからエレファントカシマシ自身の当時のアーカイブ映像も!

更に、オリジナルは1991年に結成したロックユニット
KAIFIVEによるヒットナンバー『風の中の火のように』
トークでは、ソロデビュー35周年を迎えた甲斐が、その音楽スタイルとカバーの魅力
そして、魅惑のプライベートトークも大盛り上がりの展開に」…と、がっつりネタバレ(笑)

もっとも、そのおかげで、エレカシや宮本浩次さんのファンの方々が大注目なさって
「今宵の月のように」の頃の宮本さんの映像はもちろん
同じロック界の大御所(笑)が、この曲について何を語られるのか?と
興味津々でオンエアーを待っていらしたみたいです(笑)

さて、その「The Covers 甲斐よしひろナイト」ですが…
1986年の武道館ライブ…甲斐バンド解散ツアーファイナルの「HERO」の映像が流れ
堂本光一さんが「今夜、ロック界のリビングレジェンド甲斐よしひろを登場!
1974年、甲斐バンドとしてデビュー
『HERO』や『安奈』など数々の名曲を生み続けています。1987年からはソロとしても活躍

今夜は、70年代から現在まで日本の音楽シーンを見つめて来た甲斐さんが
時代を越える名曲をカバー」と語られると
1979年のNHKホールライブの「安奈」や
「飛天」ライブの「風の中の火のように」の映像も次々と登場♪
続いて…「第14回NHK紅白歌合戦(1963)」の映像と共に
「1963年発表、ザ・ピーナッツ『恋のバカンス』
作詞は岩谷時子、作曲を宮川泰が手掛けた昭和歌謡を代表する1曲です」との説明があり

更に…「そして、97年発表のロックナンバー
エレファントカシマシの『今宵の月のように』
甲斐さんならでは、こだわりのアレンジでお届けします」
…と「ポップジャム」(1997)のエレカシの映像が流れ
「今夜は、ソロデビュー35周年を迎えた甲斐よしひろさんを迎え
その音楽スタイルの真髄に迫ります」と紹介されたトコで

ビルボツアーのステージ衣装をお召しになった甲斐さんが、トークセットのソファーに掛けられ
「だいたいロックバンドで、曲と曲の間にペラペラ喋るロックバンド、おかしいもんね?(笑)」
…と語っておられる映像が映り、ようやくタイトルバックと
「歌は歌い継がれて、スタンダードになって行きます」とのナレーション

スタジオのトークセットの前に、リリー・フランキーさんと水原希子さんが並んで立たれ
リリーさんが「今夜のゲストは、えー『Covers』初登場
ソロデビュー35周年、甲斐よしひろさんです
まあ、僕のね、地元の大先輩でもありますし
もう、ソロで35年ですけど、その…その前まで、まあ甲斐バンド時代もさ
色々な…あのー、音楽キャリアを経て、えー、もう正にレジェンドと言いますか、ねぇ?
それでは、お迎え致しましょう」と振られると

水原さんが「今夜のカバーゲスト、甲斐よしひろさんです!」とコールなさって
MCのお二人はもちろん、スタッフの皆さんも拍手でお出迎え
画面に向かって右側から『ロック界のレジェンド甲斐よしひろ初登場』
リリーさんと水原さんが、それぞれ「いらっしゃいませ!」とおっしゃるのへ
「ども!」と軽く頭を下げられ、スタッフの皆さんが立っておられるとおぼしき方をご覧になり

リリーさんの「ホントに、ようこそいらっしゃいました!どうぞお掛け下さい」との言葉に
「いえいえ…」とお応えになりながら、トークセットのソファーにお掛けになる甲斐さん
その際、小さな声で「よいしょ」と洩らされたことに
奥さんは「天下の国営放送で、初登場のレジェンドが、それ言う?(笑)」とクスクス(笑)
まあ「レジェンド」らしいっちゃ、らしい一言ですけど…(失礼!)

ともあれ…リリーさんが「イヤー!でも、まさか甲斐さんがここに…というか
テレビがあまりお好きでないって…?(笑)」とお訊ねになると
甲斐さんは「イヤイヤ!僕は、あの…出たいものだけは出るっていう
そういうスタンスで、まっ、出さして貰ってるんですけど…
テレビはもう、あの…出るより、観…観…観るっていうものかなと思ってますんで…」とお答えになり

「この番組、わりと最初の方から観てました
(『へぇー!』とリリーさん・『ありがとうございます!』と水原さん)
ハイ、あの…『子供と動物とリリーさんには誰も敵わない』っていう
その…映像の世界のね、噂がありますから…(笑)」と
是枝裕和監督がおっしゃったというフレーズをブッ込まれ(笑)

スタッフの皆さんの笑い声が響く中、リリーさんは水原さんとお顔を見合せられたあと
「イヤ、それ、どこで言われたんですか!?(笑)」とツッコミ(笑)
水原さんは「そんなことになってるとは…(笑)」とクスクス(笑)

それには「そうなんです」とだけ返され「この番組観てて、あの…池田エライザさんが
あの…『SWEET MEMORIES』…フライングV持って…(カバーなさった時の写真が映り)
『フライングVかよ!?』と思ったんですけども
あのバッドで、ナンかデンジャラスな感じ、良かったですよね

だから、ああいうのを…ああいうのが、カバーの醍醐味だ!っていう…まあ、この番組で言うとね
僕、ゾクゾクしたんですけど、あの瞬間…」と『感銘を受けた池田エライザのカバー』について語られると
「イヤー!良かったです!甲斐さんがフライングVに刺さってくれて…
あのギター、俺が貸したんですよ」とリリーさん

「えっ!?そうなんだ!?アレ、スゴイです!スゴイ!スゴイ!」と全力で驚かれる甲斐さんに
「アレ、フライングV、イイですよね?『SWEET MEMORIES』…」と嬉しそうなご様子(笑)
甲斐さんは「あの子が『SWEET MEMORIES』やる時に
フライングV持ってるっていうのが素晴らしかったですよね」と絶賛なさってましたが

甲斐さんがお考えになる「良質のカバー」は…
「綺麗な裏切り方が出来てるかどうかでしょ?オリジナルとも違って…
大事なのは綺麗な裏切り方だから、サウンドは斬新じゃないとね、アレンジというか…
聴き手を飲み込むようなところもないと、ダメなんですよ
始まった瞬間に『あまり原曲は損なわれてないけど違うな』っていうのが一番美しい」
…というものだそうですし、あの「SWEET MEMORIES」の切ないメロディーを
綺麗に裏切る象徴が「フライングV」だったんじゃないかと…?
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