並んだ並んだ

甲斐バンドは、
『徹夜しないとチケットが買えないバンド』と言われた頃…

逆に言えば、
頑張って並んだら報われたということだろう(笑)

それが、刷り込みになっているのか？
奥さんは、並んでどうにかなるものには、
必ずと言っていいほど並んでしまう(爆)

持って生まれたクジ運の無さが成せる業か…(苦笑)

もちろん報われたことも一度ならずある…


テレビ番組の収録に参加するため
早朝から集合場所に駆けつけたら、
誰もいなかったので、朝食を取りに行き、
戻ってみると行列ができかけていたそうだ。

列の最後尾に並ぼうとした時、

先頭にいた女性が、自分よりも先に来ていたと
奥さんのことを見ていたらしく、１番にしてくれたという。

おかげで、最前列を確保できたようだ。


別の番組の時には、10時間余りも並んだあげく…
『今から抽選』と言われ、脱力しそうになったらしい…

でも、何人かの観客が主催者に掛け合って
並んだ順番通りに入場できたそうだ。

ちなみに…掛け合ったのは、
甲斐さんのファンの方だったらしく、

何故か奥さんまで
他の出演者のファンの方からお礼を言われたという(笑)

さらにちなみに…

『甲斐さんのファンの方は、皆さん大人だから、
ライブもしっとり落ち着いて
ご覧になるんでしょうね』

と言われ、返事に困ったそうだ(爆)


害？バンド誕生の大阪バナナホールでのライブ…

前日のライブ中に発表され、
終演後にチラシを手渡され、
23時から(だった？)電話予約で、チケット争奪戦…(苦笑)

ナンとか電話が繋がり、予約番号をGET！
翌日、会場に行くと…

予約番号とは関係なく、並んだもの勝ちだったらしい…
奥さん、一生の不覚！(爆)

奥さんのすぐ前に並んでいた女性も、不覚組のようで、
独り言でブツブツと不平不満をつぶやいていたそうだ(苦笑)

その内、目に入るもの全てに八つ当たりが始まり、
奥さんも『ナンでそんな服を着てるのよ!?』と言われたという(汗)

困った人だなぁ…と無視していると
奥さんのすぐ後ろにいた男子２名の会話が耳に入って来たらしい…

少年Ａ『なんや？あのオバハン』
少年Ｂ『すまん！オレのオカンや』
少年Ａ『せやったら家から出すな！』

奥さんは心の中で大爆笑！
肩が震えて仕方なかったらしい(笑)

スタンディングその２

渋谷のプレジャー・プレジャーで、３日間４公演のアコギライブ…
奥さんは、３公演に参戦した(笑)
持つべきものは友人ですね！

初日の場内は、久々のライブに緊張した空気だったけど
後半『三つ数えろ』辺りで
スタンディングになったらしい。


２日目、膝掛け事件(笑)があったにもかかわらず、
立ち上がったのは、奥さんと甲斐友さんだけでビックリ！

甲斐さんは勿論、松藤さんもイチローさんも
立って演奏してるのに何故？？？

後日、松藤さんがセイヤングで、
『あれ以上、どうしてあげれば…』とおっしゃったそうだ(苦笑)

アンコールで登場した途端、
『最後にやっと立ったと思ったら、
もう(ライブが)終わりで残念！』
と甲斐さんに言われて、場内から『ええ～?!』の声…

奥さんいわく
ええ～って言われてもねぇ(苦笑)
しかも、アンコール待ちの間は、立って待ってるし…(爆)


３日目、昨日のライブをネタにする甲斐さん(笑)

『誰も立たないんだよ』と言った後で、
奥さんを見てニヤリ…(笑)

奥さんは、心の中でツッコミつつ
今日はそんな事にならないようにと
伏線を張ってるな…
よっぽど懲りたんだ(苦笑)と思ったという。


MEETSツアーは、初日から波乱万丈(爆)

またもや、膝掛け事件(笑)の後で、甲斐さんから
前回はみんなスタンディングだったのに
ナンで立たないの？とお叱りが…(汗)

奥さんいわく…

だって、初日だし、東京だし(マナーが良いという意味)

押尾さんのファンの方もいるし、アコギだし…

前のマイネームでも、始めから立ってたのは大阪だったのに
甲斐さん、勘違いしてるよ

稲沢では『見えない！座れ！』と暴力事件が…(苦笑)

年配の男性が、柵越しに前の男性を
手にした帽子で、叩いてたり、

奥さんの隣の席の女性が、後ろの席の男性に
わき腹というか胸の辺りを
握りこぶしで突かれたり…

せっかくのライブに集中できないですね…(泣)

次の八幡は、端っこの席で良かった！(苦笑)という奥さん。

偶然にも隣は甲斐友さんだったので、
１曲目から心置きなくスタンディング(爆)

ただ、この日は同じ女性の声が、
曲の合間どころか、曲の最中もずうっと聞こえて来て
イライラした方も結構おられたらしい…

終演後に会場の外で、
甲斐友さん達とその女性の話になって、

奥さんが『稲沢の帽子の男性を連れて来て、
叩いて貰えば良かったのに(笑)』と言ったら、

近くにいた男性が、振り返って笑いながら頷いていたそうだ(爆)

スタンディングその１

立つか？立たないか？について…
勿論ライブでの話ですよ！(汗)

奥さんいわく
時代(笑)にもよるし、場所にもよるし…

『アンコールまで我慢してからステージに殺到』
というスタイルで始まり、

現在のスタンディング・オベイションに辿り着く訳ですが…

甲斐さんが、全国にスタンディングを布教していた頃(笑)

『氷のくちびる』のサビだけ立ち上がり、
あとは座って聞くというファンがいたそうだ(苦笑)

これは、他のファンから『止めませんか？』
という意見が出て収まったらしい。

甲斐バンドの後期は、ＭＣが少なめで、
甲斐さんが途中で『お座り』させることは、
ほとんどなかったという。

『安奈』の辺りで着席させるのも

当時は、大事なＭＣがあるとか
じっくり聴いて欲しい曲だとか

甲斐さんの意向での着席だったけど、

最近は、後半バテるだろうからという
観客に対する甲斐さんの気遣い(笑)だそうだ。

『今、座っておかないと座るトコないよ』とか
『座らせるの忘れてた！優しくないね、オレ』とか
おっしゃるらしい(苦笑)

奥さんの甲斐友さんの中にも
腰や膝が痛くて、途中で着席する方がいるという。

奥さんは、立ち仕事に慣れているので、
自分から座ることはないけど
甲斐さんの命令には服従するそうだ(爆)

ただ、着席命令のタイミングがズレると
ナンでこの曲の時に言うかなぁと
内心ムッとするらしい(苦笑)

地方の町や何故か東京では、
『この辺で一回座りましょうか』と言うのに

大阪や名古屋では、着席命令がないことも多いそうだ。
言ってもムダ！って思ってるのかもね(爆)


アコギライブを演り始めた当時、

甲斐さんが登場してすぐ、もしくは１曲歌った後で、
座って聞くようにと言われて、まったり聞いてると、

いつまで座ってるんだ！と怒られたりして(笑)
後半はスタンディングという
スタイルを学習したらしい。


奥さんの印象に残っているのは、
結果的にツアー中、
唯一のアコギライブになった大分でのライブだ。

開演前のステージには緞帳が下ろされていて、
様子や勝手が判らず、戸惑った空気だったけど

メンバーがステージに現れた気配を感じて、
立ち上がって緞帳が上がるのを待つ人も大勢いたらしい。

奥さんの席の数列前に、
知り合いの男性ファン２人がいらしたそうだ。

普段のライブでは、大人しいノリの方が立っていて、
賑やかな方(失礼)が座ったまま、『アコギなんだから』と
友人を座らせようとしていたという(笑)

幕が上がって、甲斐さんをセンターに、
５人が横並びで座ってるのを見た途端、
観客が総立ちになったらしい。

アコギライブでは、かなり珍しい現象だそうだ(笑)

大人しい男性が、賑やかな男性に
『ほら！やっぱり！』みたいな事を言っていたとか…(爆)