ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

料理嫌いの弁

2013-08-24 20:34:55 | ある日の日記

料理が苦手。一応、ごはんは作れるのですが、それが一週間も続くとへとへとになってしまいます。高校卒業時に初めて、料理なるものを作っていらい、もう四分の一世紀になろうというのに、いまだに料理本を片手にしないでは、ハンバーグも筑前煮もできない始末。悲しい・・・。

料理本(栗原はるみなどがいい)のレシピ通り作るから、まあまあの味のものができることが多いんだけど、冷蔵庫の残り物を使って、ささっと炒飯を作るなんて、高等技は永遠に無理でありましょう。 あんまりストレスがたまるので、普段ご飯作りなんてやっておりません。学生時代、「料理をものにするんだ!」と必死の思いで、一人暮らしにもかかわらず、せっせとあれこれごはんを作っていた私・・・今思えば結構可愛らしいところもあったのかも。

世には、料理を作ることが何より好き!といつもあれこれメニューを考えてはアイデア料理をつくることを考えている人もいるらしい。書店に並ぶ、そうした料理本を見ると、わが身には、全然ない才能を持つ人への羨望がこみあげてきたりもする。

でも、しかしである。ブログなどでも、「我が家のごはん」といって、会心の家庭料理の写真を公開したりする人も多いけれど、果たして、人にも食べさせてあげたい、と他人にふるまう人はどれほどいるのかしら? 料理自慢をするばかりで、人には食べさせない・・・で、本当の腕前は誰も知らないってこともよくありそう。

色々言ったけれど、やっぱり私が一番うらやましいのは、人の心に響く料理が作れる人・・・それはやっぱりおいしいごはんには「幸せの味」があるものね。

コメント