ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

夏のノエルハーブガーデン便り

2023-08-03 17:49:38 | ガーデニング

暑中お見舞い申し上げます。

今日も、灼熱としか言いようのない暑さでした。今の日本は、もう百年とか百五十年前のアフリカ並の気候になってるんじゃなかろうか……。

上の写真は、ノエルハーブガーデンの入り口の黒いフェンス。

こんな風に、ヘチマがからみついてます。ヘチマって、よく知らなかったけど、黄色い花が色鮮やかで、可愛いんだな。

 そして、これが、家での避暑生活から、久ぶりにガーデンで、少し過ごしたノエル。今月の21日で、

12歳✨になります。高齢のためか、今日行ってきたシャンプーからの帰り道、すっかりくたびれきっていたようですが、ガーデンに入ると、ちょっとホッとしたよう。

   このノエルの近影フォトで、特別に、ノエルのバースデーカード兼、残暑見舞いを作ろう、と計画しているワタシ。ふふふ……°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

  ノエル葡萄小屋の中のマスカット・オブ・アレキサンドリアも、パチリ。


石斛のリース

2022-04-27 07:13:16 | ガーデニング

忙しくて、ずっとブログが更新できないままだった。

上の写真は、ノエルハーブガーデンで、今開花中の石斛。

しかし、何とリース状になっているのだ。毎年、石斛のシーズンとなると、庭のあちこちにある石斛を来客の方に見せていたのだけれど、

何十年といううちでも、こんな風に見事に花輪状になっているのは、初めて。造化の妙をいうべきか?

記念に、この写真をもとに、ポストカードを何枚も作ってみた。 石斛のリースを見ると、何かいいことがあるそうな気持になってくるから不思議。


朝のガーデンにて

2021-03-27 19:27:43 | ガーデニング

今の時期のノエルハーブガーデンは、白い花でいっぱいです。葡萄小屋の前にも、白い花がたわわに垂れ下がり、ごらんの通り!

    クリスマスローズの姿も、庭のあちこちにいっぱい。この清楚で上品な姿は大好きですね。

ガーデンの黒フェンス越しにのぞむ離れ(その横に日本庭がありますが、木々に隠れて良く見えませぬ(´;ω;`)ウゥゥ。

        


夕方、ガーデンにて

2021-03-16 08:43:03 | ガーデニング

ノエルの散歩に行く前、ガーデンでひと休み。いつの間にか、クリスマスローズが至るところに咲いていました。この白い花びらの中に、薄っすらと緑の入った上品さが、いいなあ……。

  

これはありふれたパンジーですが、この紫色が何とも言えず好きです。

            

もう一つの方は、ハンギングバスケットにしているのですが、もう夕刻という時間で、下のクリスマスローズやキンセンカの花がごちゃごちゃして、綺麗に撮れませんでした。でも、ハンギングバスケットのように、上から吊るすと、庭に立体感が出て、平面的な印象ではなくなるのです。イギリスへ行った時も、ロンドンの街の元ガス灯だったと思われる黒い鉄柱に色鮮やかな花のハンギングバスケットが吊り下げられていて、そのカラフルさ、美しさに目を奪われたもの♪

これはガーデンの黒いフェンス越しに見る離れの二階の窓です。知らぬうちにインテリアを変えることが趣味の母が、ムーミンのマグカップを窓辺にずらりと並べていました。一番はしっこにいるのは、なぜかトナカイの置物。もう春だと思うのですが……。

  

温室の棚の上では、元カレンダーの写真だったオオカミがキリリとした目で、こちらを見ています。たぶん、カナダとかの森林で撮られたものなのだろうな。とても美しい狼であります。 隣にあるのは、鳥の飾りがついたブックエンドなのですが、重すぎ使いにくいので、温室の棚が住み家となっております。

 

 


沙羅双樹の花

2020-06-22 00:24:48 | ガーデニング

日本庭に咲いた沙羅双樹の花。御存じ、「平家物語」にも登場する花――清冽な佇まいや、その気高さ。いにしえの武士たちが、自分たちの生き様を、託したのも分かるような凛とした美しさを漂わせています。

   

別名は、「夏椿」ともいうのですが……写真でははっきりと映らない、涼し気な風情――沙羅双樹という名が、すでに美しい花であります。


6月の朝

2020-06-08 09:16:00 | ガーデニング

 

  

              

今朝の葡萄小屋を写したものです。でも、もう8時半にもなると、光がいっぱいに入ってうまく写せませんね。

5~6年ほども前、童話創作教室に通っていた時、Hさんから頂いた時計草――ガーデンの中で元気よく成長し、上品で繊細な薄紫の花を咲かせてくれるようになりました。その群生を写したかったのに、朝日の光が強すぎてムリ。 もっと早く早朝に起きて、撮らなきゃね。

 でも、お手洗いのところに挿した一輪挿しの時計草も、こんな風に涼やか。

     

 これは、私が始めて作った写本装飾の小さな作品――これもお手洗いの中の壁にかけています。でも、Tの字の金箔――写真で見ると、なぜか光らなくなってしまうのですね。

    

     

     


石斛が咲きました

2020-05-07 20:25:35 | ガーデニング

 

前庭に咲いた石斛の花。南方に多く咲く、蘭の一種なのですが、毎年この時期だけ――ほんの一週間前後なのですが――白い花を咲かせ、あたりにかぐわしい匂いが立ちこめます。

        

スマホで撮ったので、あまり綺麗な画像ではありませんが……樫の老木に咲いているのが、元なのですが、あちこちに植え付けたため、ご覧のように、石灯籠の上にも、花冠みたいに…でも、この花は土がなくとも、空気中から栄養を吸収するのだそうな。

何とも、摩訶不思議な植物!

巣ごもりの日々が続くので、私はKindleで昔、大好きだった漫画を読んでなどいます。

    

小学生の頃大好きだった、竹宮惠子さんの「地球へ」…初めて読んだのは、小学四年生の頃だったと記憶しているのに、今も内容をくっきり覚えているのに自分ながら驚き。 今、再読しても、本当に面白い漫画です。こんな壮大な、比類ない物語を考えるなんて、竹宮惠子さんは天才だわ……。

四十年という長い時を超えて、「地球へ」に再会した日。

 

 


お庭で思ったこと

2020-03-28 11:17:00 | ガーデニング

外出もはばかれる異常事態になってしまった……コメディアンの志村けんさんが、コロナに感染したというニュースが流れ、子供の頃からずっと、志村けんさんのファンである、私としてはすごく心配である。

新聞見ても、TVを見ても、ウィルス戦争に関するニュースばかり。

欧州は、本当に大変なことになっているし、東京では週末の外出も自粛――本当に、世界はどうなってしまうのだろう?

それでも、日々は流れ、あっという間に、もう三月も終わりの時候――

    

ノエルのごはんを買いに「アミーゴ」へ行ったら、棚に並んでいたのは、こんなお洒落なドッグフード。

「地中海のレシピ」に、「牧場のレシピ」、そして「湖畔のレシピ」だって……意味不明なんだけど、とっても美味しそう。つい、手に取りかけて、自分が犬じゃなくて、人間だということに気づき、ハッとしてしまった。

ノエルハーブガーデンも、雪柳とか、水仙とか、ムスカリ、背の低いコロボックルみたいなチューリップ、クリスマスローズだとかがいっせいに咲き、春爛漫。

白い花が多いのだけど、いろんな花を見ても、やはり白が一番上品! 夕暮れのガーデンは、思わず春を歌った小学校用唱歌をくちずさみたくなるほど、幻想的で美しいのだが、写真が下手なせいで、その美しさがどうしても表せない!

昨日撮った写真も全部ボツにしてしまったので、無難な水仙だけ、ここにチラ見せ。

    

 ガーデンには、ラビット🐰も暮らしているのだ。  

     

                   

 こんな具合にね。

それでは、また。

   

    


ある日の日記

2019-08-18 20:06:43 | ガーデニング

 

ノエル葡萄小屋でも、マスカットが実りはじめています。天井から、たわわに実る、緑の房――実は、この葡萄、今では姿を消しつつあるマスカット・オブ・アレキサンドリア。

薄く、透明な翡翠色の皮と繊細な食感を持つ、マスカットらしいマスカット。今は、「シャインマスカット」という皮の分厚い(その分、剥きやすい)、硬い手触りの品種が多く出回っていますが、私は嫌いです。 あんまり、美味しいとも思えないし。

           

でも、ここ、何だか、温室というより、小さなあずまやみたいな空間でしょ? 棚の上には、ワンコの写真やジョウロが置かれ、夏帽子まで飾られたりしています。 葡萄も、緑の電球というか、ペンダントが無数にぶら下がっているみたいだし。

テーブルと椅子もあって、いつでも飲もうと思えば、ここでお茶が飲めるんですが……しかし、現実問題として、夏は暑すぎます!


令和便り

2019-05-01 19:51:49 | ガーデニング

今日から、令和元年。
庭でも、綺麗な石斛が満開。
  
 
     
あたりには、馥郁たる香りも漂って、浮世の憂さを忘れるような、幻想的な空気が漂っている。

 
ノエルガーデンでも、バイカウツギ、クリスマスローズなど白い花が緑陰に隠れて、とても美しい。思わず、夕刻となると、時を忘れて、ガーデンで過ごしてしまう。 ガーデンや花の好きな人にとっては、この時期はゴールデンウィークであろうとなかろうと、黄金の期間!